香田洋二

日本の元海上自衛官

香田 洋二(こうだ ようじ、1949年昭和24年)12月 - )は日本海上自衛官、第36代自衛艦隊司令官海将)。徳島県出身。

香田こうだ 洋二ようじ
2006年、佐世保地方総監当時
生誕1949年12月??
日本の旗 日本 徳島県
所属組織 海上自衛隊
軍歴1972年 - 2008年
最終階級 海将
除隊後ハーバード大学アジアセンター上席フェロー(2009年~2011年)
ジャパン マリンユナイテッド顧問
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海上幕僚長の有力候補であったが、いくつかの理由[1]から、自衛艦隊司令官を最後に退官した。

略歴

統一教会との関係

  • 2017年7月12日から17日にかけて、統一教会系の機関誌「ワシントン・タイムズ」に招待され、武田良太竹本直一山本朋広元防衛副大臣、鈴木克昌御法川信英穴見陽一ら8名の現職国会議員と大野功統元衆議院議員、大野功統元防衛庁長官、武田良太元国家公安委員長、教団幹部とともに渡米、外遊を行った[6][7][8][9]。統一教会系団体が開いたワシントンでの日米韓の国会議員会議で、一同は、日本の統一教会会長の徳野英治国際勝共連合会長・世界平和連合会長の太田洪量、UPFジャパン新会長の梶栗正義ら教団幹部5人とともに記念撮影をした。会議に参加した関係者は、旅費や宿泊費は支払っていないと証言している。ワシントンでの会議後、一同はニューヨークに向かい、韓鶴子総裁主賓の超宗教フェスティバル「真の父母様マジソンスクエアガーデン大会」に参加した[6][7][10]
  • 2019年1月3日、世界日報のインタビューで、山本朋広自民党国防部会長、浅野和生平成国際大学教授、世界日報編集局長と新春座談会を行い、「台湾有事は日本有事」であると述べた[11]。また、2020年6月1日のインタビューでも、中国の領海侵犯などについて語った[12]
  • 2021年2月13日、世界日報の世日クラブの講演会で、「インド太平洋構想の意義と安全保障」について講演し、台湾の重要性を強調した[13]
  • 2022年、天宙平和連合(UPF)主催の、「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022 希望前進大会」の第2回と第4回のフォーラムに出演した[14][15]。また安倍晋三元首相が、この大会にビデオメッセージを送り、UPFを称え、韓鶴子総裁を祝福したことが、銃撃事件の直接のきっかけとなった[16][9]

著書

単著

親族

  • 長田博(義父、第16代海上幕僚長)

脚注

出典

  • 防衛年鑑2008(防衛年鑑刊行会)
先代
道家一成
自衛艦隊司令官
第41代:2007年 - 2008年
次代
泉徹
先代
中尾誠三
佐世保地方総監
第36代:2005年 - 2007年
次代
赤星慶治
先代
道家一成
護衛艦隊司令官
第30代:2003年-2004年
次代
保井信治