Bixby

サムスン電子の仮想アシスタント

Bixby(ビクスビー[1])は、サムスン電子が開発した人工知能を使用したAIアシスタントシステムである[2]

Bixby
開発元サムスン電子
初版2017年4月21日 (7年前) (2017-04-21)
対応OSAndroidTizen
対応言語日本語英語イギリス英語フランス語韓国語中国語ドイツ語スペイン語イタリア語
種別AIアシスタント
公式サイトbixby.samsung.com
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概要

  • 2017年
    • 3月20日、『Galaxy UNPACKED 2017』にて発表された[3]。 同時に発表された「Galaxy S8│S8+」とGalaxy Tab A(日本未発売)にて使用が可能[4][5][6]。それ以前のGalaxy端末でも Android 7.0以降であれば直札のインストールは可能[7][8]
    • 5月、BixbyがFamily Hub 2.0冷蔵庫のラインナップに登場し、仮想アシスタントを含む最初の非モバイル製品になると発表した[9]
    • 10月、サンフランシスコでのSDCにて、Bixby 2.0のリリースの発表された。2.0では、スマートフォン、テレビ、冷蔵庫など、同社のコネクテッド製品ライン全体に展開された。 また、Samsung Developer Kit(サムスン・デベロッパー・キット)を使用してBixbyのアプリケーションをサードパーティでも開発することが可能となった。

特徴

Bixbyには、「Bixby Voice」、「Bixby Vision」、「Bixby Home」という3つの機能がある[10]

「Bixby Voice」は、音声アシスタント機能となり、「Hi, Bixby!」と発声し呼び出すか、音量キーの下にあるBixbyボタンを長押しして起動できる。 このボタンはサードパーティのアプリを使用して動作の変更が可能で、Googleアシスタントなどの別のアプリケーションを開くように設定できる。この機能は当初は標準で搭載されていたがリリース直前にファームウェアの更新で削除されたものである[11]

「Bixby Vision」は、リアルタイムでオブジェクトを識別し、オンラインでの購入、テキストの翻訳、QRコードの読み取り、ランドマークの認識などができるARカメラである[12]

「Bixby Home」は、Googleアシスタントのスナップショットに類似した機能である[要説明]。たとえば、天気、運動アクティビティ、スマートホームを制御するためのボタンなどである[12]

日本におけるBixbyの展開について

Bixby Vision、Bixby Homeのみが利用可能である。

対応機種

  • Galaxy Sシリーズ
  • Galaxy Noteシリーズ
  • Galaxy Foldシリーズ
  • Galaxy Aシリーズ
  • Galaxy Mシリーズ
  • Galaxy Jシリーズ
  • Galaxy Onシリーズ
  • Galaxy Watchシリーズ
  • Galaxy Home

(主に2017年以降のデバイスに対応)

脚注

出典