西堀 (さいたま市)

埼玉県さいたま市桜区の町丁および大字
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西堀(にしぼり)は、埼玉県さいたま市桜区町名。現行行政地名は西堀一丁目から西堀十丁目、および大字西堀。町丁は住居表示実施済み[4]郵便番号は338-0832[2]

西堀
鴻沼資料館
鴻沼資料館
■西堀の位置(埼玉県内)
■西堀
西堀
西堀の位置
北緯35度51分30.38秒 東経139度37分50.89秒 / 北緯35.8584389度 東経139.6308028度 / 35.8584389; 139.6308028
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
桜区
地域浦和地区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計17,473人
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
338-0832[2]
市外局番048[3]
ナンバープレート大宮

地理

さいたま市の南西部・桜区東南部の沖積平野に位置している。町域の北方には南元宿町谷中央区鈴谷、南方には田島南区、西方には新大宮バイパス首都高速埼玉大宮線)を挟み桜田、東方には鹿手袋がそれぞれ接している。地区は全体的には市街化区域であるが、鴻沼川流域が市街化調整区域である[5]。JR埼京線中浦和駅からも近く宅地化が進んでいる。荒川河川敷の秋ヶ瀬公園などに飛び地の大字西堀が残る。

河川

鴻沼川が境界になっているほか高沼用水路などが流れる。合野谷排水路は旧入間川の流路の名残である。

地価

住宅地の地価は、2022年令和4年)1月1日公示地価によれば西堀2-6-6の地点で23万3000円/m2となっている[6]

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する西堀村であった[7]。村高は「武蔵田園簿」では677石(田479石、畑198石)、「元禄郷帳」では新田開発により増加し848石余、「天保郷帳」では883石余で持添新田の西堀村新田では140石余。助郷中山道浦和宿に出役していた。化政期の戸数は106軒で[8]、村の規模は東西10南北15町であった[7]

世帯数と人口

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
西堀一丁目384世帯751人
西堀二丁目1,026世帯2,188人
西堀三丁目930世帯2,024人
西堀四丁目1,213世帯2,903人
西堀五丁目521世帯1,195人
西堀六丁目922世帯2,120人
西堀七丁目1,026世帯2,463人
西堀八丁目743世帯1,589人
西堀九丁目662世帯1,495人
西堀十丁目329世帯745人
7,756世帯17,473人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[18]

丁目番地小学校中学校
西堀一丁目全域さいたま市立土合小学校さいたま市立土合中学校
西堀二丁目全域
西堀三丁目全域
西堀四丁目3〜6番
その他さいたま市立新開小学校さいたま市立田島中学校
西堀五丁目全域さいたま市立土合小学校さいたま市立土合中学校
西堀六丁目全域
西堀七丁目全域
西堀八丁目全域
西堀九丁目全域さいたま市立中島小学校
西堀十丁目全域

交通

JR埼京線中浦和駅が至近にあり、ホームの北端が地区内に掛かる。また、南与野駅も徒歩圏内にある。

道路

地域

寺社・史跡

田島ヶ原サクラソウ自生地の碑
  • 日向不動尊[19]
  • 田島ヶ原 - 飛地に所在(一部)
  • 真鳥山城跡 - 字日向に所在する真鳥日向守の居館跡[7][20]。日向不動尊に石碑が残る。
  • 西堀氷川神社 - 田島の氷川神社を下の宮、西堀の氷川神社を上の宮という。
  • 日蓮宗萬福寺
  • 真言宗智山派医王寺
  • 須黒稲荷神社
  • 須黒神社遺跡 - 新幹線建設による調査で、旧石器時代〜古墳時代に及ぶ遺跡が発見された。
  • 日向北遺跡 - 2013年の道場三室線建設工事にともなう調査では弥生時代の建物跡などが多数発見された。
  • 西堀貝塚[7] - 縄文期前期の遺跡
  • 日向遺跡[7] - 古墳時代後期の遺跡

※かつて地区内にあった古墳時代後期の「日向古墳」[7]は現在は中島にある。

公園

  • 西堀高沼公園[19]
  • 秋ヶ瀬公園 - 飛地に所在(一部)
  • さくら草公園 - 同上(字南原)
  • 合野谷公園
  • 平川戸公園
  • 西堀四丁目第一公園
  • 西堀四丁目第二公園
  • 西堀北上の宮児童公園
  • 西堀九丁目第一公園
  • 西堀七丁目児童公園
  • 西堀七丁目公園
  • 日向公園

施設

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク