WorldCat

WorldCatは、Online Computer Library Center(OCLC)に参加する71,000以上の図書館の蔵書を目録化した総合目録である[2]。90カ国以上から図書館が参加し、構築を行っている。1971年に作成され、2021年12月時点で、483の言語の物理資産やデジタル資産30億点以上を5億4千万以上の異なるレコードで示している。世界最大の書誌データベースである。

WorldCat
Five-color WorldCat emblem, with WorldCat in black letters and OCLC in smaller grey letters
WorldCat ホームページ (2019年6月時点)
URLsearch.worldcat.org ウィキデータを編集
言語
  • 中国語 (簡体)
  • 中国語 (繁体)
  • チェコ語
  • ドイツ語
  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 韓国語
  • 日本語
  • ポルトガル語
  • スペイン語
  • タイ語
  • ウルドゥー語
タイプ図書館のコンテンツおよびサービスのネットワーク
運営者OCLC
営利性なし
登録オプション。ただし、一部の機能は登録が必要(レビューのヒッピツヤリストや書誌の作成など)
開始1998年1月21日 (26年前) (1998-01-21) (新しいドメイン名の登録日。データベース自体は1971年にはすでに存在していた)[1]
現在の状態オンライン
ライセンス
Copyright policy
OCLC番号756372754

OCLCはWorldCatを図書館に対して無料で提供しているが、同時にこれをベースとして有料サービスも行っている(リソース共有、コレクション管理など)。OCLCは1967年にFred Kilgourが創設した[3]

サービスの進化

2003年、OCLCが開始した「Open WorldCat」プログラムは、参加図書館の蔵書へのアクセスを増加させることを目的として、WorldCatのサブセットへのアクセスを提携するウェブサイトや書店でできるようにしている。2006年にはOCLCの運営するサイトで直接WorldCatを検索できるようになった。2007年、2000万人の著作家や出版物のテーマとなっている人物についてのページ(目録)を提供するWorldCat Identitiesを開始した。

脚注

外部リンク