菊地あやか

日本の元ファッションモデル、AKB48の元メンバー

菊地 あやか(きくち あやか、1993年平成5年〉6月30日 - )は、日本の元ファッションモデルであり、女性アイドルグループAKB48の元メンバーである。『MAQUIA』の元専属モデル。旧芸名、菊地 彩香[注 1]東京都葛飾区出身[2]

菊地きくち あやか
菊地(きくち) あやか
AKB48時代の菊地あやか
東京オートサロン in シンガポール」にて(2013年4月13日)
本名菊地 彩香
生年月日 (1993-06-30) 1993年6月30日(31歳)
出身地東京都葛飾区
国籍日本の旗 日本
民族日本人
身長165cm[1]
血液型A型
職業アイドル
ファッションモデル
活動期間2007年 - 2016年
(アイドル→事務所退所まで)
活動内容AKB48メンバー
(元チームB→7期研究生→チームK→チームA)
渡り廊下走り隊7
配偶者あり
公式サイトAyaka Kikuchi (@ayaka_official06) - Instagram
備考
愛称:あやりん、きくぢ、あやか
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略歴

3期生時代

2006年12月3日、『第三期AKB48追加メンバーオーディション』に合格。2007年4月8日、AKB48劇場でのチームB 1st Stage「青春ガールズ」初日公演において、旧チームBの一員として公演デビュー。「ロマンス、イラネ」で初めて選抜メンバーになるなど、柏木由紀渡辺麻友らとともに旧チームBの主力として活動する。

公式サイト上でのニックネームは、「あやりん」または「きくじ」「きくぢ」。本人は「きくじ」ではなく「あやりん」と呼んでほしいとステージ上で度々発言していた。

2008年8月14日にAKB48公式ブログにおいて、「AKB48のメンバーとしての自覚に欠けた軽率な行動を取った」として、同日付で解雇が発表された[3]。同時に同年6月から所属していたプロダクション尾木との契約解除が発表(2010年3月1日付で再契約)。

7期生時代

2008年11月、『AKB48 第四回研究生(7期生)オーディション』に合格し、同年12月20日に開催されたコンサートにおいて研究生として復帰した。2009年1月18日、公式ブログにおいて正式に復帰が発表された[4]。これを機に、芸名「菊地あやか」が使われることになった。

2009年7月、フランスパリ郊外のヴィルパントで開催されたJapan Expo2009でのライブに研究生では唯一参加した[注 2]

同年8月23日に開催された『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』の夜公演にて、同年10月よりチームKに昇格することが発表され、2010年3月12日にチームKに昇格したことで502日ぶりの正式メンバー復帰を果たした。また、AKB48の各チーム再編後はチームKが最も早く新体制での公演を開始したため、松井咲子とともに7期生で最初の昇格者となった。CD選抜メンバーとしては、14thシングル「RIVER」のカップリング曲「君のことが好きだから」で「アンダーガールズ」として復帰を果たしている。その後、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のスペシャルユニット、チームYJのメンバーにチーム研究生(当時)の中から唯一選ばれた。そして、2010年3月17日より渡り廊下走り隊に加わることが発表され、同年3月1日付で約1年半ぶりにプロダクション尾木所属となった[5]

2010年11月27日に開催された「TOKYO交通安全キャンペーン 交通事故防止ラッピングバス発表会」にゲストとして出席した[2]。また、同年9月18日に公開の映画『×ゲーム』にも出演している。

2011年4月16日に京セラドーム大阪で開催された全国握手会イベント「“AKB48祭り”Powered by『ネ申テレビ』」で21stシングル「Everyday、カチューシャ」が初披露された際に、同曲のシングル選抜メンバーに選定されたことが明らかにされた。菊地の選抜入りは9th配信限定シングル「Baby! Baby! Baby!」以来約3年ぶりとなる。

同年6月13日発売号『週刊プレイボーイ』(集英社)において、AKB48「12.5期」研究生という触れ込みで新メンバー『江口愛実』のグラビアが掲載され、江崎グリコアイスの実」の広告への登場も発表されていた。しかし翌14日、菊地が自身のブログにてと江口がCGである事を示唆する内容を発言[6]。ブログの当該部分の記述は即座に修正され、翌15日に菊地はブログ上で謝罪。秋元康からは「お前は悪くない」と激励のメールが届いたことも明かした[7]。同年6月19日、CMの放送開始に合わせて江崎グリコより詳細が発表され、『江口愛実』はメンバー6人のCG合成であることが明らかになった[8]

2012年5月から6月にかけて実施された『AKB48 27thシングル 選抜総選挙』では51位で、フューチャーガールズ入りを果たした[9]

同年8月24日に開催された『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』初日公演において、チームAに異動することが発表された[10]。11月1日にチームAに異動し、翌2日、チームAウェイティング公演のスターティングメンバーとして新チームでの活動を開始[11]

2013年5月13日に名取稚菜とともに愛媛県松山市の観光大使「松山おもてなし大使」に任命され、東京・お台場フジテレビ内にて行われた任命式に出席。菊地、名取ともに東京都出身であるが、同月23日より放送の新番組『AKB観光大使』(フジテレビONE)の番組ロケで行ったPR活動が市長に認められ、本物の観光大使に就任することになった[12]

同年5月から6月にかけて実施された『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』では51位となり、フューチャーガールズに選出される[1][13]

