AFCチャンピオンズリーグエリート (英 : AFC Champions League Elite )は、国際サッカー連盟 (FIFA)が主管し、アジアサッカー連盟 (AFC)が主催する、クラブチーム によるサッカー の大陸選手権大会である。略称は『ACLE 』。
大抵は年度を付加して“AFCチャンピオンズリーグエリート [年度]”(英 : AFC CHAMPIONS LEAGUE Elite[year] )などのように呼称される。記事によっては、“アジアチャンピオンズリーグエリート(Asian Champions League Elite )“と表記されている。ここでは同大会の前身の一つでもあるアジアクラブ選手権 、AFCチャンピオンズリーグ についても記述する。
アジアのクラブチームにとって最も権威のある大会であり、本大会に優勝したクラブには1200万USドル の賞金と勝利ボーナスなどが贈られると同時にFIFAクラブワールドカップ への出場権[1] 、FIFAインターコンチネンタルカップ への出場権、翌年のACLE出場権が与えられる。
概要 各国・地域に割り当てられた枠内で、それぞれのリーグ戦またはカップ戦の上位チーム(クラブ)が出場する。
1967年12月にアジアチャンピオンクラブズトーナメント (英 : Asian Champion Clubs Tournament 、当時の朝日新聞紙面では「アジア・チャンピオン・チーム選手権大会 」と紹介[2] )として第1回大会が開かれ[3] 、以後1969年1月、1970年4月、1971年4月と4度開催された[3] 大会が前身であり、14年の中断期間を経て1985-86年にアジアクラブ選手権 (英 : Asian Club Championship )として再開された[3] 。
その後、2002年にアジアの実力ナンバー1クラブを決定する事を目的[4] に、これまで開催されていたアジアクラブ選手権、アジアカップウィナーズカップ 、アジアスーパーカップ の3大会を発展的に解消して発足[4] したのがAFCチャンピオンズリーグ である。またAFCチャンピオンズリーグの下位の大会として、2004年よりAFCカップ が、2005年よりAFCプレジデンツカップ が開始されている。
ACLとして衣替えをした第1回大会 は、SARS 問題やイラク戦争 の影響もあって決勝戦が当初予定から半年延期されたが、アル・アイン (UAE)がBECテロ・サーサナ (タイ)を得失点差の末に下して記念すべき初代王者の座を獲得している。
大会のテーマ曲と言うべきアンセムも存在しており、2010年に一新された。ただし、入場曲はFIFA公式戦同様「FIFA Anthem 」を使用する例が多い(近年はACLアンセム使用例が多くなっている)。
2014年大会より、前年大会覇者にチャンピオンエンブレムが着用された(2014年大会で広州恒大 が着用していたものと2015年大会でウェスタン・シドニー が着用していたものは形が異なっている)。
2022年2月25日に行われたAFC実行委員会で、AFC主催のクラブコンペティション(ACL及びAFCカップ)について、2023/24年大会より秋春制に移行することを承認した[5] 。
2024/25シーズン以降の再編 2022年12月23日に開催されたAFC競技委員会で、ACLおよびAFCカップ を含めたAFCのクラブコンペティションについて、2階層から3階層へ変更することを基本とした以下の再編構想を公表した[6] [7] 。
第1階層:東西12クラブずつ24クラブが参加。各チームがホーム4試合・アウェー4試合の8試合(従って総当たりではない)によるラウンドロビンを戦い、各グループの上位8チームずつ(合計16チーム)による決勝トーナメントを行う。 第2階層:東西16クラブずつ32クラブが参加。4チームずつの8組に分かれ、各グループでホーム・アンド・アウェー2回戦総当たりのラウンドロビンを戦い、各グループの上位2チームずつ(合計16チーム)による決勝トーナメントを行う。 第3階層:東西10クラブの20クラブが参加。4チームずつの5組に分かれ、各グループで集中開催 での1回戦総当たりによるラウンドロビンを戦い、上位8チームによる決勝トーナメントを行う。 2023年8月14日に行われたAFC実行委員会でこの案が了承され、2024/25シーズンよりACL及びAFCカップを以下の3階層に再編することを決定した[8] 。
