谷町六丁目駅

大阪市中央区にある大阪市高速電気軌道の駅
谷町6丁目交差点から転送)

谷町六丁目駅(たにまちろくちょうめえき)は、大阪府大阪市中央区谷町六丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の谷町線長堀鶴見緑地線の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線がT24、長堀鶴見緑地線がN18

谷町六丁目駅
5号出入口
たにまち6ちょうめ
Tanimachi 6-chome
地図
所在地大阪市中央区谷町六丁目
北緯34度40分29.7秒 東経135度31分1.05秒 / 北緯34.674917度 東経135.5169583度 / 34.674917; 135.5169583 (谷町六丁目駅)
所属事業者大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造地下駅
ホーム計2面4線(各線1面2線)
乗車人員
-統計年度-
14,862人/日(降車客含まず)
-2022年-
乗降人員
-統計年度-
29,818人/日
-2022年-
開業年月日1968年昭和43年)12月17日
乗入路線 2 路線
所属路線谷町線
駅番号 T24 
キロ程15.2 km(大日起点)
T23 谷町四丁目 (1.0 km)
(0.9 km) 谷町九丁目 T25
所属路線長堀鶴見緑地線
駅番号 N18 
キロ程4.4 km(大正起点)
N17 松屋町 (0.4 km)
(1.3 km) 玉造 N19
備考キロ程は営業キロ
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配線図[1]

歴史

駅構造

両路線とも島式ホーム1面2線の地下駅である。谷町線ホーム東梅田寄りに、長堀鶴見緑地線ホーム大正寄りにつながる連絡通路が設けられている。改札口は谷町線ホーム南側と中央に付近の上層に1ヶ所ずつ、長堀鶴見緑地線ホーム中央の上層に1ヶ所、合計3ヶ所。

当駅は、谷町線部分が平野管区駅に所属し、谷町九丁目駅の被管理駅である。また、長堀鶴見緑地線部分はドーム前千代崎管区駅に所属し、駅長が配置され、玉造駅松屋町駅を管轄している。

のりば

番線路線行先
谷町線ホーム
1 谷町線天王寺八尾南方面[2]
2東梅田都島大日方面[2]
長堀鶴見緑地線ホーム
1 長堀鶴見緑地線森ノ宮京橋鶴見緑地門真南方面[2]
2心斎橋ドーム前千代崎大正方面[2]
  • なお、3・4号出入口と長堀鶴見緑地線ホームを行き来する場合は谷町線のホームを歩く必要がある。

駅のデザインテーマ

長堀鶴見緑地線の各駅はデザインテーマを定めている。谷町六丁目駅のテーマは、当駅周辺に寺や神社が点在していることから「寺と神社」である。ホームは石畳や和風建築をモチーフにしている。コンコース壁画「過去から未来へ-谷町の遺産-」は、障子や格子戸から神社仏閣が垣間見える様子を表現している。なお、谷町筋沿いの寺町(谷町筋八丁目寺町)へは、谷町線で一駅隣の谷町九丁目駅、あるいは、近鉄大阪上本町駅もアクセスが良い。

利用状況

2020年11月10日の1日乗降人員28,976人(乗車人員:14,507人、降車人員:14,469人)である[3]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度調査日乗車人員降車人員乗降人員
1990年11月06日15,55416,07831,632
1995年[注 1]2月15日15,14615,38630,532
1998年11月10日15,42914,78330,212
2007年11月13日15,25015,59930,849
2008年11月11日15,40315,58630,989
2009年11月10日15,90516,17032,075
2010年11月09日15,08815,42930,517
2011年11月08日15,22415,34230,566
2012年11月13日15,82915,82831,657
2013年11月19日15,49515,57931,074
2014年11月11日16,03416,15632,190
2015年11月17日17,28817,53434,822
2016年11月08日17,30417,53434,838
2017年11月14日17,46617,36534,831
2018年11月13日16,81416,71633,530
2019年11月12日16,53316,50133,034
2020年11月10日14,50714,46928,976
2021年11月16日14,63014,70029,330
2022年11月15日14,86214,95629,818

駅周辺

長堀通以南の空堀界隈は奇跡的に戦災を免れ、戦前から存在する民家なども残っている。谷町筋と長堀通沿いには高層マンションが多く見られ、小規模なオフィスビルも散見するが、隣駅である玉造駅谷町四丁目駅ほどの人の往来はなく、中央区内でも閑静な地域である。

谷町6交差点

谷六アンダーパス

谷町6交差点は、中央区安堂寺町一・二丁目、谷町六丁目にある道路交差点長堀通国道308号)と谷町筋大阪府道30号大阪和泉泉南線)との交点である。交差点の直下には地下鉄谷町線が、さら下に地下鉄長堀鶴見緑地線が通っている。

谷町筋には長堀通をくぐるアンダーパス1999年(平成11年)に設置された。交通量の多い道路同士が平面交差しており、1990年代には交通量が飽和状態だったためアンダーパスが建設された。南にある谷九アンダーパスと違い、地下鉄構造物の設置と同時に計画されたものではない。交差点より北側は北に向かって下がる地形であるため、南側スロープが北側より50mほど長くなっている。

長堀通には大阪市電玉造線1910年に、谷町筋には大阪市電谷町線1911年に敷設され、谷町六丁目電停が設置されていた。しかし、1923年から1928年にかけて、それまで陸軍用地で占められていた上町筋の上本町二丁目電停(現・上本町1交差点)以北にも市電が開通すると、市電谷町線の需要は低下した。加えて谷町筋の谷町6交差点以南が未改良区間で市電の敷設がなかったこともあり、市電谷町線は1944年6月1日に廃止された。大阪市電の中では比較的早い時期の廃止に当たる。なお、市電玉造線は1961年11月1日に廃止となり、その後、大阪市営トロリーバスが走った。

周辺施設

名勝・公園など
公共・文化施設など
  • 大阪府社会福祉会館
  • 大阪府谷町福祉センター
    • 母子・父子福祉センター「清香会館」
  • 大阪薬業年金会館
  • 大阪古書会館
  • 文化複合施設「萌」
    • 直木三十五記念館
  • 大槻能楽堂
学校
企業
商業施設

バス

大阪シティバス

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
谷町線
谷町四丁目駅 (T23) - 谷町六丁目駅 (T24) - 谷町九丁目駅 (T25)
長堀鶴見緑地線
松屋町駅 (N17) - 谷町六丁目駅 (N18) - 玉造駅 (N19)

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク