JR西日本プライベートリート投資法人
JR西日本プライベートリート投資法人(ジェイアールにしにほんプライベートリートとうしほうじん[4])は、大阪市北区にある投資法人(私募リート)。
種類 | 投資法人 |
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市場情報 | 非上場 |
本店所在地 | 日本 〒530-0025 大阪府大阪市北区中之島二丁目2番7号 中之島セントラルタワー |
設立 | 2023年6月7日[1] |
業種 | REIT |
法人番号 | 1120005023677 |
代表者 | 執行役員 前 久司[1] |
決算期 | 2月、8月(年2回)[2] |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人[3] |
外部リンク | https://www.jwestpr.jp/ |
概要
総合型の私募リートである。スポンサーは西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)グループで、資産運用会社はJR西日本不動産投資顧問株式会社(株主は、JR西日本不動産開発株式会社90%、JR西日本プロパティーズ株式会社10%)[5]。
ポートフォリオ構築方針は、エリア別ではJR西日本沿線エリアが70%以上、首都圏・その他エリアが30%以下で、用途別ではオフィス・レジデンス・商業施設・ホテルが70%以上、物流施設・ヘルスケア施設・その他が30%以下としている[1]。
2023年(令和5年)6月7日に設立され、9月1日に資産規模約260億円で運用開始を開始した[1]。2027年度末に700億円超、2030年代に1,000億円の運用資産規模を目指すとしている[6]。
沿革
- 設立前の経緯
JR西日本とJR西日本不動産開発は、2021年(令和3年)3月に不動産私募ファンド「合同会社JRWESTファンド第1号」(資産規模約100億円)の設立と、数年後に私募REITの設立する検討をしていることを発表し[7]、2022年(令和4年)3月には「合同会社JRWESTファンド第2号」(資産規模約140億円)を設立したことを発表した[8]。同年7月には資産運用会社のJR西日本不動産投資顧問を設立した[9]。2023(令和5年)3月には私募REITの同年度に運用開始予定であることと「合同会社JRWDファンド第4号」を設立したことを発表し[10]、同年8月には改めて同年度中に運用開始予定であることと「合同会社JRWDファンド第5号」を設立したことを発表した[11]。
JR西日本グループ中期経営計画2025においては、「不動産・まちづくりのさらなる展開」で「マネジメント分野の強化と資産効率向上」の一環として「私募REITの設立・規模拡大」が位置づけられた[12]。
- 設立以降
ポートフォリオ
資産規模(取得価格ベース)は、運用開始時に約260億円。
当初組入物件は、JR金沢駅西第一NKビル、JR尼崎駅北NKビル、京都府所在の商業施設、大阪府所在の商業施設、東京都と埼玉県所在のレジデンスなどである[1][14][15]。