AFCカップ2019
AFCカップ 2019(英: AFC Cup 2019)は2004年に第1回大会が開催されて以来、16回目のAFCカップである。アジアサッカー連盟(AFC)主催 [1]。
AFCカップ 2019 | |
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大会概要 | |
日程 | 2019年2月5日-11月4日 |
チーム数 | 43 (26連盟) |
大会結果 | |
優勝 | アル・アヘド (1回目) |
準優勝 | 4.25体育団 |
大会統計 | |
試合数 | 127試合 |
ゴール数 | 386点 (1試合平均 3.04点) |
総入場者数 | 428,416人 (1試合平均 3,373人) |
得点王 | マラニョン(10点) |
最優秀選手 | メフディー・ハリール |
< 20182020 > |
出場枠
AFCカップ大会委員会は2017年より、参加国を西アジア・中央アジア・南アジア・ASEAN・東アジアの5地区に分け、西アジア以外の4地区の勝者と西アジア地区の勝者が優勝を争うフォーマットを導入し、本大会もこの方式を採用する。46のAFC加盟協会(準メンバーである北マリアナ諸島を除く)は、AFC主催大会の過去4年間の代表チームとクラブの成績に基づいてランク付けされ、2019年と2020年のAFC主催クラブカップ戦(AFCチャンピオンズリーグ及びAFCカップ)では、2017年のAFCランキングにより出場クラブの割り当てが決定する(大会参加要項第2.3条道(以下、「第◯条」とあるのは大会参加条項の条数を示す)): [2]
地区の割り当て
- 参加国の地区分けは以下に基づく。
- 西アジア地区: 西アジアサッカー連盟 (WAFF)加盟協会で構成
- 中央アジア地区: 中央アジアサッカー協会 (CAFA)加盟会で構成
- 南アジア地区: 南アジアサッカー連盟 (SAFF)加盟協会で構成
- ASEAN地区: ASEANサッカー連盟 (AFF)加盟協会で構成
- 東アジア地区: 東アジアサッカー連盟 (EAFF)加盟協会で構成
出場枠の割り当て
- AFCチャンピオンズリーグ (ACL) グループステージで出場枠を獲得していないすべての協会に、AFCカップに参加する資格が与えられる。
- 各地区では、グループステージのグループの数は、エントリーの数に基づいて決定する。プレーオフで埋められる出場枠の数は、グループの数と同じ(第6.2条)。
- 西アジア地区とASEAN地区では、グループステージに3つのグループがあり、合計9つの直接出場枠が含まれ、残りの3つの出場枠をプレーオフで争う。
- 中央アジア地区、南アジア地区、および東アジア地区では、グループステージに合計3つの直接出場枠を含む1つのグループがあり、残りの1つの出場枠をプレーオフで争う。
- AFCランキングごとに各地区のAFCカップに参加している上位の協会は、グループステージで少なくとも1つの直接出場枠(AFCチャンピオンズリーグ予選プレーオフの敗者を含む)を獲得し、残りの協会はプレーオフ出場枠のみを得る。具体的には、
- 西アジア地区およびASEAN地区の場合:
- 1位から3位にランク付けされた協会には、それぞれ2つの直接出場枠が割り当てられる。
- 4位から6位にランク付けされた協会は、それぞれ1つの直接出場枠と1つのプレーオフ出場枠を獲得する。
- 7位以下の協会はそれぞれ1つのプレーオフ出場枠を獲得する。
- 中央アジア地区、南アジア地区、および東アジア地区の場合:
- 1位から3位までの各協会には、それぞれ1つの直接出場枠と1つのプレーオフ出場枠が割り当てられる。
- 4位以下の協会はそれぞれ1つのプレーオフ出場枠を獲得した。
- 西アジア地区およびASEAN地区の場合:
順位 | 直接 出場枠 | プレーオフ 出場枠 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | |
2 | 1 | 1 | |
3 | 1 | 1 | |
4 | 1 | ||
5 | 1 | ||
6 | 1 | ||
7 | 1 | ||
8 | 1 | ||
9 | 1 | ||
10 | 1 | ||
計 | 3 | 10 | * プレーオフからのグループステージ出場枠は1つになる |
協会に割り当てられる出場枠の最大数
- 各協会の出場枠の最大数は、上位の協会の対象チームの総数の3分の1(第7.1条)。
直接出場権を持つ協会がACLの出場基準を満たしていない場合
- 協会が直接出場枠を放棄した場合、それらは上位の協会に再配布される。各協会の直接出場枠には最大2つに制限される(第7.5条)。
プレーオフ出場枠を持つ協会がACLの出場基準を満たしていない場合
