溝部脩

カトリック教会の聖職者

溝部 脩(みぞべ おさむ、1935年3月5日2016年2月29日)は、カトリック教会司教サレジオ会士。カトリック高松司教区及びカトリック仙台司教区の教区長を務めた。洗礼名は「フランシスコ・ザビエル」。

溝部 脩
Francis Xavier Osamu Mizobe, S.D.B.
カトリック高松司教区名誉司教
教会カトリック教会
司教区仙台
着座2000年9月9日
前任佐藤千敬
聖職
司祭叙階1964年2月9日
司教叙階2000年9月9日
個人情報
別名フランシスコ・ザビエル(洗礼名)
出生1935年3月5日
大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮
平安北道新義州
(現・朝鮮民主主義人民共和国平安北道新義州市
死去2016年2月29日(満80歳没)
日本の旗 日本
京都府京都市
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生涯

サレジオ会士

1935年3月5日朝鮮新義州で生まれた。1949年12月24日カトリック別府教会にて受洗1955年3月にサレジオ修道会に入会。ローマグレゴリアン大学史学部博士課程を修了し[1]1964年2月9日イタリアトリノで司祭に叙階された。1990年12月、サレジオ修道会日本管区管区長に就任し[2]、1998年4月にカトリック長崎大司教区長崎コレジオ院長に就任。

仙台・高松教区長

2000年6月12日、前教区長佐藤千敬司教が健康上の理由で1998年に引退してから空位であった仙台司教(仙台教区長)に任命され、2000年9月9日に司教叙階[3]2004年5月14日高松司教に任命され、2004年7月19日に高松司教(高松教区長)に着座した。ペトロ岐部と187殉教者列福運動に20年以上関わり[4]、高松教区長時代には列聖列福特別委員会委員長を務めた[5]2011年3月25日に高松教区長を引退した。

教区長引退後

2012年6月1日京都府京都市上京区カトリック西陣聖ヨゼフ教会にある「望洋庵」庵主に任命され、カトリック京都教区の若者の霊的指導をしていた。2016年2月29日、がんにより[6]入院先の京都大学医学部附属病院で死去した[7]

脚注

関連項目

外部リンク

先代
佐藤千敬
カトリック仙台司教区
教区長

2000年 – 2004年
次代
平賀徹夫
先代
深堀敏
カトリック高松司教区
教区長

2004年 – 2011年
次代
諏訪栄治郎