AFCチャンピオンズリーグエリート (AFC Champions League Elite, ACLE ) - トップティア。ランキング東西1-6位の12協会から24クラブが出場[9] 。AFCチャンピオンズリーグ2 (AFC Champions League 2, ACL2 ) - セカンドティア。ランキング東西1-12位の24協会から32クラブが出場[9] 。AFCチャレンジリーグ (AFC Challenge League, ACGL ) - サードティア。ランキング東西11位以下の協会から20クラブが出場[9] 。これにより、ACLについては出場資格の上位クラブが出場するACLEと同じく下位クラブが出場するACL2に2分され、ACL2には(それまでのACLカップと異なり)クラブコンペティションランキング上位の国からも出場することとなった[10] 。
これに関連して、AFCは優勝賞金の増額も発表し、最上級のACLEで優勝したクラブに対しては1,200万USドル 、準優勝でも600万USドルを贈呈するとしている[8] 。また、ACLEの予選リーグ・およびプレーオフ敗退クラブはACL2へ、またACL2の予選リーグ・プレーオフ敗退クラブに対してもACGLへの出場権を付与することも検討されている[11] 。
開催方式 出場条件 出場枠の基本 2017年-2020年の制度に基づく[12] 。
各国・地域に割り当てられた枠内(後述)で、それぞれのリーグ戦またはカップ戦の上位チーム(クラブ)が出場できる。出場権の優先順位は原則として、全国レベルの最上位リーグ(上位ディビジョン)の優勝クラブが第1代表、全国レベルの国内カップ戦優勝クラブが第2代表、以下はリーグ戦の順位により第3代表・第4代表の順で決まる。カップ戦が複数存在する場合は、そのうちどれがACL出場権を決定するのに用いられるかを協会が決定する。
以下の理由により国・地域からの出場クラブ数が不足する場合は、当該国・地域におけるリーグ戦の順位で次点のクラブを繰り上げる。
ACL出場権を決定するのに用いるカップ戦が存在しない場合 カップ戦優勝クラブがリーグ戦でも上位に入賞した場合 リーグ戦・カップ戦の成績によりACL出場圏内となったクラブがACL出場資格を満たせなかった(クラブライセンスを認められなかった)場合 以下の理由により国・地域からの出場クラブ数が不足する場合は、繰り上げは行われない(当該国・地域からの出場クラブ数がそのぶん減る)。
リーグ戦・カップ戦の成績によりACL出場圏内となったクラブで、かつACL出場資格を満たしたにもかかわらず、出場を辞退した場合 出場枠の変遷 2002-03年大会は、予選などを経て16チームが選出された。
2004年大会から2008年大会までは、2002-03年の第1回大会では一部の国のクラブが参加辞退したケースが目立ったため、2004年にはAFC所属国の中の国別ランキング(通称AFCランキング 、UEFAランキング と同様にクラブの成績によって算出)上位14ヶ国・地域にそれぞれ2クラブの出場権を与える形となった。ちなみに、AFCランキング 15位〜28位の国・地域に所属する優勝クラブはAFCカップ 、更に29位以下の国・地域の優勝クラブについてはAFCプレジデンツカップ にそれぞれ出場する。
2009年大会から2011年大会までは、出場チームが29チームから32チームへ拡大された。以下にあげる32チームに本大会の出場権が与えられる。
今までのACLでの実績、および参加チーム数、経済規模や昇降格の有無などリーグ運営の点で評価の高い国から東西15チームずつ、計30チーム 東西各地区のプレーオフ 優勝チーム、計2チーム。プレーオフには、東西それぞれ4チームが参加する。なお、プレーオフ敗者チームには、AFCカップ への出場権が与えられる。 本大会出場枠は、東地区が日本 、中国 、韓国 から各4チーム、オーストラリア から2チーム、インドネシア から1チーム。西地区がサウジアラビア 、イラン から各4チーム、UAE から3チーム、ウズベキスタン 、カタール から各2チーム。プレーオフへの出場枠(各地区優勝チームが本大会出場)は、東地区がインドネシア、タイ 、シンガポール 、ベトナム から各1チーム。西地区がUAE、インド から各1チームと前年度の西地区のAFCカップ の上位2チーム。インド、シンガポールは2008年度までのACLに参戦しておらず、新規の参戦となる。またタイ、ベトナムは1〜2枠から実質0.25枠へと大きく減枠されることとなった。これらの国々はそれまでのACLでの実績の有無にかかわらず、リーグ運営の点において問題点が多いとAFCに指摘されている。また、イラク 、クウェート 、シリア は直接の出場枠がなくなった(出場のためにはAFCカップ を勝ち抜かなければいけない)。
