鄭成勲

鄭 成勲(チョン・ソンフン、: 정성훈1980年6月27日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手、野球指導者。

鄭 成勳(チョン・ソンフン)
Jeong Seong-Hoon
基本情報
国籍大韓民国の旗 韓国
出身地全羅南道光州広域市
生年月日 (1980-06-27) 1980年6月27日(44歳)
身長
体重
182 cm
83 kg
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション三塁手
プロ入り1999年 1次ドラフト
初出場1999年4月5日
最終出場2018年10月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
  • 起亜タイガース (2019 - 2021)
国際大会
代表チーム大韓民国の旗 大韓民国
WBC2006年
チョン・ソンフン
各種表記
ハングル정성훈
漢字鄭成勲
発音:チョン・ソンフン
英語表記:Jeong Seong-Hoon
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経歴

ヘテ・第一次起亜時代

1999年高卒ルーキーながら108試合に出場。始めは遊撃手だったが守備の負担が大きく、守備のミスが打撃に影響することもあったため、三塁手へ転換。

俊足巧打の選手として規定打席に達し、地元韓国では彼を第二の李鍾範と呼ぶほどにまで頭角を現した。

現代時代

2003年開幕前に朴栽弘との交換で現代ユニコーンズにトレードされ、同年には手首を痛め規定打席には至らなかったが、打率.343を記録。

翌2004年も手首の負傷が再発し、成績も次第に低迷。さらに、9月に兵役不正事件に関与していたことが判明し残り試合出場停止の処分を受けた。しかしながら、主力選手として現代の韓国シリーズ2連覇に貢献した。

国際大会には、2003年アテネ五輪アジア地区予選で初出場した。2006 ワールド・ベースボール・クラシックでは、金東柱の代替要員として大会途中から出場した。

ウリ・ヒーローズ時代

2007年限りで現代が解散となったあとは、保有権が新球団のウリ・ヒーローズに引き受けられ、ウリ所属に。

当時主力選手への大幅な年俸削減が続いたウリだったが、FAの権利取得目前だった彼は、他チーム移籍時に受けられる補償金(FA直前の年俸の450%)を目当てにした球団によって、かえって大幅の年俸引き上げを経験する。

LG時代

同年オフFAで現代在籍時に指導を受けていた金在博監督率いるLGツインズに移籍。ヒーローズは補償として選手の代わりに狙いどおり彼の年俸の450%に相当する14億4000万ウォンの補償金を受け取った。この金額は当時球団最多だったが、2021年オフに朴炳鎬が移籍した時に22億5000万ウォンの補償金が出たため消滅した[1]

2009年は新天地のLGで期待通りサードのレギュラーとして活躍したが、彼の加入によりポジションを失い起亜にトレードされた金相賢が、36本塁打、127打点と誰も予想できなかった大活躍で打撃2冠王となりチームを韓国シリーズ優勝に導き、一方鄭成勲は例年通りの成績に終わり金相賢に打撃面で遠く及ばず、7年連続ポストシーズン進出を逃したLGにとってはまさかの大誤算となった。

だがLGではサードのレギュラーとして活躍し、2012年には多くの試合で4番を任されるなど欠かせない存在で、2012年シーズン終了後に2度目のFAを行使して契約期間4年で再契約した。

2016年8月28日、KTウィズ戦で韓国プロ野球史上7人目の通算2000本安打を達成した。また、シーズン終了後に3度目のFAを行使し、LGと1年契約を結んだ。

しかし契約満了後にチームから引退勧告を受けるも現役続行を望んでこれを拒否。チームが再契約を放棄したため2017年限りで退団となった。

第二次起亜時代

2018年、15年ぶりに起亜へ復帰した。

3月24日のKTウィズ戦に出場し、韓国プロ野球新記録の個人通算2136試合出場を達成した。

同年限りで起亜を退団し現役を引退。

現役引退後

2019年より起亜のコーチとなった。個人通算出場試合数(2223)は2020年10月8日LGツインズ朴龍澤に更新されるまで韓国プロ野球最多であった。2021年シーズン終了後、起亜とのコーチ契約を終了[2]

2022年3月よりSPOTVで野球解説委員として活動している[3]

詳細情報

年度別打撃成績

年度チーム打率試合打数得点安打2塁打3塁打本塁打塁打打点盗塁盗塁死四球死球三振併殺失策
1999ヘテ0.292108366491071917149395626851814
20000.2601194575011921311493710425355716
2001KIA0.2804916117457146618641211858
20020.3121143406510619391583916428942911
2003現代0.3439133855116170131725194238402015
20040.2661184706612523081725913547601117
20050.26612645861122201171957273497671418
20060.29112241656121260131866634497431519
20070.2901224455912929116208761240866917
2008ウリ0.27010935543962123130348436541139
2009LG0.3011214196212619210179705059446107
20100.263111365529620141303831414581412
20110.29112742261123181101735792495691612
20120.3101073655011327312182533365162136
20130.3121214076412722191786213659758214
20140.32911238371126251131925910259756135
20150.284117363471031619148459454136595
20160.32212637058119221616164843355994
20170.3121152763286140611830433664945
2018KIA0.29588183225411047728011654956
通算20シーズン0.2932223735910402159396231743123997130648131201054216220

背番号

  • 6 (1999年 - 2001年)
  • 5 (2002年)
  • 16 (2003年 - 2008年、2011年 - 2017年)
  • 59 (2009年 - 2010年)
  • 56 (2018年)
  • 88 (2019年 - 2021年)

脚注

外部リンク

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