WJBL 2014-15

WJBL 2014-15(第16回Wリーグ)は、2014年10月31日から2015年4月5日まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグ。JX-ENEOSサンフラワーズが7シーズン連続18回目の優勝を達成した。

WJBL 14-15レギュラーリーグ、デンソー羽田、秋田県立体育館。
WJBL 14-15レギュラーリーグ、三菱電機新潟、秋田県立体育館。

参加チーム

前シーズン限りで山梨クィーンビーズがリーグを退会したため1チーム減の11チームが参加した。

競技方法

レギュラーシーズン

  • 10月31日にから3月15日にかけて11チームによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、上位4チームがプレーオフに進出する[1]。12月21日の開催終了後、1月に開催される全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)による中断期間があり、1月17日に再開される[2]
  • 順位決定方法[1]
    • 1 - 勝率
    • 2 - 2チーム以上が同勝率のときは以下の順による
      • (1) 当該チーム間の対戦勝率
      • (2) 当該チーム間の対戦ゴールアベレージ
      • (3) リーグ戦全戦のゴールアベレージ

プレーオフ

  • レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2先勝方式のセミファイナルを3月21日から24日にかけて開催。セミファイナル勝者によるファイナルは4月2日から4月9日にかけて5戦3先勝方式で開催される[3]
  • 最終順位はファイナルの勝者が1位、敗者が2位となる。セミファイナル敗退の2チームは、レギュラーシーズンの順位が上位のチームが最終順位3位となる[1]

結果

レギュラーリーグ順位

WJBL 14-15レギュラーリーグ、富士通トヨタ紡織、秋田県立体育館。
WJBL 14-15レギュラーリーグ、日立ハイテクシャンソン、秋田県立体育館。
WJBL 14-15レギュラーリーグ、富士通シャンソン、美郷総合体育館リリオス。
順位チーム名成績勝率
1JX-ENEOSサンフラワーズ26勝4敗0.867
2デンソーアイリス24勝6敗0.800
3富士通レッドウェーブ24勝6敗0.800
4トヨタ自動車アンテロープス20勝10敗0.667
5シャンソンVマジック19勝11敗0.633
6三菱電機コアラーズ17勝13敗0.567
7トヨタ紡織サンシャインラビッツ15勝15敗0.500
8アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス11勝19敗0.367
9新潟アルビレックスBBラビッツ5勝25敗0.167
10羽田ヴィッキーズ2勝28敗0.067
11日立ハイテク クーガーズ2勝28敗0.067
  • 2位-3位、10位-11位は当該チーム間の対戦勝率による。

プレーオフ

セミファイナル

勝者スコア敗者会場
1JX-ENEOSサンフラワーズ
(レギュラーリーグ1位)
83-55トヨタ自動車アンテロープス
(同4位)
国立代々木競技場第二体育館
284-78
1富士通レッドウェーブ
(同3位)
68-59デンソーアイリス
(同2位)
269-67

ファイナル

勝者スコア敗者会場
1JX-ENEOSサンフラワーズ77-51富士通レッドウェーブ郡山総合体育館
273-57ALSOKぐんまアリーナ
360-56国立代々木競技場第二体育館

優勝・準優勝メンバー

[4]

優勝メンバー準優勝メンバー
JX-ENEOSサンフラワーズ富士通レッドウェーブ

最終順位

WJBL 14-15プレーオフ・セミファイナル、デンソー富士通、代々木第二体育館。
WJBL 14-15プレーオフ・セミファイナル、トヨタJX-ENEOS、代々木第二体育館。
順位チーム名
1JX-ENEOSサンフラワーズ
2富士通レッドウェーブ
3デンソーアイリス
4トヨタ自動車アンテロープス
5シャンソンVマジック
6三菱電機コアラーズ
7トヨタ紡織サンシャインラビッツ
8アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
9新潟アルビレックスBBラビッツ
10羽田ヴィッキーズ
11日立ハイテク クーガーズ

アウォード

[5]

部門受賞者チーム
プレーオフMVP渡嘉敷来夢JX-ENEOS
レギュラーシーズンMVP渡嘉敷来夢JX-ENEOS
ルーキー・オブ・ザ イヤー篠崎澪富士通
コーチ・オブ・ザ・イヤー佐藤清美JX-ENEOS
レフリー・オブ・ザ・イヤー平育雄

ベスト5

ポジション受賞者チーム
ガード町田瑠唯富士通
ガードフォワード本川紗奈生シャンソン
フォワード宮澤夕貴JX-ENEOS
センターフォワード渡嘉敷来夢JX-ENEOS
センター髙田真希デンソー

リーダーズ

部門受賞者チーム記録
得点渡嘉敷来夢JX-ENEOS18.00点
アシスト町田瑠唯富士通5.57本
リバウンド渡嘉敷来夢JX-ENEOS11.53本
スティール藤吉佐緒里シャンソン3.17点
ブロックショット渡嘉敷来夢JX-ENEOS2.13本
フィールドゴール成功率渡嘉敷来夢JX-ENEOS59.83%
フリースロー成功率伊藤恭子デンソー87.84%
3P成功率栗原三佳トヨタ43.98%

参考文献

  • 16th WOMEN'S JAPAN BASKETBALL LEAGUE OFFICIAL PROGRAM(発行:一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ機構)

脚注

関連項目