ACLへの出場を満たす条件として、「アジアにおいて一定の実力を有すること」、「国内リーグがプロリーグであること」、「昇降格制度があること(韓国Kリーグはこの制度が有名無実化していたことから、AFCから昇降制導入を勧告されている)」などが挙げられる。これを満たさない国は、出場枠が大幅に少なく、満たせていれば一定の出場枠が与えられるといえる。その例として、2008年のカタールの出場枠が増加したことも、カタールの国内リーグがプロ化を行った結果である。
2012年大会から2014年大会までは、出場チーム32チーム。2011年までから、各国の本大会出場枠、プレーオフ出場枠を変更した。
今までのACLでの実績、および参加チーム数、経済規模や昇降格の有無などリーグ運営の点で評価の高い国から東西14チームずつ、計28チーム 東西各地区のプレーオフ 上位2チーム、計4チーム。プレーオフには、東西それぞれ5チームが参加する。なお、プレーオフ敗者チームには、AFCカップ への出場権が与えられる。 本大会出場枠は、東地区が日本 から4チーム、中国 、韓国 から各3チーム、オーストラリア から2チーム、タイ から1チーム、ウズベキスタン から1チーム。ウズベキスタンは本来は西地区だが、出場枠3チームの内、1チームは東地区に割り振られる。西地区がカタール から4チーム、サウジアラビア 、UAE から各3チーム、ウズベキスタン、イラン から各2チーム。ウズベキスタンは2チームが西地区、1チームが東地区、計3チームが本大会出場となる。プレーオフへの出場枠(各地区上位2チームが本大会出場は、東地区が韓国、中国、オーストラリア、タイ、インドネシアから各1チーム。西地区がイランから2チーム、サウジアラビア、UAE、ウズベキスタンから各1チーム
2015年大会以降は、本大会から出場するのは東西12チームずつ(計24チーム)とし、残りの東西4チームずつ(計8チーム)をプレーオフにより決定することとした。本大会出場枠は協会別ランキング(AFCクラブコンペティションランキング )により決定され、原則として東西各地区の上位2協会が3枠ずつ、次の2協会が2枠ずつ、次の2協会が1枠ずつを得る。2015年大会 は以下の通りの配分となった。東地区は韓国 ・日本 から各3チーム、オーストラリア ・中国 から各2チーム、タイ ・ベトナム から各1チーム。西地区はサウジアラビア ・イラン ・ウズベキスタン から各3チーム、UAE から2チーム、カタール から1チーム(本来は西地区6位のイラク が1枠を得られるところ、ACL参加資格を満たせず、その1枠はウズベキスタンに加増された)。プレーオフは、協会別ランキングで東西各地区の上位12協会までに出場枠が与えられている。1回戦、2回戦、3回戦(プレーオフラウンド)の3回戦で行われる。
2021年大会以降は本大会出場枠が32から40に拡大された[13] 。東西各地区について、1位から6位までの協会の出場枠は従前の通りとし、7位から10位の協会について(予選出場枠ではなく)本大会出場枠を1ずつ与えられる。グループステージは4チームを東西5組ずつ(計10組)とする。また、予選出場枠として前年のAFCチャンピオンズリーグ優勝チームならびにAFCカップ優勝チームの枠を設ける。
その他の変更 2008年大会までは、ACLでの背番号 の上限は30番までであったが、2009年大会よりこの規定は撤廃された。2008年以前において、国内リーグで31番以上の背番号を付けていた選手が、ACLでは同じ背番号で出場できないという事例も存在した(例えばJリーグ でも31番以上は認めていた)。