- 協会がプレーオフ出場枠を放棄した場合、それらは破棄され、他の協会には再配布されない(第7.7条)。
- いずれかの地区のプレーオフのチーム数が、プレーオフで埋められたグループステージ出場枠の数の2倍より少ない場合、上位の協会のプレーオフチームはグループステージに自動進出となる(第7.8条)。
協会ランキング
2019 AFCカップでは、 2014年から2017年の間の成績に基づいて格付けされた、2017年12月15日に公開されたランキング [3] に基づいて、 各協会に出場枠が割り当てられた[2]。
- 「GS」:グループステージ
- 「PO」:プレーオフラウンド
2019 AFCカップへの参加 | |
---|---|
参加 | |
不参加 | |
(N) | 本来の出場枠を示す。地区内のプレーオフ出場クラブ数によって直接グループステージ出場に変更される |
ランキング | 協会 | ポイント[3] | 出場枠 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
GS | プレーオフ | |||||
地域 | AFC | PO | 予選 | |||
1 | 12 | タジキスタン | 30.725 | 1 | 1 | 0 |
2 | 26 | トルクメニスタン | 14.163 | 1 | 0 | 1 |
3 | 31 | キルギス | 5.680 | 1 | 0 | 1 |
4 | 37 | アフガニスタン[AFG] | 2.454 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 参加協会:3 | 3 | 1 | 2 | ||
3 | ||||||
6 |
ランキング | 協会 | ポイント[3] | 出場枠 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
GS | プレーオフ | |||||
地域 | AFC | PO | 予選 | |||
1 | 15 | インド | 29.291 | 1 | 0 | 1 |
2 | 26 | モルディブ[MDV] | 11.970 | 0 | 0 | 0 |
3 | 33 | バングラデシュ[BAN] | 3.365 | 1 | 0 | 0 |
4 | 38 | ネパール[MDV] | 1.228 | 1 | 0 | 0 |
5 | 39 | ブータン | 0.875 | 0 | 0 | 1 |
6 | 44 | スリランカ | 0.325 | 0 | 0 | 1 |
7 | 45 | パキスタン[PAK] | 0.188 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 参加協会:5 | 3 | 1 | 2 | ||
3 | ||||||
6 |
ランキング | 協会 | ポイント[3] | 出場枠 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
GS | プレーオフ | |||||
地域 | AFC | PO | 予選 | |||
1 | 17 | ベトナム | 27.426 | 2 | 0 | 0 |
2 | 21 | フィリピン | 21.405 | 2 | 0 | 0 |
3 | 23 | シンガポール | 17.084 | 2 | 0 | 0 |
4 | 24 | インドネシア | 16.871 | 2(1) | 0(1) | 0 |
5 | 25 | ミャンマー | 14.753 | 2(1) | 0(1) | 0 |
6 | 32 | ラオス[LAO] | 3.439 | 1 | 0 | 0 |
7 | 35 | カンボジア | 3.312 | 1(0) | 0(1) | 0 |
8 | 41 | ブルネイ[BRU] | 0.564 | 0 | 0 | 0 |
9 | 43 | 東ティモール[TLS] | 0.401 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 参加協会:7 | 12 | 0 | 0 | ||
0 | ||||||
12 |
ランキング | 協会 | ポイント[3] | 出場枠 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
GS | プレーオフ | |||||
地域 | AFC | PO | 予選 | |||
1 | 14 | 香港 | 29.300 | 1 | 1 | 0 |
2 | 30 | 北朝鮮 | 7.797 | 1 | 0 | 1 |
3 | 36 | チャイニーズタイペイ[TPE] | 2.769 | 1 | 0 | 0 |
