隆中
隆中(りゅうちゅう)は、中国漢の時代から三国時代にかけての、荊州の州都・襄陽県(現在の湖北省襄陽市襄州区)から13kmの地点にある小さな村(現在の湖北省襄陽市襄城区)である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/63/Xingyang_Longzhong_2013.08.23_10-18-53.jpg/250px-Xingyang_Longzhong_2013.08.23_10-18-53.jpg)
概要
後漢末に若き頃の諸葛亮とその弟諸葛均が住んだ土地である。小説『三国志演義』では後に蜀漢を建国した劉備が諸葛亮を軍師として迎えるため、わざわざ諸葛亮の庵まで三回足を運んだ、三顧の礼の舞台となった場所である。
後世の時代になり、古隆中(こりゅうちゅう)と呼ばれるようになって、名所として整備された。中華人民共和国国家級風景名勝区(1994年認定)[1]、中国の5A級観光地(2019年認定)である[2]。
脚注
関連項目
東経112度01分35秒 / 北緯31.9939度 東経112.0264度