独立特殊任務大隊
チェチェン・イチケリア共和国国防省独立特殊任務大隊(チェチェン・イチケリアきょうわこくこくぼうしょうどくりつとくしゅにんむだいたい、ロシア語: Отдельный батальон особого назначения、英語: Separate Special Purpose Battalion)は、ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団の一部として機能するチェチェン義勇兵の軍事組織。
独立特殊任務大隊 | |
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創設 | 2022年7月 |
所属政体 | ![]() |
所属組織 | ![]() チェチェン・イチケリア共和国 |
部隊編制単位 | 大隊 |
愛称 | OBON |
標語 | Marşo ya joƶalla (「自由か死か」) |
彩色 | ![]() チェチェン・イチケリア共和国 |
上級単位 | ![]() |
主な戦歴 | |
指揮官 |
歴史
2022年7月29日、キーウでのチェチェン義勇兵のリーダーとの会合で、アフメド・ザカエフはウクライナ軍に与する新たなチェチェンの武装組織の設立を発表した[2][3]。
この部隊はOBON (独立特殊任務大隊)と名付けられ、ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団に含まれる[3]。ザカエフによると、大隊が拡大するにつれ、外国人軍団の一部としての「独立特殊目的大隊」に変わるという[4][5]。
アフメド・ザカエフが率いるこの大隊は、海外のチェチェン・イチケリア共和国政府の国防省隷下の部隊である。大隊には、欧州および海外のチェチェンのディアスポラからの義勇兵などが含まれる[3]。
大隊の指揮官には、ウクライナ軍で数年間勤務したウクライナ軍将校のKhadzhi-Murat Zumsoevskyが任命された[2]。Zumsoevskyの副官は第二次チェチェン紛争とシリア内戦に参加したKhavazhi Amaevである[6]。
ウクライナ紛争への関与
8月初頭、大隊はウクライナのドネツク地域での戦闘に参加した[7]。2022年8~9月、大隊は南部地域でのウクライナの反転攻勢に参加した[8]。