2013年より、AFCが加盟各国に「クラブライセンス制度 」の導入を要請。ACL出場クラブ決定に際しては、国内最上位リーグでAFCが定める要件を満たすクラブライセンス制度が設けられており、かつ出場クラブについても一定レベル以上のクラブライセンスが与えられていることが絶対条件となる。例えば2018年大会 の場合は、クラブライセンス制度を設けていないクウェートならびに、クラブライセンス制度を設けているもののACLで定める要件を満たしていないイラク・レバノン・シリアは出場枠を認められなかった[14] 。日本の場合は、「Jリーグ1部基準を満たすとしてライセンスを与えられたクラブ(J1ライセンス取得クラブ) 」がその対象となり、J1ライセンスを持っていればJ2およびJ3所属でも出場できる。
スタジアムについて、2016年度までは「個別席を完備したスタジアムの使用を強く勧告する」としていたが、2017年度からは、「個別席で、背もたれが30cm 以上あるもの。なおかつそれを5000席以上設置すること」を開催場として義務付けることになり、椅子席でも規格外のもの、立見・芝生席の使用は禁止されることになった[15] 。
対戦方式 2002-03年大会グループステージは4チームずつ4組(東アジア・西アジア2組ずつ)に分かれ、集中開催 方式で行われた。各組1位のチームがノックアウトステージへ進出。 ノックアウトステージは4チームによるホーム・アンド・アウェー (H&A)方式で行われた。 2004年大会 - 2008年大会28チームを東部と西部に分けてグループステージを実施。東部地区(東アジア・東南アジア地域)では12チームを3グループに、西部地区(中央アジア・西アジア・中東地域)では16チームを4グループにそれぞれ抽選によって振り分けた。それぞれのグループでH&Aによる総当たり戦を行い、各組1位がノックアウトステージへ進出。 ノックアウトステージでは、各組1位の7チームに前回の優勝チームを加え、決勝まで一貫してH&Aでのトーナメント方式で行われる。 2009年大会・2010年大会グループステージは東アジアが1組増(全8グループ)となった。また、各組上位2チームの計16チームがノックアウトステージに進出することとなった。 ノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)はグループステージ各組1位チームのホームでの一発勝負、準々決勝から東西を混合して行う。準々決勝と準決勝は従来通りホーム・アンド・アウェー方式で、決勝は中立地での一発勝負となる。 2011年大会・2012年大会基本的に2010年までと同様だが、決勝戦は準々決勝以降の抽選時にあらかじめ指定したトーナメント表の「山」側から決勝に進出したクラブのホームで一発勝負となった。 2013年大会ノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)が東西別にグループステージ各組1位対別組2位のホーム・アンド・アウェー方式に変更され、決勝戦もホーム・アンド・アウェー方式となった。 2014年大会 - 2020年大会準決勝までが東西地域別で行われ、それぞれの準決勝勝利クラブ同士によって決勝戦を争う方式となった。(全試合ホームアンドアウェーは変更なし) 2021年大会グループステージ出場チームが40に拡大されることに伴い、グループステージは東西地域ごとで4チーム×5グループとし、ノックアウトステージには東西地域ごとで「各組1位チーム(5チーム)と、各組2位チームのうち成績上位3チーム」が進出する。準決勝までが東西地域別で行われることは従来通り。[16] 当初は従来通り、全試合をホームアンドアウェーで実施する予定であった[16] ものの、2021年については新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響による日程・開催方式調整の結果、グループステージは集中開催とすること、ノックアウトステージのうちラウンド16と準々決勝は1試合勝負とすることが決定された[17] [18] 。2021年7月5日付けで、全ての試合を1回戦制とすることが決定された。 2023/24年大会ノックアウトステージで採用していたアウェーゴール (2試合の合計点が同点だった場合、最初にアウェーでの獲得得点を優先するシステム)は廃止され、同点だった場合は第2試合終了後、直ちに15分ハーフの延長戦 、さらにそれでも決着しなかった場合はPK戦 を行う[19] 。 