4 | 40 | マカオ[MAC] | 0.815 | 0 | 0 | 0 |
5 | 42 | グアム[GUM] | 0.539 | 0 | 0 | 0 |
6 | 45 | モンゴル | 0.213 | 0 | 0 | 1 |
合計 | 参加協会:4 | 3 | 1 | 2 | ||
3 | ||||||
6 |
- 注釈:
参加クラブ
26の協会から以下の43クラブが参加する。前年までアル・クウワ・アル・ジャウウィーヤが3連覇中であったが、所属するイラクサッカー協会がACLの出場枠を割り当てられたため同協会所属クラブには今大会の出場権がなく、連覇が途絶えることになった。
斜体のチームは、 AFCチャンピオンズリーグ予選プレーオフに出場し、ACLグループステージに進出できなかった場合にAFCカップグループステージ出場権を得る。彼らがACLグループステージに進出した場合、そのチームはAFCカップに出場せず、当該協会に補欠チームが用意されている場合はそのチームが替わってAFCカップに出場する。
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
アル・ナスル | 2017-18オマーン・カップ優勝 | 2回目 (2016) |
ヒラール・アル・クドゥス | 2017-18ウェストバンク・プレミアリーグ優勝 | 3回目 (2018) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
イスティクロル | 2018タジク・リーグ優勝 | 5回目 (2018) |
FKアルティン・アシル | 2018トルクメニスタン・リーグ優勝 | 5回目 (2018) |
ドルドイ・ビシュケク | 2018キルギス・リーグ優勝 | 4回目 (2018) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
FKホジェンド | 2018タジク・カップ優勝 | 3回目 (2018) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
FKアハル | 2018トルクメニスタン・リーグ2位[Note TKM] | 3回目 (2018) |
FCアレー | 2018キルギス・カップ優勝 | 5回目 (2018) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
ミネルウァ・パンジャーブ | 2017-18Iリーグ優勝[Note ACL] | 初出場 |
ダッカ・アバハニ | 2018バングラデシュ・フェデレーションカップ優勝 | 3回目 (2018) |
マナン・マーシャンディ | 2018–19マーティアズメモリアルAディヴィジョンリーグ優勝 | 初出場 |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
チェンナイイン | 2017-18インディアン・スーパーリーグ優勝 | 初出場 |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
トランスポート・ユナイテッド | 2018ブータン・ナショナルリーグ優勝 | 2回目 (2018) |
コロンボFC | 2017-18スリランカ・チャンピオンズリーグ優勝 | 2回目 (2017) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
ハノイFC | 2018Vリーグ1優勝[Note ACL] | 4回目 (2017) |
ベカメックス・ビンズオン | 2018ベトナム・カップ優勝 | 3回目 (2010) |
セレス・ネグロス | 2018フィリピン・フットボールリーグ優勝[Note ACL] | 5回目 (2018) |
カヤ・イロイロ | 2018コパ・パウリノ・アルカンタラ優勝 | 2回目 (2016) |
ホーム・ユナイテッド | 2018シンガポールプレミアリーグ2位[Note ACL][Note SIN] | 10回目 (2018) |
タンピネス・ローバース | 2018シンガポールプレミアリーグ4位[Note SIN] | 11回目 (2018) |
ペルシジャ・ジャカルタ | 2018リーガ1優勝[Note ACL] | 2回目 (2018) |
PSMマカッサル | 2018リーガ1 2位 | 初出場 |
ヤンゴン・ユナイテッド | 2018ミャンマー・ナショナルリーグ優勝[Note ACL] 2018アウンサン将軍シールド優勝 | 6回目 (2018) |
シャン・ユナイテッド | 2018ミャンマー・ナショナルリーグ2位 | 2回目 (2018) |
