標茶駅

北海道川上郡標茶町にある北海道旅客鉄道の駅

標茶駅(しべちゃえき)は、北海道川上郡標茶町旭1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号B61

標茶駅
駅舎(2021年5月)
しべちゃ
Shibecha
B59 茅沼 (13.9 km)
(10.6 km) 磯分内 B62
地図
所在地北海道川上郡標茶町旭1丁目1-1
北緯43度17分54.31秒 東経144度36分30.29秒 / 北緯43.2984194度 東経144.6084139度 / 43.2984194; 144.6084139 東経144度36分30.29秒 / 北緯43.2984194度 東経144.6084139度 / 43.2984194; 144.6084139
駅番号B61
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線釧網本線
キロ程45.2 km(東釧路起点)
電報略号シチ
駅構造地上駅
ホーム2面3線
乗車人員
-統計年度-
150人/日(降車客含まず)
-2010年[1]-
開業年月日1927年昭和2年)9月15日[2]
備考
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標茶駅
しべちゃ
Shibecha
(2.7 km) 多和
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線標津線
キロ程0.0 km(標茶起点)
駅構造地上駅
開業年月日1936年昭和11年)10月29日
廃止年月日1989年平成元年)4月30日
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かつては標津線の分岐駅でもあった。冬期はSL冬の湿原号が発着する。事務管理コードは▲111606[5]

歴史

1977年の標茶駅と周囲約750m範囲。上が釧網本線網走方面及び標津線中標津方面。駅裏釧路側に機関区を持つ。駅舎横に貨物用切り欠きホームと2本の引込み線をもつ貨物積卸場がある。その上側から本線に合流するようなカーブを描いて、かつての標茶町営軌道標茶線の軌道跡が残っている。駅裏にはストックヤードがあるが、既に使用されていない様子である。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

駅構造

単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の地上駅。ただし、3番のりばは定期列車の発着が無く使用されていない。かつては副本線や貨物ホーム、多くの側線を有していた[20]。ホーム間の移動は跨線橋で連絡している。

摩周駅管理の業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット委託)[3]みどりの窓口設置[4]

かつて2・3番のりばから標津線中標津根室標津方面の列車が発着しており、3番のりば(旧4番線)は標津線の本線として使用されていた[20]。そのホーム上には、標津線の接続駅の証となっているSLの形をした木製のオブジェが現在も残っている[21]

なお、当駅には「そば処 霧亭」(本店は釧路駅)の分店があったこともある[22]

のりば

番線路線方向行先
1釧網本線上り摩周網走方面
2下り釧路方面
3(使用停止)

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度乗車人員出典備考
年間1日平均JR調査
1973年(昭和48年)257,899(706.6)[* 1]
1974年(昭和49年)255,713(700.6)
1975年(昭和50年)241,090(658.7)
1976年(昭和51年)248,515(680.9)
1977年(昭和52年)237,740(651.3)
1978年(昭和53年)228,717(626.6)
1979年(昭和54年)219,411(599.5)
1980年(昭和55年)200,027(548.0)
1981年(昭和56年)177,840(487.2)
1982年(昭和57年)149,835(410.5)
1983年(昭和58年)132,966(363.3)
1984年(昭和59年)121,071(331.7)
1985年(昭和60年)117,895(323.0)
1986年(昭和61年)129,940(356.0)
1987年(昭和62年)133,590(365.0)
1988年(昭和63年)129,198(354.0)
1989年(平成元年)116,800(320.0)同年度中に標津線廃止
1990年(平成02年)116,070(318.0)
1991年(平成03年)126,075(344.5)
1992年(平成04年)108,705(297.8)
1993年(平成05年)98,412(269.6)
1994年(平成06年)91,245(250.0)
1995年(平成07年)94,318(257.7)
1996年(平成08年)81,304(222.8)
1997年(平成09年)78,583(215.3)
1998年(平成10年)76,654(210.0)
1999年(平成11年)70,573(192.8)
2000年(平成12年)61,685(169.0)
2001年(平成13年)62,050(170.0)
2002年(平成14年)67,700(185.5)
2003年(平成15年)62,050(169.5)
2004年(平成16年)61,320(168.0)
2005年(平成17年)63,875(175.0)
2006年(平成18年)62,050(170.0)
2007年(平成19年)62,050(169.5)
2008年(平成20年)62,050(170.0)
2009年(平成21年)65,700(180.0)
2010年(平成22年)54,750(150.0)
2011年(平成23年)69,540(190.0)
2012年(平成24年)60,590(166.0)
2013年(平成25年)63,510(174.0)
2014年(平成26年)60,225(165.0)
2015年(平成27年)56,364(154.0)
2016年(平成28年)[* 1]54,385(149.0)121.2[JR北 1]
2017年(平成29年)[* 1]56,575(155.0)116.4[JR北 2]
2018年(平成30年)[* 1]52,560(144.0)115.4[JR北 3]
2019年(令和元年)[* 1]48,312(132.0)108.2[JR北 4]
2020年(令和02年)[* 1]37,960(104.0)103.8[JR北 5]
2021年(令和03年)100.8[JR北 6]
2022年(令和04年)99.4[JR北 7]

駅周辺

標茶町市街地が広がる。駅から10 kmほどのところに多和平がある。

バス路線

標茶町バスターミナル

駅前の標茶町バスターミナルより、阿寒バスの標津線廃止代行バス(中標津標津方面)および標茶町有バス(町内各方面)が運行される。かつてはJR北海道バス[注 2]厚岸線・釧根線厚岸駅 - 標茶駅 - 虹別・尾岱沼間)を運行していた。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線[注 3]
磯分内駅 (B62) - 標茶駅 (B61) - *五十石駅 (B60) - 茅沼駅 (B59)
*打消線は廃駅

かつて存在した路線

北海道旅客鉄道(JR北海道)
標津線(1989年廃止)
標茶駅 - 多和駅

脚注

注釈

出典

標茶町統計書

JR北海道

参考文献

関連項目

外部リンク