衍氏の戦い(えんしのたたかい)は、紀元前238年(秦王政9年)に発生した戦い。秦の楊端和が魏の衍氏を落とした[1]。秦の統一戦争前の小規模な戦争である。
秦王政は嫪毐の反乱を鎮圧し[2]、呂不韋を失脚させ国の実権を手に入れた。秦王政は中華を統一する為に、楊端和に魏の衍氏攻略を命じた。戦闘の経緯は不明だが、楊端和は衍氏を落とした[1]。