緘黙(かんもく)とは、口を閉じて何も言わないこと、押し黙ることをいう[1]。無言症とも[2]。
概要
学校教育法上は、情緒障害の一つとされる。
狭義には、言語能力を獲得しているにもかかわらず、何らかの心理的要因によって、一時期にあらゆる場面、あるいは特定の場面においてのみ、言葉を発しない状態を指す。教育臨床分野においては、暗黙に狭義の意味で用いられることが多く、場面緘黙、選択性緘黙、などの呼び方をする[3]。
脚注
参考文献
- 坂野雄二『無気力・引っ込み思案・緘黙(情緒障害児双書)』黎明書房、1989年。
関連項目
外部リンク