河原崎洋央
河原崎 洋央(かわらざき ひろお、1953年4月29日[1] - )は、日本の俳優。静岡県出身[1]。血液型はA型[1]。
かわらざき ひろお 河原崎 洋央 | |
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本名 | 河原崎 洋夫 |
生年月日 | 1953年4月29日(71歳) |
出生地 | 日本・静岡県 |
民族 | 日本人 |
身長 | 178 cm[1] |
血液型 | A型[1] |
ジャンル | 俳優・スーツアクター |
活動期間 | 1972年[1] - |
配偶者 | あり |
主な作品 | |
「仮面ライダーシリーズ」 |
『仮面ライダーストロンガー』のジェネラル・シャドウのスーツアクターや『仮面ライダースーパー1』の鬼火司令役で知られている。
人物・経歴
殺陣集団大野剣友会に入団し、1970年代から1980年代にかけて多くの特撮番組に出演した。テビュー作は『人造人間キカイダー』[1]。本名・旧芸名は河原崎洋夫(読み同じ)。麻雀をやらない会・会長。
『仮面ライダーストロンガー』において大幹部「ジェネラル・シャドウ」(声・柴田秀勝)を演じたが、スーツはゴム製のマスクの上に透明フードを被っているため呼吸しづらかったという[2]。また、アフレコに合うように顎も動かさなくてはならず、河原崎は最も大変だった役に挙げている[3]。
仮面ライダーシリーズの監督を担当した内田一作は河原崎を高く評価しており、特にジェネラル・シャドウを気に入っていた[4]。内田は『ストロンガー』では、シャドウ登場編の第14話やデルザー軍団登場編の第27話を担当している[4]。
出演作品
※太字はメインキャラクター。
テレビドラマ
- 仮面ライダー(1971年、毎日放送) - 戦闘員、怪人のスーツアクター、仮面ライダー新2号(最終話)ほか
- 人造人間キカイダー(1972年、NET)
- 変身忍者嵐(1972年、毎日放送) - 月の輪のスーツアクターほか
- 仮面ライダーV3(1973年、毎日放送) - 仮面ライダー2号のスーツアクター[5]、ライダーマン(スタント)[5][2]ほか
- イナズマン(1973年、NET) - ファントム兵士、ミュータンロボのスーツアクター
- 仮面ライダーX(1974年、毎日放送) - 怪人のスーツアクター[2]
- 仮面ライダーアマゾン(1974年、毎日放送) - 獣人のスーツアクター、黒ジューシャ、人面岩の顔[2]
- 白い牙(1974年、日本テレビ) - 舌を噛んで死ぬヤクザ(第23話)
- 仮面ライダーストロンガー(1975年、毎日放送) - ジェネラルシャドウのスーツアクター[6]、奇械人怪人[注釈 1]、仮面ライダーV3(最終話)[2]ほか
- 秘密戦隊ゴレンジャー(1975年、NET)アオレンジャーのスーツアクター[7]、黄金仮面のスーツアクター[8]
- 全員集合!7人の仮面ライダー!!(1976年、毎日放送)
- 宇宙鉄人キョーダイン(1976年、毎日放送) - グランゼルのスーツアクター 防衛軍隊員、アベック(第22話)
- 大鉄人17(1977年、毎日放送) - ワンエイトのスーツアクター レッドマフラー隊員
- 小さなスーパーマン ガンバロン(1977年、日本テレビ) - 警官隊(第5話)
- 森村誠一シリーズ 腐蝕の構造(1977年、TBS)
- UFO大戦争 戦え! レッドタイガー(1978年、東京12チャンネル) - 軍指揮官
- 仮面ライダー (スカイライダー)(1979年、毎日放送) - アリコマンド、仮面ライダー2号、仮面ライダーV3[注釈 2]、仮面ライダーストロンガー、偽スカイライダー[9]、がんがんじい、怪人のスーツアクター[注釈 3]、警備員A(第5話)、カマギリジン人間態(第7話)、警官A(第13話)、仮面ライダーXの声(最終話、劇場版)、ドクロ暗殺隊隊長(最終話)
- バトルフィーバーJ(1979年、テレビ朝日) - ウェイター(カットマン)(第14話)
- 仮面ライダースーパー1(1980年、毎日放送) - 仮面ライダースーパー1[10]、ドクマファイター、怪人のスーツアクター[注釈 4]、親衛隊隊長[11]、親衛隊員の声、鬼火司令、仮面ライダーV3(劇場版)
- ロボット8ちゃん(1981年、フジテレビ) - エバポリスのスーツアクター
- ザ・ヤジキタ(1982年、フジテレビ)
- 同心暁蘭之介(1982年、フジテレビ) #15
- 新五捕物帳(1982年、日本テレビ)#191
- 鞍馬天狗(草刈正雄版)(1982年、TBS)
- 気分は名探偵(1984年、日本テレビ)#11 -組員4
- 月曜ドラマランド・白バイ野郎!トミー&マツ(1986年12月、フジテレビ)
- 太平記 (NHK大河ドラマ)(1991年、NHK) - 足利家の武士
- 信長 KING OF ZIPANGU(1992年、NHK) - 熊の甚兵衛
- 琉球の風 (NHK大河ドラマ)(1993年、NHK)
- 連続テレビ小説・かりん(1993、NHK)#102 - 組合員
- はやぶさ新八御用帳(1993年、NHK)
- 十時半睡事件帖(1994年、NHK)
- 詐欺・狙われた実印(1995年、TBS)
- 物書同心いねむり紋蔵(1998年、NHK)
映画
- 新網走番外地シリーズ
- 不良番長シリーズ
- 仮面ライダーシリーズ
- 仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年、東映)
- 五人ライダー対キングダーク(1974年、東映)
- 仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王(1980年、東映) - 仮面ライダーV3[13]、ジャガーバン[14]
- 仮面ライダースーパー1(1981年、東映) - 仮面ライダースーパー1[10]、サタンホーク[14]
舞台
- 浅香光代 新春特別公演
脚注
注釈
出典
参考文献
- 大全集シリーズ(講談社)
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー大全集』講談社、1986年5月3日。ISBN 4-06-178401-3。
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー怪人大全集』講談社、1986年10月10日。ISBN 4-06-178402-1。
- 『テレビマガジン特別編集 劇場版シリーズ第10作「仮面ライダーZO」公開記念 仮面ライダー映画大全集』講談社、1993年6月10日。ISBN 4-06-178415-3。
- 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』(講談社)
- Vol.4《ライダーマン》、2004年9月24日。ISBN 4-06-367091-0。
- Vol.9《仮面ライダースーパー1》、2004年9月10日。ISBN 4-06-367090-2。