2016年Billboard Japan Hot 100シングル1位の一覧

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以下は、2016年Billboard Japan Hot 100チャートシングル1位の一覧である。Billboard Japan Hot 100(以下Japan Hot 100)は、日本におけるシングルのヒットをランク付けした音楽チャートの一つである。Japan Hot 100は、CDセールスのみでは捉えられない世間のヒット感覚をチャートに反映させるため、CDセールスに加えてデジタルセールス、ストリーミング、動画再生回数、ラジオ・エアプレイ、ルックアップ、ツイート数からなる7つのデータを複合した総合チャートとして公開されている[1]

星野源(写真)の「」は、10月から12月にかけ通算5週間に渡って2016年のJapan Hot 100チャートで首位を獲得した。同年間チャートでも第3位を記録している。

2016年は、48曲がJapan Hot 100において首位を獲得している。特に星野源の「」は、2016年だけで5週間にわたり首位を記録。翌年2017年のJapan Hot 100においても首位を記録し続け、2017年2月時点で7週連続、通算11週間にわたってチャート首位を記録している[2][3]。2016年のJapan Hot 100年間チャートでも第3位を記録している[4]RADWIMPSは、映画『君の名は。』の映画音楽として使用された「前前前世」が週間1位を獲得。週間チャートこそ1週のみの首位に留まったが、年間ベースではポイントを積み上げ、同年間チャートで第2位を記録している[4]AKB48は、「君はメロディー」、「翼はいらない」、「LOVE TRIP」、「ハイテンション」の4曲が2016年のJapan Hot 100首位を獲得している。特に「翼はいらない」は『AKB48 45thシングル選抜総選挙』の投票券がCD盤『翼はいらない』に封入された影響もあり、発売初週のみでサウンドスキャンジャパン調べで241.7万枚を売上[5]、CDセールスが牽引する形で年間チャートにおいても第1位を記録した[4]

その他週間1位を獲得した楽曲としては、5月に首位を記録した嵐「I seek」が年間チャートで16位を記録[4]乃木坂46は2016年に「ハルジオンが咲く頃」、「裸足でSummer」、「サヨナラの意味」の3曲を週間チャート首位に送り込み、年間チャートでも「ハルジオンが咲く頃」が19位、「裸足でSummer」が15位、「サヨナラの意味」が13位となった[4]。1月に首位を記録した西野カナの「トリセツ」は年間チャートでも11位を記録した他[4]ピコ太郎の「PPAP ペンパイナッポーアッポーペン」は、YouTubeから生まれたヒットとして11月に週間チャート首位を獲得し、年間チャートにおいても第6位を記録[4]。米ビルボードによる全米シングルチャートBillboard Hot 100でも「PPAP」は週間77位を記録している[6]欅坂46は、「サイレントマジョリティー」、「世界には愛しかない」、「二人セゾン」の3曲をJapan Hot 100チャートに週間首位として送り込んでいる。特に「サイレントマジョリティー」は他のアイドルとは一線を画したメッセージ性の強い歌詞とダンスが注目を浴び[7]、年間チャートでも10位を記録する大ヒットとなり、多くの記録を生み出した[4]

チャート遍歴

RADWIMPS(写真)は、映画『君の名は。』の映画音楽として使用された「前前前世」が週間1位を獲得。同年間チャートでは第2位を記録している。
色調
2016年年間チャート首位のシングル
日付曲名アーティスト名出典
1月4日付クリスマスソングback number[8]
1月11日付トリセツ西野カナ[9]
1月18日付BOYMEN NINJABOYS AND MEN[10]
1月25日付稲葉浩志[11]
2月1日付ヒカリノシズクNEWS[12]
2月8日付AGEHAGENERATIONS from EXILE TRIBE[13]
2月15日付Wanna be!BOYS AND MEN[14]
2月22日付TRAGEDYKAT-TUN[15]
2月29日付「明日への手紙」手嶌葵[16]
3月7日付復活LOVE[17]
3月14日付UNLOCKKAT-TUN[18]
3月21日付君はメロディーAKB48[19]
3月28日付GravityKis-My-Ft2[20]
4月4日付ハルジオンが咲く頃乃木坂46[21]
4月11日付チキンLINESKE48[22]
4月18日付サイレントマジョリティー欅坂46[23]
4月25日付74億分の1の君へHKT48[24]
5月2日付逆転WinnerジャニーズWEST[25]
5月9日付甘噛み姫NMB48[26]
5月16日付勝利の日までSexy Zone[27]
5月23日付真剣SUNSHINEHey! Say! JUMP[28]
5月30日付I seek[29]
6月6日付僕の名前をback number[30]
6月13日付翼はいらない AKB48[31]
6月20日付Beautiful WorldV6[32]
6月27日付「L.U.V」BTOB[33]
7月4日付ハイファイ☆デイズ佐々木千枝、龍崎薫、赤城みりあ、市原仁奈、櫻井桃華[34]
7月11日付GENERATIONS from EXILE TRIBE[35]
7月18日付罪と夏関ジャニ∞[36]
7月25日付恋を知らない君へNEWS[37]
8月1日付薔薇と太陽KinKi Kids[38]
8月8日付裸足でSummer乃木坂46[39]
8月15日付僕はいないNMB48[40]
8月22日付世界には愛しかない欅坂46[41]
8月29日付金の愛、銀の愛SKE48[42]
9月5日付Sha la la☆Summer TimeKis-My-Ft2[43]
9月12日付LOVE TRIPAKB48[44]
9月19日付最高かよHKT48[45]
9月26日付Power of the Paradise[46]
10月3日付前前前世RADWIMPS[47]
10月10日付DUMB & DUMBERiKON[48]
10月17日付Another Starting LineHi-STANDARD[49]
10月24日付星野源[50]
10月31日付[51]
11月7日付Fantastic TimeHey! Say! JUMP[52]
11月14日付PPAP ペンパイナッポーアッポーペンピコ太郎[53]
11月21日付サヨナラの意味乃木坂46[54]
11月28日付ハイテンションAKB48[55]
12月5日付「恋」星野源[56]
12月12日付二人セゾン欅坂46[57]
12月19日付「恋」星野源[58]
12月26日付[59]
  • 備考:チャートの日付は、チャートの公開日ではない。例えば2016年1月4日付のチャートは2015年12月30日に先行して公開されている[8]

関連項目

脚注