ラオ・トヨタ | 2018ラオス・リーグ優勝 | 5回目 (2018) |
ナガワールドFC | 2018カンボジア・リーグ優勝 | 2回目 (2017) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
傑志 | 2017–18香港プレミアリーグ優勝[Note ACL] 2017–18香港FAカップ優勝 | 7回目 (2016) |
4.25体育団 | 2018最上級蹴球連盟戦優勝 | 3回目 (2018) |
輔大航源 | 2018台湾社会人甲級サッカーリーグ3位[Note TPE] | 2回目 (2018) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
大埔 | 2017–18香港プレミアリーグ2位 | 2回目 (2010) |
チーム | 出場資格 | 前回出場 |
---|---|---|
黎明体育団 | 2018最上級蹴球連盟戦2位 | 初出場 |
エルチム | 2018モンゴル・リーグ優勝 | 2回目 (2017) |
補欠クラブ
ACLプレーオフ出場クラブがグループステージに進出した場合の補欠クラブを以下に示す。なおACL西アジア地区8位 インド、ACL東アジア地区8位 ベトナム、10位 シンガポールは補欠クラブを申請していなかった。
チーム | 出場資格 | 出場回数 (前回出場) |
---|---|---|
ペガサスFC | 香港プレミアリーグ2017-18 3位 | 初出場 |
ダバオ・アギラス | 2018フィリピン・フットボールリーグ 3位 | 初出場 |
バヤンガラ | リーガ12018 3位 | 初出場 |
ズウェガビン | 2013ミャンマー・ナショナルリーグ3位 | 初出場 |
- 注釈
アル・マーリキーヤ
日程
大会のスケジュールは次のとおりとされた(W:西アジア地区、C:中央アジア地区、S:南アジア地区、A:ASEAN地区、E:東アジア地区。日付は特記なき限り2019年)[9]。
ステージ | ラウンド | 抽選日 | 1stレグ | 2ndレグ |
---|---|---|---|---|
予選ステージ | 予選ラウンド | 抽選無し | 2月20日 (C, S, E) | 2月27日 (C, S, E) |
プレーオフステージ | プレーオフラウンド | 2月5日 (W) 2月6日 (C, S, E) | 2月12日 (W) 2月13日 (C, S, E) | |
グループステージ | 第1節 | 2018年11月22日 | 2月25-27日 (W, A),3月3日 (C, S, E) | |
第2節 | 3月11-13日 (W, A), 4月17日 (C, S, E) | |||
第3節 | 4月1-3日及び5月3日 (W, A), 4月30日-5月1日 (C, S, E) | |||
第4節 | 4月15-17日及び4月23日及び5月6日 (W, A), 5月15日 (C, S, E) | |||
第5節 | 4月29日-5月1日 (W, A), 6月19日 (C, S, E) | |||
第6節 | 5月13-15日 (W, A), 6月26日 (C, S, E) | |||
ノックアウトステージ | 地区準決勝 | 6月17-19日 (W, A) | 6月24-26日 (W, A) | |
地区決勝 | 7月2日 | 7月31日 (A), 9月24日 (W) | 8月7日 (A), 10月1日 (W) | |
地区間プレーオフ準決勝 | 8月20-21日 | 8月27-28日 | ||
地区間プレーオフ決勝 | 9月25日 | 10月2日 | ||
決勝 | 11月2日 |
予選プレーオフ
予選プレーオフは予選ラウンド・プレーオフラウンドともホーム・アンド・アウェーの2回戦制で行われ、AFCランキング上位協会所属のチームが2ndレグでホームを戦う。
2試合合計で同点かつアウェーゴールも同じ場合は延長戦(アウェーゴールルール適用無し)→PK戦の順で勝者を決定する。
西アジア地区プレーオフ
- ヒラール・アル・クドゥス がグループステージ・グループAに進出。
予選ラウンド | プレーオフラウンド | |||||||||||||||||||
アル・ナスル | 1 | 0 | 1 | |||||||||||||||||
ヒラール・アル・クドゥス | 2 | 1 | 3 | |||||||||||||||||
中央アジア地区プレーオフ
- FKホジェンド がグループステージ・グループDに進出。
予選ラウンド | プレーオフラウンド | |||||||||||||||||||
FKホジェンド (a) | 1 | 0 | 1 | |||||||||||||||||
