誘惑の炎
『誘惑の炎』（原題：Heading for a Storm）は、オランダのハードロック・バンド、ヴァンデンバーグが1983年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。オリジナル盤はアトコ・レコードから発売され、2013年には、イギリスの「ロック・キャンディ・レコード」からボーナス・トラック3曲を含むリマスターCDも発売された[4]。
| 『誘惑の炎』 | ||||
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| ヴァンデンバーグ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | イングランド クッカム ソル・スタジオ | |||
| ジャンル | ハードロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | アトコ・レコード | |||
| プロデュース | エイドリアン・ヴァンデンバーグ、スチュアート・エップス | |||
| チャート最高順位 | ||||
| ヴァンデンバーグ アルバム 年表 | ||||
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反響
母国オランダでは、先行シングル「ディファレント・ワールド」がシングル・チャートで最高17位を記録し[5]、本作はアルバム・チャートで8週トップ50入りし、うち2週にわたって14位を記録した[1]。また、日本ではバンド初のオリコンLPチャート入りを果たし、6週トップ100入りして最高71位を記録した[2]。なお、日本では「ウェイティング・フォー・ザ・ナイト」(P-1820)が1983年にシングル・カットされ[6]、「ディファレント・ワールド」(P-1860)は1984年に「来日記念盤」と銘打ってシングル・カットされた[7]。
一方、アメリカでは前作ほどの成功を収められず、Billboard 200では169位に終わり、シングルに関しても「フライデイ・ナイト」が『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで29位を記録するにとどまった[3]。
収録曲
全曲とも作詞・作曲はエイドリアン・ヴァンデンバーグによる。
- フライデイ・ナイト - "Friday Night" - 3:37
- ウェルカム・トゥ・ザ・クラブ - "Welcome to the Club" - 3:30
- タイム・ウィル・テル - "Time Will Tell" - 3:48
- ディファレント・ワールド - "Different Worlds" - 4:32
- 闘いの日々 - "This Is War" - 4:01
- ファイア - "I'm on Fire" - 4:17
- 誘惑の炎 - "Heading for a Storm" - 4:03
- ロック・オン - "Rock On" - 4:05
- ウェイティング・フォー・ザ・ナイト - "Waiting for the Night" - 4:27
2013年リマスターCDボーナス・トラック
いずれも1983年3月3日のヒューストン公演におけるライヴ録音で[4]、「Ready for You」と「Lost in a City」のライヴ・ヴァージョンはヨーロッパ盤12インチ・シングル「ディファレント・ワールド」のB面[8]、「Too Late」のライヴ・ヴァージョンは日本盤7インチ・シングル「ディファレント・ワールド」に収録されていた[7]。
- "Ready for You" - 4:06
- "Lost in a City" - 5:08
- "Too Late" - 5:37
カヴァー
「ウェイティング・フォー・ザ・ナイト」は、GALNERYUSのカヴァー・アルバム『VOICES FROM THE PAST』（2007年）で取り上げられた[9]。