Mapbox

Mapboxとはウェブサイト、アプリケーション向けオンラインカスタムマップ英語版の大規模プロバイダで、多国籍企業。主にFoursquareロンリープラネットEvernoteフィナンシャル・タイムズウェザーチャンネル英語版Snapchatで採用されている[1]Googleマップなど選択肢が限られた業界において2010年の創業以来、カスタムマップのニッチ需要で急速に拡大している[1]。オープンソースの地図ライブラリやアプリケーションの分野では、当社は地図スタイル言語およびパーサーに注力し、MBTilesや、TileMillという地図作成IDE、LeafletというJavaScriptライブラリ、CartoCSSの開発もしくは主要作成者である[要出典]。日本にソフトバンクが出資する現地法人を置く[2]

mapbox
種類
非上場会社
業種地図
設立2010年 (14年前) (2010)
創業者Bonnie Bogle
Eric Gundersen ウィキデータを編集
本社
主要人物
Peter Sirota
従業員数
700人
ウェブサイトmapbox.com

歴史

2010年に、非営利の顧客に地図のカスタマイズを提供することを目的にディベロップシードの一部であるスタートアップ[1]として設立された。2013年までにファウンドリー・グループからシリーズAラウンドで1,000万ドルのブートストラップ投資を受けた[3]。2015年6月、シリーズBラウンド英語版DFJグロース英語版から5,255万ドルを調達した[4]

オープンストリートマップの初期から使用されているツールであるiDエディタナイト財団英語版から57万5千ドルの投資を受けている[5]

2016年7月11日、MapQuestがオープンタイルAPIを終了した[6]時にGNOME Mapsなどのユーザーは代替を模索している間[7]、一時的にMapboxタイルサーバーの無料版に乗り換えた[8]

2017年10月、ソフトバンクはファウンドリー・グループ、DFJグロース、DBLパートナーズ英語版スライブキャピタル英語版と共に1億6千4百万ドルの出資を行った[9]

データのソースと技術

データはオープンストリートマップやNASAといったオープンデーターソースとデジタルグローブといったプロプライエタリのデーターソースの両方を[10][11]、技術はNode.js[12]CouchDBMapnikGDALLeafletjsを元にしている。

またMapboxではStravaRunKeeper英語版など顧客先のユーザーを自動的な方法で追跡することでオープンストリートマップで欠けているデータを識別し、修正データを手動で適用したりOSM編集者に問題を報告している[13][14]

関連項目

脚注

外部リンク