2004年のJリーグ ディビジョン1

日本のサッカーリーグ

この項目では、2004年シーズンのJリーグ ディビジョン1(J1)について述べる。

Jリーグ ディビジョン1
シーズン2004
優勝横浜F・マリノス
ACL2005出場横浜F・マリノス
ジュビロ磐田
試合数240
ゴール数744 (1試合平均3.1)
得点王エメルソン
(浦和・27得点)
最大差勝利ホーム試合
G大阪 7-1 C大阪(2nd第8節・10月2日)
最大差勝利アウェー試合
C大阪 1-5 (1st第15節・6月26日)
市原 0-4 浦和(2nd第8節・10月2日)
大分 0-4 名古屋(2nd第7節・11月10日)
柏 0-4 浦和(2nd第14節・11月23日)
最多得点試合
G大阪 6-3 神戸(1st第11節・5月22日)
浦和 7-2 東京V(2nd第2節・8月21日)
G大阪 6-3 新潟(2nd第12節・11月6日)
最多観客動員
58,334人 - 浦和 vs 横浜FM
(2nd第9節・10月17日)
最少観客動員
4,429人 - G大阪 vs 市原
(1st第5節・4月14日)
平均観客動員18,965人
2003
2005

2004年シーズンのJ1のクラブ

2004年シーズンのJ1のクラブは以下の通り。この内アルビレックス新潟サンフレッチェ広島が前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。

※前年成績=前年度J1クラブの順位は前後期通算順位を記載
チーム名監督所在
都道府県
ホームスタジアム前年成績
鹿島アントラーズ トニーニョ・セレーゾ茨城県県立カシマサッカースタジアムJ1 5位
浦和レッズ ブッフバルト埼玉県埼玉スタジアム2002
さいたま市浦和駒場スタジアム
J1 6位
ジェフユナイテッド市原 オシム千葉県市原臨海競技場J1 3位
柏レイソル 池谷友良日立柏サッカー場J1 12位
FC東京 原博実東京都味の素スタジアムJ1 4位
東京ヴェルディ1969 アルディレスJ1 8位
横浜F・マリノス 岡田武史神奈川県横浜国際総合競技場
三ツ沢公園球技場
J1 01位優勝
アルビレックス新潟 反町康治新潟県新潟スタジアム
新潟市陸上競技場
j2 J2 01位優勝
清水エスパルス アントニーニョ静岡県日本平スタジアムJ1 11位
ジュビロ磐田 桑原隆ヤマハスタジアム(磐田)J1 2位
名古屋グランパスエイト ネルシーニョ愛知県名古屋市瑞穂陸上競技場J1 7位
ガンバ大阪 西野朗大阪府万博記念競技場J1 10位
セレッソ大阪 ムズロビッチ[注釈 1]大阪長居スタジアムJ1 9位
ヴィッセル神戸 イワン・ハシェック兵庫県神戸ウイングスタジアムJ1 13位
サンフレッチェ広島 小野剛広島県広島ビッグアーチj2 J2 2位
大分トリニータ ハン・ベルガー大分県大分スポーツ公園総合競技場J1 14位

監督交代

チーム名前監督退任日監督代行新監督就任日備考
セレッソ大阪 ムズロビッチ4月2日[2]- アルベルト4月2日[2]ヘッドコーチからの昇格
清水エスパルス アントニーニョ6月26日[3]- 石崎信弘6月26日[3]
柏レイソル 池谷友良7月2日[4]- 早野宏史7月6日[4]外部より招聘
セレッソ大阪 アルベルト7月6日[5]- 小林伸二7月6日[5]
ジュビロ磐田 桑原隆9月13日[6] 鈴木政一(強化部長) 山本昌邦11月9日[7]
ヴィッセル神戸 イワン・ハシェック9月27日[8] 松山博明(サテライト監督) 加藤寛10月11日[9]育成普及部長からの異動

レギュレーションの変更点

翌シーズンからのリーグ拡大に伴い、J2リーグへの自動降格は無し。総合順位最下位(16位)のクラブがJ2リーグ3位のクラブと入れ替え戦を行う事になった。

2004年シーズンのJ1のスケジュール

1stステージの閉幕から2ndステージの開幕まで1か月以上のインターバルが設けられた。この期間、日本代表チームのアジアカップのスケジュールが組み込まれた。

リーグ概要

1stステージは横浜FMが立ち上がりに苦しみながらも、徐々に勝ち点を伸ばし、磐田の追随を振り切って最終15節にステージ優勝を決めた。前年の1stステージから、リーグ史上初となる3ステージ連続優勝を果たした。

