邱党
邱 党(きゅう とう、Qiu Dang、拼音仮名転写:チュウ・ダン、1996年10月29日 - )は、ドイツの卓球選手。在ドイツ華僑2世。卓球ブンデスリーガの名門・ボルシア・デュッセルドルフに在籍。2017年の欧州U-21選手権でシングルスで2位となった。2021年には混合・団体戦の欧州チャンピオンとなった。ドイツ生まれの代表選手として初めてとなるペンホルダースタイルの選手である。
邱党 | ![]() |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ef/20220814_European_Championships_Munich_2022_Dang_Qiu_850_2751.jpg/250px-20220814_European_Championships_Munich_2022_Dang_Qiu_850_2751.jpg)
![ドイツの旗](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/ba/Flag_of_Germany.svg/25px-Flag_of_Germany.svg.png)
獲得メダル | ||||||||||||||||||||||||
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経歴
邱党は、ドイツで卓球スクールを経営する卓球一家に生まれた。父親の邱建新は元中国代表選手で、1987年の学生世界チャンピオンであり、卓球ブンデスリーガでプレーし、ブンデスリーガのTTCフリッケンハウゼンでコーチを務めていた。水谷隼らのプライベートコーチを務めたことでも知られる。母親も元中国代表選手であり、ブンデスリーガでプレーしていた。兄もブンデスリーガで活躍し、2021年現在、ブンデスリーガ2部のネッカースルムでプレーしている。
ペンホルダーの選手であった父からシェークハンドを勧められたが、後にペンホルダーに変更した。
2010年にはヨーロッパジュニア選手権のシングルスで銅メダルを獲得した。
クラブのキャリアは、2014年にTTCフリッケンハウゼン(ブンデスリーガ2部)の2軍でスタートした。2015/16シーズンは2部のTTC Ober-Erlenbachでプレーし、その後1部のASV Grünwettersbachと契約し、初年度から5勝6敗という成績を収めた。2017年のジャパンオープンでは、U21大会で準決勝に進出し、ワールドツアー初のメダルを獲得した。
ベネディクト・ドゥダとのダブルスで2018年と2019年にドイツ王者となり、2019年にはシングルス準決勝にも進出したが、ティモ・ボルに2-4で敗れた。前回王者のボルシア・デュッセルドルフから金星を挙げ、グリューンヴェッタースバッハを2018/19カップ準決勝に導いた。
2020年2月、ヨーロッパ・トップ16カップの銅メダリスト、ロベルト・ガルドスなどを撃破し、ポルトガル・オープンで優勝した。グリューンヴェッタースバッハでカップ戦を制し、翌シーズン、初めてブンデスリーガのプレーオフに進出した。
2021年にはボルシア・デュッセルドルフと契約した。同年、ニナ・ミッテルハムとのペアでヨーロッパ卓球選手権の混合ダブルスで優勝した。ティモ・ボルとドミトリ・オフチャロフの不在のドイツチームにあって、団体戦でも金メダルを獲得した。
2022年のヨーロッパ選手権では男子シングルスにおいてティモ・ボル、マティアス・ファルクを破り決勝に進出。決勝ではダルコ・ヨルジッチを下し優勝した。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 邱党の使用ラケットとラバー - 卓球ナビ
- 邱党(キュウダン)の使用用具・大会成績・プロフィール - ラリーズ
- ダン・チウ(GER) - バタフライ