2004年の世界ラリー選手権(2004 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第32回大会となる。1月23日にモンテカルロで開幕し、11月11日にオーストラリアで開催される最終戦まで、全16戦で争われた。
2004年の世界ラリー選手権2004シーズンより、年間14戦から16戦となる。それに伴いメキシコと日本が新たに追加。イタリアも開催地がサンレモ(ターマック)から地中海のサルディニア島(グラベル)に移動して初開催。シーズン中には、ワークスエントリーしていた三菱が本社の事情によりドイツ以降撤退(スペインにはスポット参戦)。シトロエンのセバスチャン・ローブがドライバーズタイトルを初制覇に続きシトロエンがマニュファクチャラーズタイトルを2連覇。
なお、この年からカーナンバーの表示がフロントドア下部からリアのドアガラス部分に大きなオレンジ色の数字ステッカーで表示されるようになり、同時にそれまでリアのドアガラス部分に表示されていたコ・ドライバーの名前表示が禁止され、リアのドアガラス部分にはカーナンバーとドライバーの名前+国旗のみが表示されるようになった(これに対し、一部のコ・ドライバーから反発が起きている)。
2004年のスケジュール
2004年の参加チーム及びドライバー
チーム | コンストラクター | 使用車両 | タイヤ | 車番 | ドライバー | コ・ドライバー | 出場ラウンド |
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スバル・ワールドラリーチーム | スバル | インプレッサWRC | P | 1 | ペター・ソルベルグ | フィル・ミルズ | 1-16 |
2 | ミッコ・ヒルボネン | ヤルモ・レーティネン | 1-16 |
シトロエン・トタル | シトロエン | クサラWRC | M | 3 | セバスチャン・ローブ | ダニエル・エレナ | 1-16 |
4 | カルロス・サインツ | マルク・マルティ | 1-15 |
マールボロ・プジョー・トタル | プジョー | 307 WRC | M | 5 | マーカス・グロンホルム | ティモ・ラウティアイネン | 1-16 |
6 | フレディ・ロイクス | スヴェン・スミーツ | 1-2, 15 |
ハリ・ロバンペッラ | リスト・ピエティライネン | 3-9, 11-13, 16 |
セドリック・ロベール | ジェラール・ベドン | 10, 14 |
フォード | フォード | フォーカスWRC | M | 7 | マルコ・マルティン | マイケル・パーク | 1-16 |
8 | フランソワ・デュバル | ステファン・プレボー
ジャン=マルク・フォルタン
フィリップ・ドローブン | 1, 3-8, 10-16 |
ヤンネ・トゥオヒノ | ユッカ・アホ | 2, 9 |
三菱モーターズ | 三菱 | ランサーWRC | M | 9 | ジル・パニッツィ | エルベ・パニッツィ | 1-10, 15 |
10 | ジジ・ガリ | グイド・ドゥアモーレ | 1, 3, 7 |
クリスティアン・ソルベルグ | カイ・リンドストローム | 2, 4-5, 8-9 |
ダニエル・ソラ | チェビー・アミーゴ | 6, 10, 15 |
シュコダ・モータースポーツ | シュコダ | ファビアWRC 04 | M | 11 | アルミン・シュヴァルツ | マンフレッド・ハイマー | 6, 9-10, 12-15 |
12 | トニ・ガルデマイスター | パーボ・ルカンダー | 6, 9-10, 12-15 |
レース結果とランキング
ドライバーズ・チャンピオンシップ
色 | 結果 |
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金色 | 優勝 |
銀色 | 2位 |
銅色 | 3位 |
緑 | ポイント圏内完走 |
青灰色 | ポイント圏外完走 |
WRCアカデミー完走 (Aca) |
紫 | リタイヤ (Ret) |
黒 | 除外 (EX) |
失格(DSQ) |
白 | スタートせず (DNS) |
空白 | エントリーせず (WD) |
マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ
イベント
外部リンク