結果 統計 クラブ別成績 クラブ名 優 準 優勝年度 準優勝年度 アル・ヒラル 4 5 1992,2000,2019,2021 1987,1988,2014,2017,2022 浦項スティーラース 3 1 1997,1998,2009 2021 浦和レッズ 3 1 2007,2017,2022 2019 エステグラル 2 2 1970,1991 1992,1999 城南FC 2 2 1996,2010 1997,2004 アル・アイン 2 2 2003,2023 2005,2016 アル・イテハド 2 1 2004,2005 2009 全北現代モータース 2 1 2006,2016 2011 マッカビ・テルアビブ 2 0 1969,1971 アル・サッド 2 0 1989,2011 タイ・ファーマーズ・バンク 2 0 1994,1995 水原三星ブルーウィングス 2 0 2001,2002 蔚山HD 2 0 2012,2020 広州FC 2 0 2013,2015 ジュビロ磐田 1 2 1999 2000,2001 ハポエル・テルアビブ 1 1 1967 1970 遼寧宏運 1 1 1990 1991 釜山アイパーク 1 0 1986 古河電工 1 0 1987 読売クラブ 1 0 1988 パス・テヘランFC(英語版 ) 1 0 1993 ガンバ大阪 1 0 2008 ウェスタン・シドニー 1 0 2014 鹿島アントラーズ 1 0 2018 アル・アハリ 0 2 1986,2012 横浜F・マリノス (日産自動車 )0 2 1990,2023 FCソウル 0 2 2002,2013 ペルセポリス 0 2 2018,2020 セランゴール 0 1 1967 陽地 0 1 1969 アル・ショルタ 0 1 1971 アル・カルフ 0 1 1989 アル・シャバブ 0 1 1993 オマーン・クラブ(英語版 ) 0 1 1994 アル・アラビ 0 1 1995 アル・ナスル 0 1 1996 大連実徳 0 1 1998 ポリス・テロ 0 1 2003 アル・カラーマ 0 1 2006 セパハン 0 1 2007 アデレード・ユナイテッド 0 1 2008 ゾブ・アハン 0 1 2010 アル・アハリ 0 1 2015
注1:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1985-86年度王者は1986年としている。
クラブ所在国別成績 表彰 大会最優秀選手 得点王 フェアプレー賞 日本の出場クラブ 日本での放送 民放での中継 大会創設当初から2012年まではBS朝日 とテレ朝チャンネル で中継。これはアジアサッカー連盟 とテレビ朝日 がテレビ中継の日本での放映権を締結していたためである。
2008年度大会(鹿島・G大阪・浦和が出場)は、グループステージホーム戦及びノックアウトステージがBS朝日で、グループステージアウェイ戦及び準々決勝G大阪戦がテレ朝チャンネルで生中継された。2009年度大会(鹿島・川崎・名古屋・G大阪が出場)は、鹿島戦・G大阪戦がBS朝日で、川崎戦・名古屋戦がテレ朝チャンネルで生中継されている。2010年度大会(鹿島・川崎・G大阪・広島が出場)は、鹿島戦・広島戦がBS朝日で、川崎戦・G大阪戦がテレ朝チャンネルにて生放送されている。2011年度大会(名古屋・G大阪・C大阪・鹿島が出場)は、名古屋戦・C大阪戦がBS朝日で、G大阪戦・鹿島戦がテレ朝チャンネルにて生放送されている。
2012年度大会(柏・G大阪・名古屋・FC東京)は、FC東京・名古屋戦はBS朝日、柏・G大阪戦はテレ朝チャンネルにて生放送される。生中継終了後、反対のチャンネルで生中継された試合を録画放送する。テレ朝チャンネルでは上記に加え、後日改めて録画放送を行う。2012年 4月 以後は、朝日ニュースター (テレビ朝日・朝日新聞系のニュース・情報チャンネル 2012年度からテレ朝直営)でも後日再放送扱いで放送するほか、1節分の試合を1時間にまとめたダイジェスト番組も放送する。