FKアハル | 1 | 0 | 1 | |||||||||||||||||
FKアハル | 2 | 1 | 3 | |||||||||||||||||
FCアレー | 1 | 0 | 1 |
南アジア地区プレーオフ
- チェンナイイン がグループステージ・グループEに進出。
予選ラウンド | プレーオフラウンド | |||||||||||||||||||
チェンナイイン | 0 | 1 | 1 | |||||||||||||||||
コロンボFC | 0 | 0 | 0 | |||||||||||||||||
コロンボFC | 7 | 2 | 9 | |||||||||||||||||
トランスポート・ユナイテッド | 1 | 1 | 2 |
東アジア地区プレーオフ
- 大埔 がグループステージ・グループIに進出。
予選ラウンド | プレーオフラウンド | |||||||||||||||||||
大埔(p) | 0 | 0 | 0 (5) | |||||||||||||||||
黎明体育団 | 0 | 0 | 0 (3) | |||||||||||||||||
黎明体育団 | 3 | 3 | 6 | |||||||||||||||||
エルチム | 0 | 0 | 0 |
グループステージ
グループステージの抽選は、2018年11月22日にマレーシア・クアラルンプールにあるAFCハウスで行われた[10]。36チームを4チームずつ9つのグループに分けた。西アジア地区(グループA-C)およびASEAN地区(グループF-H)にそれぞれ3つのグループ、中央アジア地区(グループD)、南アジア地区(グループE)、および東アジア地区(グループI)でそれぞれ1つのグループが割り当てられた。なお、西アジア地区とASEAN地区は同じ協会のチームが同じグループに入ることができない。
抽選は以下の手順で行われた。
- 西アジア地区は、2チームがストレートインとなる5つの協会(シリア、ヨルダン、クウェート、バーレーン、レバノン)の抽選が行われ、抽選された順番にA1とB2、B1とC2、C1とA2、A3とB4、B3とC4に割り当てる(各協会の上位シード、下位シードの順)。オマーンからとプレーオフの勝者はそれぞれポジションC3とA4に割り当てられた。
- ASEAN地区は、2チームがストレートインとなる5つの協会(ベトナム、フィリピン、シンガポール、インドネシア、ミャンマー)の抽選が行われ、抽選された順番にF1とG2、G1とH2、H1とF2、F3とG4、G3とH4に割り当てる(各協会の上位シード、下位シードの順)。ラオスとカンボジアはそれぞれH3, F4に割り当てる。
- 中央アジア地区、南アジア地区、および東アジア地区については、抽選は行われず、チームは2017年12月15日に公開された協会ランキングに従ってグループポジションが割り当てられた。
カントリーポットの抽選結果が以下の通りである
地区 | ポジション | カントリー ポット |
---|---|---|
西アジア地区 | A1, B2 | シリア |
B1, C2 | バーレーン | |
C1, A2 | レバノン | |
A3, B4 | ヨルダン | |
B3, C4 | クウェート | |
ASEAN地区 | F1, G2 | ベトナム |
G1, H2 | フィリピン | |
H1, F2 | シンガポール | |
F3, G4 | ミャンマー | |
G3, H4 | インドネシア |
括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである。
地区 | グループ | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|---|
西 | A | アル・ジャイシュ | ネジメ | アル・ワフダート | ヒラール・アル・クドゥス(PO勝者) |
B | アル・ナジマ | アル・イテハド | アル・クウェート | アル・ジャジーラ | |
C | アル・アヘド | マーリキーヤ | アル・スワイク | アル・カーディシーヤ | |
中央 | D | イスティクロル | FKアルティン・アシル | ドルドイ・ビシュケク | FKホジェンド(PO勝者) |
南 | E | ミネルウァ・パンジャーブ | ダッカ・アバハニ | マナン・マーシャンディ | チェンナイイン (PO勝者) |
ASEAN | F | ハノイFC | タンピネス・ローバース | ヤンゴン・ユナイテッド | ナガワールドFC |
G | セレス・ネグロス | ベカメックス・ビンズオン | ペルシジャ・ジャカルタ | シャン・ユナイテッド | |
H | ホーム・ユナイテッド | カヤ・イロイロ | ラオ・トヨタ | PSMマカッサル | |
