JR五位堂駅

奈良県香芝市にある西日本旅客鉄道の駅

JR五位堂駅(ジェイアールごいどうえき)は、奈良県香芝市五位堂六丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線である。

JR五位堂駅
駅舎(2011年6月)
じぇいあーるごいどう
JR-Goidō
香芝 (2.1 km)
(2.8 km) 高田
地図
所在地奈良県香芝市五位堂六丁目55
北緯34度31分39.45秒 東経135度43分6.35秒 / 北緯34.5276250度 東経135.7184306度 / 34.5276250; 135.7184306 東経135度43分6.35秒 / 北緯34.5276250度 東経135.7184306度 / 34.5276250; 135.7184306
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線T 和歌山線
キロ程8.7 km(王寺起点)
電報略号コイ
駅構造地上駅[1]
ホーム2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
623人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日2004年平成16年)3月13日[2]
備考業務委託駅
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概要

元々は、駅間距離が比較的長い香芝駅 - 高田駅間 (4.9km) の中間付近に行き違い施設を設けるために五位堂信号場として開業した。地元住民から初めて新駅設置の要望が出されたのは1968年のことであり、香芝市が駅設置の負担金として2億円あまり(周辺整備費用を含めると5億円あまり)の予算を計上し[3]2004年に旅客駅に格上げされた[4]

駅名の由来は、香芝市から五位堂の地名を生かした駅名とするように要望があり、近鉄大阪線五位堂駅と区別するため、JRを冠している。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する、交換設備を備えた地上駅[1]。駅本屋側ホームに王寺方面、跨線橋を渡った反対側のホームに高田方面への列車が停車する。

王寺鉄道部が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。ICカード乗車券ICOCA」を利用でき(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)、王寺方面行きのホームにのみ自動券売機および簡易式の自動改札機が設置されている。

のりば

のりば路線方向行先
1 和歌山線上り王寺天王寺JR難波方面[7]
2下り高田桜井五条方面[7]

利用状況

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員623人である。

「奈良県統計年鑑」によると各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[8]

年度1日平均
乗車人員
出典
2003年445
2004年536
2005年648[9]
2006年679[10]
2007年680[11]
2008年719[12]
2009年739[13]
2010年760[14]
2011年761[15]
2012年747[16]
2013年724
2014年722
2015年742
2016年763
2017年784
2018年788
2019年757
2020年623

駅周辺

駅周囲は畑が多く、工場が点在する。

バス路線

香芝市デマンド交通
市内約280か所に設定された乗降場所(官庁関連施設・銀行・郵便局・商業施設・医療施設・駅など)のほか、利用登録者の自宅にも直接向かう。
利用登録済の香芝市民のみ乗車可能。土曜・休日運休。
香芝市コミュニティバス
  • 鎌田ルート:総合福祉センター
    • 香芝五位堂郵便局西方の交差点(当駅から北西に800メートル)付近に五位堂停留所が設置されている。
    • 木曜と一部の祝日および年末年始(12月27日から翌年1月4日)を除き、1日5便が運行されている。
大和高田市コミュニティバス きぼう号
  • 西部線:市民交流センター
    • 当駅から南東に700メートルの大樹会(老人福祉施設)付近に、出屋敷停留所が設置されている。
    • 第一・第三月曜を除き、1日3往復が運行されている。

その他

当駅ではカメがポイントに挟まって不転換を起こす事例がJR西日本管内で最多となるほど頻発しており、原因を同社と須磨海浜水族園とで調査した結果、付近の踏切からレールの間に入り込んだカメがポイントまで移動した結果挟まっていることが判明し、対策としてポイント手前にU字溝を埋設してここからカメを線路下に落とすようにしたことでこの事象は発生しなくなったという[17][18]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
和歌山線
快速(大和路線直通)・普通
香芝駅 - JR五位堂駅 - 高田駅

脚注

関連項目

外部リンク