浦川原区

新潟県上越市の地域自治区

浦川原区(うらがわらく)は、新潟県上越市東部に位置する地域自治区。全域が旧東頸城郡浦川原村にあたり、同村の上越市への合併とともに2005年1月1日に設けられた。

浦川原区
うらがわら
日章旗 日本
地方中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県新潟県
自治体上越市
旧自治体新潟県東頸城郡浦川原村の全域
面積
50.64km²
世帯数
1,165世帯
総人口
3,428
住民基本台帳、2017年3月31日現在)
人口密度
67.69人/km²
隣接地区上越市安塚区大島区牧区
吉川区頸城区三和区
上越市役所浦川原区総合事務所
所在地〒942-0393
新潟県上越市浦川原区釜淵5番地
リンク浦川原区総合事務所公式ページ
浦川原区の位置
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上越市の地域自治区。当区は東部に位置する。

地理

上越市中心市街地から東に位置し、東頸城丘陵の西端に位置する。当区は概ね丁字の形をしており、東西に長い部分に国道253号が走り、それとほぼ並行して保倉川が流れている。南北に長い部分には、その支流の高谷川が流れる。それら流域の平地に集落が点在し、耕地が広がっている。
全国有数の豪雪地帯であり、1971年特別豪雪地帯に指定。多い年には2 mを超える積雪深になることもある。

  • 山 : 霧ヶ岳(標高:507メートル)、唐野山、万年山
  • 河川 : 保倉川、高谷川、猿俣川、熊谷川

人口

2007年4126人
2008年4080人
2009年3998人
2010年3913人
2011年3857人
2012年3794人
2013年3707人
2014年3654人
2015年3578人
2016年3498人
2017年3428人
上越市 / 住民基本台帳(各年3月31日時点)

歴史

昭和初期までは、宿場や市場として、東頸城郡における核的役割を担っていた[1]

教育

過疎化や少子化の影響で児童数が減ったため、3校あった小学校が2017年に1校へと統合された。

公共施設

  • 上越市浦川原コミュニティプラザ
  • 上越市立高田図書館 浦川原分館
  • 上越市浦川原体育館
  • 上越市浦川原プール
  • 上越市浦川原運動広場

交通

鉄道路線

1997年に運転が開始されたほくほく線により、区内住民の移動手段に選択肢が生まれた。車を持たない住民、特に高校生がその恩恵にあずかっており、十日町市の高校への進学が可能になった。

バス

東頸バス本社・浦川原バスターミナル

うらがわら駅近くの「浦川原バスターミナル」(旧頸城鉄道線浦川原駅)を拠点として頸城自動車グループにより運行されている[2]。利用者が減っており、バスの本数が徐々に減っている。

道路

上越魚沼地域振興快速道路が通ってはいるが、浦川原IC安塚IC間が開通しているだけである。

名所・旧跡・観光スポット

虫川の大スギ
(国の天然記念物
  • 顕聖寺
  • 日光寺
  • 法定寺
  • 虫川の大杉:樹齢千年以上
  • 山本ぶどう園
  • 霧ケ岳温泉「ゆあみ」 : 2017年3月31日から休止[3]
  • 霧ケ岳公園
  • 月影の郷 - 閉校となった月影小学校校舎を大学との協力によりリノベーションし、宿泊体験交流施設として2005年オープン[4][5]

祭事・催事

  • 若葉まつり
  • 大浦安げんき市
  • 浦川原和太鼓祭
  • 月影芸能まつり
  • うらがわらまつり
  • 山本ぶどうまつり
  • うらがわら雪あかりフェスタ

浦川原区出身の人物

  • 石田善佐(政治家、ジャーナリスト)
  • 丸田治太郎(実業家)
  • 村松苦行林(書家、篆刻家、歌人)
  • 山田あき(歌人)
  • 渡邉智哲(世界男性最高齢者だった人物)

脚注

関連項目

外部リンク