谷村町駅
谷村町駅(やむらまちえき)は、山梨県都留市上谷一丁目にある富士山麓電気鉄道富士急行線の駅。駅番号はFJ07。副駅名は「谷村城下町」(やむらじょうかまち)[1]。
谷村町駅 | |
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![]() 駅舎(2017年3月) | |
やむらまち YAMURAMACHI (谷村城下町) | |
◄FJ06 都留市 (0.8 km) (1.2 km) 都留文科大学前 FJ08► | |
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所在地 | 山梨県都留市上谷一丁目2-8 北緯35度33分2.06秒 東経138度54分16.80秒 / 北緯35.5505722度 東経138.9046667度 東経138度54分16.80秒 / 北緯35.5505722度 東経138.9046667度 |
駅番号 | FJ07 |
所属事業者 | 富士山麓電気鉄道 |
所属路線 | ■富士急行線(正式には大月線) |
キロ程 | 9.4 km(大月起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 446人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)6月19日 |
備考 |
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bc/YamuramachiEki2007.jpg/220px-YamuramachiEki2007.jpg)
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下列車の行き違いが行われることもある。線路はほぼ南北に走り、その東側に木造駅舎を有する。
駅舎に接するホームには1番のりば、そうでないホームには2番のりばが設けられている。2つのホームの都留文科大学前方の端は共に緩やかな坂となっており、これを下ったところを結ぶ構内踏切(遮断機・警報機つき)がある。
駅舎は大きな木造平屋建てで屋根には風見鶏がある。内部には大きな待合所と窓口、簡易Suica改札機が設けられているほか、タクシー会社の事務所と定食屋が入っている。待合所の定食屋に接する辺りには使われなくなった立ち食いのカウンターが掲示板でふさがれながらも残っている。かつては直営駅であったが1978年(昭和53年)から業務委託駅となり、自動券売機の設置が無いので切符は車内で購入する。現在は、無人駅
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■富士急行線 | 下り | 富士山・富士急ハイランド・河口湖方面 | |
上り | 大月・東京・甲府方面 | 通常はこのホーム | ||
2 | 主に行違い時 |
駅舎側の1番線を主本線とした一線スルーとなっており、行違いがない場合は基本的に両方向とも1番線ホームに発着する。2番線は対向列車(不定期列車を含む)との行違いを行う上り列車が入線する。
利用状況
2021年度(令和3年度)の1日平均乗降人員は446人である[6]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
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2013年 | 499 |
2014年 | 556 |
2015年 | 687 |
2016年 | 665 |
2017年 | 630 |
2018年 | 451 |
2019年 | 550 |
2020年 | 396 |
2021年 | 446 |
駅周辺
都留市の中心部・谷村地域にある駅。谷村は江戸中期まで城下町として栄え、桂川の対岸に当たる城山には勝山城など中近世の遺構も残されている。都留市役所が駅の北100メートルほどのところにあり大変近くなっているほか、駅周辺には谷村城下町の面影をわずかに残す谷村の町並みが広がっている。
駅前の城南公園にはかつてこの地に逗留したことがあるとされる、松尾芭蕉の句碑が建立されている。かつては都留文科大学の最寄り駅であったが都留文科大学前駅の開業によりその役目を明け渡した。
バス路線
駅前の谷村町駅バス停と、駅から東に約200メートルの国道139号上の谷村町駅入口バス停から路線バスが発着している。また、下記以外にも予約型乗合タクシー「つる~と東桂」が利用できる(事前に電話予約が必要)。
運行事業者 | 行先 | 備考 |
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谷村町駅 | ||
富士急バス | 道の駅つる線:道の駅つる・山梨県立リニア見学センター / 都留文科大学前駅 | |
谷村町駅入口 | ||
富士急バス |
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その他
- 乃木坂46・13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」の撮影で当駅が使用された。
- 映画「麦子さんと」の撮影で当駅が使用された(映画内の駅名は五藤)。