2014年2月24日、Zepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り』において、NMB48チームNへの移籍が発表されたが[14]、異議申し立てにより移籍は取り消しとなり、同月27日、AKB48チームAに残留することが確定した[15]。同日、異議申し立てをした理由について、自身のGoogle+アカウントで「まだ私にはAKBでやり残したことがある」と述べた[16]

同年4月13日に開催されたチームAウェイティング公演の夜公演において、AKB48を卒業することを発表した。この年の2月9日に渡り廊下走り隊が解散[注 3]したことで卒業を考えたとされている[18]。同月21日に開催されたチームAウェイティング公演(横山チームA千秋楽公演)が卒業公演となった[18]。9月23日にパシフィコ横浜で開催された「前しか向かねえ」劇場盤発売記念大握手会をもってAKB48としての活動を終了した[19]

ソロ活動の開始

AKB48からの卒業公演を行った2日後の2014年4月23日に発売された女性ファッション雑誌『MAQUIA』6月号(集英社)より、同誌の専属モデルとなった[20]

2014年12月21日に、交際していた一般男性との婚姻届を同年11月22日に提出していたことと第1子の妊娠を、公式ブログで公表した[21]。その後、2015年4月30日には第1子となる男児を出産した[22]。同年9月27日『東京ガールズコレクション2015A/W』[注 4]で産後初のイベント出演を果たしたが[23]、2016年5月31日をもって、プロダクション尾木との契約が終了となった[24]

2017年3月10日に第2子となる女児を出産[25]。その後2019年4月8日に第3子となる男児を出産し、現在は3児の母となっている[26]

所属事務所遍歴

  1. AKS(2007年4月8日 - 2008年6月27日)
  2. プロダクション尾木(2008年6月28日 - 2008年8月14日付で契約解除)
  3. AKS(2008年12月20日 - 2010年2月28日)
  4. プロダクション尾木(2010年3月1日 - 2016年5月31日)

人物

  • アイドルが好きで、人生で最初に買ったCDは「LOVEマシーン[27]。2010年時点ではBerryz工房熊井友理奈の大ファン。特に『第58回NHK紅白歌合戦』で熊井に会うことができ、嬉しかったと語っている[28]
  • 声優・水樹奈々のファンである[29][30]
  • 料理が苦手で、本人曰く「フルーチェしか作れない」[27]
  • おでんが好き[27]
  • キャッチフレーズは「笑顔の天使、スマーイリンリンリン、はたちのあやりんこと菊地あやかです」[27]
  • 渡り廊下走り隊で共働した浦野一美が2022年に結婚した際は、披露宴で第1子(男児)と第2子(女児)が「フラッグボーイ&フラッグガール」を務めていたことが自身のインスタで明かされている[26]

AKB48在籍時の参加楽曲

シングルCD選抜楽曲

アルバムCD選抜楽曲

  • 神曲たち』に収録
    • Baby! Baby! Baby! Baby!
    • 君と虹と太陽と
  • SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤』に収録
    • あなたがいてくれたから
  • ここにいたこと』に収録
    • 僕にできること - 「チームK」名義
    • わがままコレクション
    • ここにいたこと - 「AKB48+SKE48+SDN48+NMB48」名義
  • 1830m』に収録
    • 家出の夜 - 「チームK」名義
    • 青空よ 寂しくないか? - 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義
  • 次の足跡』に収録
    • 確信がもてるもの - 「Team A」名義

その他の参加楽曲

劇場公演ユニット曲

チームB 1st Stage「青春ガールズ」公演

  • 雨の動物園

チームB 2nd Stage「会いたかった」公演

  • 嘆きのフィギュア
  • ガラスのI LOVE YOU
  • 背中から抱きしめて
  • リオの革命

※全員参加曲ではあるが、「スカート、ひらり」ではフロントメンバー(スカひらセブン)で登場する。

チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」公演(途中降板)

  • 鏡の中のジャンヌ・ダルク

チームK 4th Stage「最終ベルが鳴る」公演

  • ごめんねジュエル(バックダンサー)

チームA 5th Stage「恋愛禁止条例」公演

  • スコールの間に(バックダンサー)
  • 真夏のクリスマスローズ(バックダンサー)
  • ツンデレ!(板野友美のアンダー)

チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」公演

  • 片思いの対角線(バックダンサー)
  • 残念少女(中塚智実のアンダー)

チーム研究生「アイドルの夜明け」公演

  • 残念少女

チームK 5th Stage「逆上がり」公演

THEATRE G-ROSSO「夢を死なせるわけにいかない」公演

  • Confession(板野友美・指原莉乃のスタンバイ)

チームK 6th Stage「RESET」公演

  • 明日のためにキスを

篠田チームA ウェイティング公演

横山チームA ウェイティング公演

出演

テレビドラマ

バラエティ

テレビアニメ

映画

舞台

ラジオ

CM

ゲーム

PV

  • ユナク from 超新星「キミのすべてを愛していたよ」(2014年1月29日)

書籍

雑誌連載

  • 月刊エンタメ(2013年9月30日 - 、徳間書店) - 「ライムスター宇多丸хAKB48菊地あやかのドル放談」を連載
  • MAQUIA(2014年6月号 - 、集英社) - マキアミューズ(専属モデル)

カレンダー

  • 菊地あやか 2012年カレンダー(2011年11月19日、ハゴロモ)
  • 卓上 菊地あやか 2013年カレンダー(2012年12月7日、ハゴロモ)
  • 卓上 菊地あやか 2014年カレンダー(2013年12月6日、ハゴロモ)

脚注

注釈

出典

外部リンク