福岡県道32号犀川豊前線

福岡県の道路
福岡県道32号から転送)

福岡県道32号犀川豊前線(ふくおかけんどう32ごう さいがわぶぜんせん)は、福岡県京都郡みやこ町から豊前市に至る県道主要地方道)である。

主要地方道
福岡県道32号標識
福岡県道32号 犀川豊前線
主要地方道 犀川豊前線
起点京都郡みやこ町犀川帆柱【北緯33度31分4.1秒 東経130度57分14.5秒 / 北緯33.517806度 東経130.954028度 / 33.517806; 130.954028 (県道32号起点)
終点豊前市大字八屋【北緯33度37分14.9秒 東経131度7分46.0秒 / 北緯33.620806度 東経131.129444度 / 33.620806; 131.129444 (県道32号終点)
接続する
主な道路
記法
国道496号
都道府県道2号標識
福岡県道2号豊前耶馬溪線
国道10号
E10 東九州自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

1993年平成5年)3月31日までは現在の朝倉市から豊前市を結ぶ甘木豊前線という名称だったが、同年4月1日甘木市の起点から旧犀川町(現在の起点)までの区間が国道496号および国道500号に昇格、残部の路線認定を行い現路線となった。

起点から豊前市求菩薩提までの区間は山間部を通り、急カーブや道幅が狭い区間が多い。また、積雪や路面凍結にも注意する必要がある。一方、豊前市求菩提以降の区間は道幅が広くなり、終点付近は豊前市の中心部であるため、交通量は多い。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

  • 1923年大正12年)7月2日
    • 福岡県道418号鳥井畑八屋線を路線認定。現在の犀川豊前線の一部
    • 福岡県道千束宇島停車場線を路線認定。現在の犀川豊前線の一部
    • 福岡県道津民八屋線を路線認定。現在の犀川豊前線の一部
    • 福岡県道・大分県道427号下河内中津線を路線認定。現在の犀川豊前線の一部
  • 1938年昭和13年)3月19日 - 福岡県道418号鳥井畑八屋線から福岡県道418号彦山八屋線へ路線名変更。
  • 1954年(昭和29年)1月20日 - 建設省(現・国土交通省)が主要地方道甘木八屋線を指定。
  • 1955年(昭和30年)1月25日 - 福岡県道418号彦山八屋線から福岡県道20号甘木八屋線へ路線名変更。
  • 1972年(昭和47年)3月31日 - 福岡県道20号甘木八屋線から福岡県道20号甘木豊前線へ路線名変更。
  • 1973年(昭和48年)3月31日 - 福岡県道20号甘木八屋線から福岡県道32号甘木豊前線へ路線番号変更。
  • 1993年平成5年)
    • 4月1日 - 福岡県道32号甘木豊前線から福岡県道32号犀川豊前線として路線認定。現在の路線となる。
    • 5月11日 - 建設省から、県道犀川豊前線が犀川豊前線として主要地方道に再指定される[1]
  • 2008年
    • 4月17日 - 築上町寒田 - 豊前市求菩提の未開通区間が開通。
    • 5月1日
      • 未開通区間の開通に伴い旧道となった区間が築上町の町道となる。
      • 築上町寒田の新道入口三差路から溝口橋までの区間が福岡県道237号寒田下別府線に振替認定された。

路線状況

道路施設

トンネル

  • 鉾立(ほこたて)トンネル:延長90 m1987年昭和62年)、京都郡みやこ町 - 築上郡築上町

地理

旧・福岡県道32号甘木豊前線の名残と思われる旧標識。注視すれば「福岡」「県道」「32」が確認できる。
福岡県築上郡築上町
福岡県道32号犀川豊前線
福岡県築上郡築上町

通過する自治体

交差する道路

交差する道路市町村名交差する場所
国道496号京都郡みやこ町犀川帆柱起点
福岡県道237号寒田下別府線築上郡築上町寒田
福岡県道・大分県道2号豊前耶馬溪線豊前市大字下河内
福岡県道226号山内吉富線大字山内
福岡県道225号野地塔田線大字塔田上千束交差点
国道10号大字千束豊前市千束交差点
福岡県道103号新吉富豊前線大字吉木豊前市役所前交差点
大分県道・福岡県道113号中津豊前線大字八屋豊前市東八幡交差点 / 終点
別線
京築広域農道 / 京築アグリライン豊前市大字河原田
E10 東九州自動車道大字久路土7 豊前IC
福岡県道225号野地塔田線大字久路土豊前IC北交差点
国道10号大字塔田豊前IC入口交差点

沿線

  • 鉾立峠(京都郡みやこ町 - 築上郡築上町)

脚注

関連項目

外部リンク