2ndステージは浦和が当初から一歩抜け出し、他のクラブの追随を許さず、13節に名古屋戦に敗れながらも優勝を決した。1stステージに優勝争いを演じた横浜FM・磐田は一回もこのステージ優勝争いに加われなかった。ただこの年昇格してきた新潟は最後まで優勝争いに加わった。

チャンピオンシップは横浜FMが、第1戦のホーム戦で勝利してアウェー戦に臨んだものの、第2戦の試合終了直前になって浦和に同点を許し、延長戦、さらにPK戦にまで持ち込まれた。PK戦の結果4-2で横浜FMの優勝となった。

残留争いは、柏、新潟、清水、C大阪、神戸、広島、大分によって争われ、最終節まで持ち越された結果、柏の総合順位最下位が確定し、入れ替え戦に臨む事になった。

この年J1に昇格したアルビレックス新潟は新潟スタジアムを正式な本拠地に登録した。

順位表

1stステージ

開催期間:3月13日 - 6月26日

チーム
1横浜F・マリノス (A)1511312613+1336
2ジュビロ磐田1511133116+1534
3浦和レッズ157443024+625
4ガンバ大阪157353123+824
5鹿島アントラーズ157351814+424
6FC東京156541919023
7ジェフユナイテッド市原155732823+522
8名古屋グランパスエイト155552422+220
9東京ヴェルディ1969155462123−219
10大分トリニータ155282127−617
11清水エスパルス153752027−716
12ヴィッセル神戸153662125−415
13サンフレッチェ広島153661519−415
14アルビレックス新潟153571625−914
15柏レイソル153391422−812
16セレッソ大阪152491730−1310

最終更新は2004年6月26日の試合終了時
出典: J.League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

 

2ndステージ

開催期間:8月14日 - 11月28日

チーム
1浦和レッズ (A)1512124015+2537
2ジェフユナイテッド市原158432722+528
3ガンバ大阪158342825+327
4鹿島アントラーズ157352317+624
5名古屋グランパスエイト157352521+424
6横浜F・マリノス156542117+423
7アルビレックス新潟157263133−223
8ヴィッセル神戸156362930−121
9東京ヴェルディ1969156272223−120
10FC東京154652122−118
11サンフレッチェ広島153752123−216
12セレッソ大阪154472534−916
13ジュビロ磐田153572328−514
14清水エスパルス1541101726−913
15柏レイソル152761527−1213
16大分トリニータ153481429−1513

最終更新は2004年11月28日の試合終了時
出典: J.League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

年間総合順位

上位2チームの順位はJリーグチャンピオンシップの結果により確定する。

チーム出場権または降格
1or2横浜F・マリノス (A)3017854730+1759チャンピオンシップの出場権を獲得 
1or2浦和レッズ (A)3019567039+3162
3ガンバ大阪3015696948+2151
4ジェフユナイテッド市原30131165545+1050
5ジュビロ磐田30146105444+1048
6鹿島アントラーズ30146104131+1048
7名古屋グランパスエイト30128104943+644
8FC東京30101194041−141
9東京ヴェルディ196930116134346−339
10アルビレックス新潟30107134758−1137
11ヴィッセル神戸3099125055−536
12サンフレッチェ広島30613113642−631
13大分トリニータ3086163556−2130
14清水エスパルス3078153753−1629
15セレッソ大阪3068164264−2226
16柏レイソル (O)30510152949−2025J1・J2入れ替え戦 2004出場

最終更新は2004年11月28日の試合終了時
出典: J.League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

チャンピオンシップ

Jリーグチャンピオンシップについてはサントリーが冠スポンサーとなり、サントリー・チャンピオンシップの名称で開催された。2002年シーズン、2003年シーズンは1stステージ、2ndステージの優勝クラブが同一であったためチャンピオンシップは開催されず、3年ぶりのチャンピオンシップとなった。




合計スコアが1-1となったため、第2戦終了後にVゴール方式の延長戦を行ったが決着がつかず、そのままPK戦を行った。その結果、4-2で横浜F・マリノスが年間王者に決定。

翌年から1ステージ制に移行したため、チャンピオンシップは2015年まで開催されなかった。

テレビ中継

得点ランキング

順位選手所属得点
得点王 エメルソン浦和レッズ27
2 大黒将志ガンバ大阪20
T3 マルケス名古屋グランパスエイト17
播戸竜二ヴィッセル神戸
5 グラウジュビロ磐田16
T6 エジミウソンアルビレックス新潟15
大久保嘉人セレッソ大阪
T8 マルキーニョスジェフユナイテッド市原12
安貞桓横浜F・マリノス
T10 ルーカスFC東京11
マグノ・アウベス大分トリニータ

2004年11月28日
出典: J. League Data

注釈

出典

関連項目