2009年の名古屋のグループステージホーム戦はメ~テレ で北京国安戦とニューカッスル・ジェッツ戦が深夜に録画放送、蔚山現代戦は生中継された。また、準々決勝川崎戦(川崎戦のみアウェー<国立競技場>も放送。この試合はBS朝日・テレ朝チャンネル版と別に実況を行った)、準決勝アルイテハド戦も録画放送した。2011年、2012年も名古屋のホーム戦は録画放送を行っている。これら名古屋ホームゲームはメ~テレ制作版がBS朝日・テレ朝チャンネルでも使用される。2009年のラウンド16は日本の4チームがすべて出場したが、この時は6月24日に一斉開催かつ同時刻にキックオフとなったため、放送カードを調整した結果、BS朝日では151chで名古屋戦、152chで鹿島戦のマルチ同時生放送、テレ朝チャンネルではG大阪対川崎戦の生放送を行った(いずれも反対のチャンネルで録画放送も行った)。各地方系列局(過去メ~テレ、朝日放送 )も技術協力と日本国内での主管試合の実況・レポーターのアナウンサー派遣を行う(アウェー戦、およびホームゲームでも名古屋以外はほとんどテレ朝側で実況アナを用意する)。基本的に地上波(テレビ朝日)での中継はないが、ACL日本勢初優勝がかかった2007年シーズン決勝第2戦(浦和レッズvs セパハン )が地上波で緊急生中継された(視聴率は11.7%)。ACLで地上波生中継(全国放送)が行われたのはこの試合のみである(ガンバ大阪 が優勝した2008年シーズン決勝第2戦は録画放送)。
2013年から2020年までは日本テレビ の地上波・衛星波で中継されていた[20] 。2013年からは日本テレビ[21] ・ミヤギテレビ (ベガルタ仙台戦のみ)・広島テレビ (サンフレッチェ広島戦のみ)では翌日未明・早朝帯に録画中継(ごく一部は時差の関係で生中継)、BS日テレ[22] (グループステージのみ)・日テレG+[21] [23] ・日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツ(旧:日テレプラス。一部試合除く)[21] [24] ・BSスカパー! (系列外ネット、一部試合のみ)[21] で一部試合のみ生中継または後刻録画中継される。基本はCSは日テレG+と日テレプラスで日本勢の全試合と決勝ラウンドの一部試合の生放送、BS日テレは翌日未明・早朝帯に録画中継。ただし、CSはプロ野球の生中継(日テレG+は読売ジャイアンツ の主催試合、日テレプラスは東北楽天ゴールデンイーグルス 主催試合〈2013年、2014年のみ〉)が優先されるため、日程が重複する場合はBSスカパー!での生中継、日テレG+と日テレプラスでは録画中継となる。柏レイソルがノックアウトステージに進出したため、柏が出場した準々決勝の第2レグと準決勝(ホーム・アウェーの2試合)を放送した。なお、決勝戦は放送しなかった。2014年は日テレG+で準決勝から決勝まで生放送および録画放送された(準々決勝 第2戦の広州恒大vsウェスタン・シドニーも2014年8月31日に録画放送された)。日本テレビでは準決勝までは後日未明帯に1時間枠のハイライトを放送し、決勝については1stレグについては録画中継し、2ndレグについては生中継した[注 1] 。
中継内の表記は日本のクラブについては愛称を含めた呼称が用いられる一方、中国・韓国のクラブについては地名のみの名称が用いられる(全北現代モータース →全北、山東泰山 →山東。クラブワールドカップも同様)。このため広州FC 、広州シティ のいずれも「広州」と表記されるために区別がつかない場合もありうる。
NHKでの中継 2009年より一部の試合についてはNHK BS1 での中継も行われている。2009年はグループステージについては全日程終了後の6月にハイライト=2時間枠で放送したが[注 2] 、中継についてはノックアウトステージのみ行った(ラウンド16の名古屋の試合のみ生中継、他は録画中継)。2010年は決勝戦当日未明(11月13日 1時-2時50分)に準決勝までのハイライト番組[注 3] を送り、中継は11月13日開催の決勝のみを11月14日 に放映した。2011年と2012年は決勝戦のみ放送した(日本勢のハイライトは放送せず)。
ネットでの配信 2021年大会からは「DAZN 」により、8シーズンにわたり全試合がライブ中継される[25] [26] 。また西地区は2021年大会準決勝まで YouTube AFC公式チャンネル にて無料ライブ配信されていたが、2022年大会決勝トーナメントよりDAZNにて独占ライブ配信されている。
協賛企業 脚注 注釈 出典 関連項目 外部リンク