水のないプール | |
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監督 | 若松孝二 |
脚本 | 内田栄一 |
製作 | 若松孝二 浅岡弘行 清水一夫 |
出演者 | 内田裕也 中村れい子 浅岡朱美 |
音楽 | 大野克夫 |
撮影 | 袴一喜 |
編集 | 中島照雄 |
製作会社 | 若松プロダクション |
配給 | 東映セントラルフィルム |
公開 | ![]() |
上映時間 | 103分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
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『水のないプール』(みずのないプール、英題:A POOL WITHOUT WATER)は1982年2月20日に公開された、若松孝二監督、内田裕也主演による日本映画である。
窓の隙間からクロロホルムを注入して部屋の中の女性を眠らせた後、侵入して性的暴行を働く男が主人公である。1980年に宮城県仙台市で実際に発生して世間を震撼させた、同様の手口による性犯罪(仙台クロロホルム連続暴行魔事件)に着想を得ている。
営団地下鉄が撮影に協力している(主人公が勤めているのは営団地下鉄東西線の某駅という設定)。
2001年に発売されたDVDは長い間廃盤状態だったため高額で取引されていたが、2018年3月「幻の映画復刻レーベルDIG」より再DVD化された[2]。
主人公の男は、地下鉄で切符をひたすら切り続ける駅員だったが、毎日の喧噪で単調な作業を繰り返す仕事に、いつしか無気力になっていた。ある日の帰り道、公園のトイレで暴漢に襲われていた女・じゅんを助けて彼女の家まで送ってから数日後、男は立ち寄った居酒屋で小競り合いに巻き込まれて右手を怪我し、駅前の噴水で手を洗っている時、謎の少女・みくに出会う。みくは水のないプールに男を連れて行き全裸になるが、男はみくを無視してじゅんの部屋へ侵入する。じゅんは実はみくと同じ部屋に暮らしており、「みくが帰ってきた」と誤解したじゅんに気付かれて未遂に終わった男は、「戸締まりをちゃんとするように」と言い残して部屋を出ていく。夏休みの熱いある日、男はとある出来事をきっかけに、女をクロロホルムで眠らせたうえで侵入して犯すことを思いつく。そして男は、かねてより目をつけていた喫茶店の店員・ねりかに狙いを定めた。
本来、ねりか役は高畑淳子が演じることになっていたが、高畑が全裸になることを拒んだため、中村れい子が代役を務めることになった。内田裕也はこのことを生涯許さず、「会ったら蹴っ飛ばしてやりたい」と胸中を語っていた。
東映セントラルフィルムの配給で、1982年2月20日から新宿東映ホール1で先行ロードショー[3]。引き続きTCCチェーン(東映シネマサーキット)で公開[3]。
アマゾンプライムでも観れるようになった。
発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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ポニー | VHS | VAF-3043 | ||
2001年12月21日 | パイオニアLDC | DVD | PIBD-1033 | 「水のないプール デラックス版」 |
2018年3月2日 | コロムビアミュージックエンタテインメント | DVD | DIGS-1050 | セル専用 |
2018年3月2日 | コロムビアミュージックエンタテインメント | DVD | DIGR-1050 | レンタル専用 |