概要
選挙データ
内閣
- 選挙時:ミコラ・アザロフ内閣(第14代)
- 選挙後:ミコラ・アザロフ内閣(第14代)
投票日
改選数
選挙制度
- 2011年11月に選挙法が改正され、比例代表(全国一選挙区)から並立制となった。比例代表の議席阻止ラインは3%から5%に引き上げられた[2]。
- 投票方法
- 選挙権
- 満18歳以上のウクライナ国民
- 被選挙権
- 満25歳以上のウクライナ国民
- 登録有権者数
- 36,213,010
選挙活動
- 候補者:5,771名[3]
- 小選挙区:3,127名
- 比例代表:22政党2,644名
主要政党
この節では、世論調査(ラズムコフ研究所と民主イニシアチブ基金の共同調査)において5%以上の支持率を得た政党について紹介する。
- ヤヌコーヴィチ大統領の与党で、親ロシア路線。ウクライナ東南部地域を主な支持基盤としている。
- 現在、収監中のティモシェンコ元首相派を中心とした政党。
- ウクライナを代表するプロボクサーであるビタリ・クリチコが結成した政党で、正式名称は「改革を目指すウクライナ民主連合」。汚職撲滅を訴え、都市部や若年層を中心に高い支持を得ている[4]。
- 1993年に結成。左派政党。ヤヌコーヴィチ大統領与党の一員。
- 1995年に結成。ウクライナ民族主義の政党。
出口調査
選挙に参加した投票者の割合(2012年10月29日)国民出口調査[5] |
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| | | | | 地域党 | | 28.1% | 連合「祖国」 | | 24.6% | UDAR | | 15.4% | 連合「自由」 | | 12.2% | 共産党 | | 11.6% |
| Research&Branding[6] |
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| | | | | 地域党 | | 31.6% | 連合「祖国」 | | 23.7% | UDAR | | 13.2% | 連合「自由」 | | 11.0% | 共産党 | | 13.0% |
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レーティング[7] |
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| | | | | 地域党 | | 30.1% | 連合「祖国」 | | 22.8% | UDAR | | 14.8% | 連合「自由」 | | 12.6% | 共産党 | | 11.6% |
| 5 Channel[8] |
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| | | | | 地域党 | | 27.6% | 連合「祖国」 | | 23.4% | UDAR | | 14.3% | 連合「自由」 | | 12.5% | 共産党 | | 12.5% |
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選挙結果
選挙の結果、親ロシア派の与党である地域党が第一党となった。一方で、ティモシェンコ前首相陣営を中心とする連合「祖国」や元プロボクサーであるクリチコのUDAR、民族主義政党の「自由」など親欧米派の野党も健闘した。選挙監視団を派遣した欧州安保協力機構(OSCE)は、与党側による「行政手段」の悪用や偏向報道、不透明な開票作業など、今回の選挙は「後退」した部分があったことを指摘した[9]。だが、有権者は異なる政党を選択することが出来、選挙当日の投票は平穏に行われた[10]。
- 投票率:57.99%
党派別獲得議席
e • d
2012年ウクライナ最高議会選挙2012年12月8日施行党派 | 得票数 | 得票率 | 議席数 |
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比例代表 | 小選挙区 | 合計議席 |
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地域党 | 6,094,365 | 30.03% | 72 | 114 | 186 |
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連合「祖国」 | 5,167,203 | 25.51% | 61 | 42 | 104 |
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UDAR | 2,825,384 | 13.94% | 34 | 6 | 40 |
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ウクライナ共産党 | 2,676,036 | 13.18% | 32 | 0 | 32 |
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連合「自由」 | 2,114,877 | 10.44% | 25 | 12 | 37 |
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急進党 | 220,236 | 1.08% | 0 | 1 | 1 |
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統一センター | - | - | - | 3 | 3 |
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人民党 | - | - | - | 2 | 2 |
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同盟 | - | - | - | 1 | 1 |
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無所属 | - | - | - | 44 | 44 |
政党得票と党派別議席数[11][12]
脚注
参考文献