東 | I | 傑志 | 4.25体育団 | 輔大航源 | 大埔(PO勝者) |
ノックアウトステージ進出チームは地区別に以下の通り分けられる。
- 西アジア地区(グループA-C)とASEAN地区(グループF-H)は、各グループの1位と、各グループ2位同士の最上位の計4チームがノックアウトステージ(地区準決勝)に進出。
- 中央アジア地区(グループD)、南アジア地区(グループE)・東アジア地区(グループI)は各グループの最上位がノックアウトステージ(地区間プレーオフ準決勝)に進出。
グループA
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・ワフダート | 6 | 4 | 1 | 1 | 12 | 4 | +8 | 13 |
アル・ジャイシュ | 6 | 2 | 4 | 0 | 6 | 4 | +2 | 10 |
ヒラール・アル・クドゥス | 6 | 2 | 2 | 2 | 7 | 11 | −4 | 8 |
ネジメ | 6 | 0 | 1 | 5 | 4 | 10 | −6 | 1 |
グループB
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・ジャジーラ | 6 | 5 | 1 | 0 | 13 | 2 | +11 | 16 |
アル・クウェート | 6 | 3 | 1 | 2 | 6 | 4 | +2 | 10 |
アル・ナジマ | 6 | 2 | 1 | 3 | 6 | 9 | −3 | 7 |
アル・イテハド | 6 | 0 | 1 | 5 | 2 | 12 | −10 | 1 |
グループC
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・アヘド | 6 | 4 | 2 | 0 | 8 | 3 | +5 | 14 |
マーリキーヤ | 6 | 2 | 2 | 2 | 8 | 8 | 0 | 8 |
アル・カーディシーヤ | 6 | 2 | 1 | 3 | 6 | 6 | 0 | 7 |
アル・スワイク | 6 | 1 | 1 | 4 | 7 | 12 | −5 | 4 |
グループD
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FKアルティン・アシル | 6 | 2 | 4 | 0 | 7 | 4 | +3 | 10 |
イスティクロル | 6 | 2 | 2 | 2 | 12 | 8 | +4 | 8 |
ドルドイ・ビシュケク | 6 | 2 | 1 | 3 | 9 | 12 | −3 | 7 |
FKホジェンド | 6 | 2 | 1 | 3 | 6 | 10 | −4 | 7 |
グループE
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダッカ・アバハニ | 6 | 4 | 1 | 1 | 12 | 5 | +7 | 13 |
チェンナイイン | 6 | 3 | 2 | 1 | 9 | 6 | +3 | 11 |
ミネルウァ・パンジャーブ | 6 | 0 | 5 | 1 | 6 | 7 | −1 | 5 |
マナン・マーシャンディ | 6 | 0 | 2 | 4 | 5 | 14 | −9 | 2 |
グループF
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハノイFC | 6 | 4 | 1 | 1 | 23 | 5 | +18 | 13 |
タンピネス・ローバース | 6 | 4 | 1 | 1 | 17 | 10 | +7 | 13 |
ヤンゴン・ユナイテッド | 6 | 2 | 0 | 4 | 10 | 14 | −4 | 6 |
ナガワールドFC | 6 | 1 | 0 | 5 | 6 | 27 | −21 | 3 |
グループG
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セレス・ネグロス | 6 | 5 | 0 | 1 | 15 | 6 | +9 | 15 |
ベカメックス・ビンズオン | 6 | 4 | 1 | 1 | 13 | 5 | +8 | 13 |
ペルシジャ・ジャカルタ | 6 | 2 | 1 | 3 | 12 | 9 | +3 | 7 |
シャン・ユナイテッド | 6 | 0 | 0 | 6 | 5 | 25 | −20 | 0 |
グループH
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PSMマカッサル | 6 | 4 | 2 | 0 | 17 | 8 | +9 | 14 |
