静狩駅

北海道山越郡長万部町にある北海道旅客鉄道の駅

静狩駅(しずかりえき)は北海道山越郡長万部町字静狩にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号H46電報略号シツ事務管理コードは▲140302[2]

静狩駅
駅舎(2017年9月)
しずかり
Shizukari
H47 長万部 (10.6 km)
(6.9 km) 小幌 H45
地図
所在地北海道山越郡長万部町字静狩
北緯42度35分2.63秒 東経140度27分36.9秒 / 北緯42.5840639度 東経140.460250度 / 42.5840639; 140.460250 東経140度27分36.9秒 / 北緯42.5840639度 東経140.460250度 / 42.5840639; 140.460250
駅番号H46
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線室蘭本線
キロ程10.6 km(長万部起点)
電報略号シツ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-
4人/日
-2014年-
開業年月日1923年大正12年)12月10日[1]
備考無人駅
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歴史

1976年の静狩駅と周囲約1km範囲。右上が東室蘭方面。単式と島式の複合ホーム2面3線、駅裏に1本の副本線とさらに外側に短い保線車用車庫線と水色屋根の保線車庫を有している。駅舎横長万部側貨物ホームへの引込み線は1972年の貨物取扱廃止を受けて既に撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。アイヌ語の「シㇼトゥカリ(sir-tukari)」(山の・手前)に由来し、長万部から海岸沿いに北行すると、当地で礼文華の山塊に行く手を阻まれる様からついた地名である[4]

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅。かつては単式・島式混合の計2面3線のホームを有していたが、島式の南側(駅舎側)の中線は側線扱いを経て2023年3月頃に廃止となり、本線へ接続するポイントが撤去された。互いのホームは構内踏切で連絡する。

長万部駅管理の無人駅となっているが、南側(海側)の単式ホームに接した有人駅時代の木造駅舎を有する。駅舎は改築されていないものの、外壁は改修されている[5]

のりば

番線路線方向行先
1室蘭本線上り長万部方面[6]
2下り東室蘭室蘭方面[6]

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度乗車人員出典備考
年間1日平均JR調査
1981年(昭和56年)(66.5)[7]1日乗降客数は133人
1992年(平成04年)(41.0)[8]1日乗降客数は82人
2015年(平成27年)「10名以下」[JR北 1]
2018年(平成30年)「10名以下」[JR北 2]
2019年(令和元年)「10名以下」[JR北 3]
2020年(令和02年)「3名以下」[JR北 4]
2021年(令和03年)「10名以下」[JR北 5]
2022年(令和04年)「3名以下」[JR北 6]

1日の平均乗降人員は以下の通りである[9]

乗降人員推移
年度1日平均人数
20118
20128
20136
20144

駅周辺

  • 静狩市街
  • 国道37号
  • 八雲警察署静狩駐在所
  • 静狩郵便局(集配は長万部郵便局)
  • 内浦湾
  • 礼文華(れぶんげ)の奇岩
  • 静狩漁港
  • 静狩小学校
  • 静狩振興会館
  • 静狩鳴き砂海岸
  • 静狩浄水場
  • ゲートボール場

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
長万部駅 (H47) - *旭浜駅 - 静狩駅 (H46) - **小幌駅 (H45) - 礼文駅 (H44)
*:打消線は廃駅
**:一部列車は小幌駅を通過する。

脚注

出典

JR北海道

関連項目

外部リンク