ホーム・ユナイテッド | 6 | 3 | 1 | 2 | 9 | 11 | −2 | 10 |
カヤ・イロイロ | 6 | 2 | 2 | 2 | 13 | 7 | +6 | 8 |
ラオ・トヨタ | 6 | 0 | 1 | 5 | 7 | 20 | −13 | 1 |
グループI
チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4.25体育団 | 6 | 5 | 0 | 1 | 17 | 2 | +15 | 15 |
傑志 | 6 | 3 | 1 | 2 | 11 | 10 | +1 | 10 |
大埔 | 6 | 2 | 2 | 2 | 13 | 15 | −2 | 8 |
輔大航源 | 6 | 0 | 1 | 5 | 4 | 18 | −14 | 1 |
ノックアウトステージ
ノックアウトステージの抽選は2019年7月2日にマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスで行われた。
地区内準決勝 | 地区内決勝 | 地区間準決勝 | 地区間決勝 | 決勝 | |||||||||||||||||||||||||||
ベカメックス・ビンズオン(a) | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||
PSMマカッサル | 0 | 2 | 2 | ベカメックス・ビンズオン | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||||
ハノイFC | 1 | 1 | 2 | ハノイFC | 3 | 2 | 5 | ||||||||||||||||||||||||
セレス・ネグロス | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||
FKアルティン・アシル | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||||||||
ハノイFC | 1 | 2 | 3 | ハノイFC | 2 | 0 | 2 | ||||||||||||||||||||||||
ダッカ・アバハニ | 4 | 0 | 4 | 4.25体育団(a) | 2 | 0 | 2 | ||||||||||||||||||||||||
4.25体育団 | 3 | 2 | 5 | ||||||||||||||||||||||||||||
4.25体育団 | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||||
アル・ジャイシュ | 3 | 0 | 3 | アル・アヘド | 1 | ||||||||||||||||||||||||||
アル・ジャジーラ | 0 | 4 | 4 | ||||||||||||||||||||||||||||
アル・ジャジーラ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||
アル・ワフダート | 0 | 0 | 0 | アル・アヘド | 0 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||||||||
アル・アヘド | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||
決勝
決勝は西アジア地区の勝者と地区間プレーオフ勝者のホームゲームを毎年入れ換えて行うことになっており[1]、奇数年の今年は地区間プレーオフ勝者のホーム(今年でいえば4.25体育団のホームスタジアムである金日成競技場)で行われることになっていたが、10月23日にAFCが声明を発表し、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に影響を及ぼしている既存の制裁措置により、商業的権利を持つパートナーから決勝戦の放送配信の可能性について助言を受けた[注釈 1]」ことを理由に、今大会の決勝戦を平壌から中立地に移すことが発表された。この時点では中国・上海市で開催することが発表された[13][12] が、後に、マレーシア・クアラルンプールのクアラルンプールスタジアムで開催されることが発表されている[14]。
4.25体育団 | 0 - 1 | アル・アヘド |
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Live Report Stats Report | イサー・ヤクブ 74分 |
関連項目
脚注
注記
出典
外部リンク
- AFC Cup 、the-AFC.com