村元哉中

日本のフィギュアスケート選手 (1993-)

村元 哉中(むらもと かな、英語: Kana Muramoto, 1993年3月3日 - )は、日本フィギュアスケート選手(アイスダンス、女子シングル)。パートナーは髙橋大輔クリス・リード野口博一兵庫県神戸市出身。マネジメントはユニバーサルスポーツマーケティング「USM」[1]

村元哉中
Kana MURAMOTO
フィギュアスケート選手
生誕 (1993-03-03) 1993年3月3日(31歳)
兵庫県明石市
出身地兵庫県神戸市
身長162 cm
出身校カナディアンアカデミー
関西大学
所属事務所ユニバーサルスポーツマーケティング
選手情報
代表国日本の旗 日本
パートナー髙橋大輔(2020年1月より)
コーチマリナ・ズエワ
オエグ・エスプタイン
マッシモ・スカリ
ジョニー・ジョンズ
所属クラブ関西大学KFSC
練習拠点カントン郡区
開始1998
引退2023
ISUサイトバイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
ダンス195.012023 世界国別対抗戦
RD79.562022 デニステンメモリアルチャレンジ
FD116.632023 世界国別対抗戦
大会成績
主要国際大会1位2位3位
四大陸選手権011
合計数011
国内大会1位2位3位
全日本選手権421
獲得メダル
フィギュアスケート
四大陸選手権
2018 台北アイスダンス
2022 タリンアイスダンス

2015年全日本選手権優勝。2018年平昌オリンピック代表。

経歴

2017年世界選手権

カナディアン・アカデミーを卒業後、関西大学人間健康学部に進学し卒業。フィギュアスケート選手の村元小月は姉にあたる。1998年、5歳のときよりスケートを始めた。

2007-2008シーズン、初の全日本ジュニア選手権で8位となる。2008-2009シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦しJGPゴールデンリンクスでは3位に入り、国際スケート連盟主催の公式競技会で初めて表彰台に上がる。

2009-2010シーズン、全日本選手権に初出場し17位となる。2010-2011シーズン、全日本選手権では10位と昨年より成績を上げた。2011年トリグラフトロフィーでは鈴木明子に次いで2位に入る。

2011-2012シーズン、クリスタルスケートで3位に入賞、全日本選手権では昨年と同様10位となった。

アイスダンス転向後

2014-2015シーズンより、野口博一をパートナーとしてアイスダンスに転向し、平昌オリンピックを目指すことを自身のツイッターにて発表[2]。初の国際大会となるタリントロフィーで4位に入り、全日本選手権では3位に入賞した。代表に選出されたユニバーシアードには出場せず、野口とのカップルを解消した。6月17日、クリス・リードとのカップル結成が発表された[3]

2015-2016シーズン、全日本選手権では初優勝。メンターネスレネスクイックトルン杯では2位となり、国際大会で初めて表彰台に立った。初出場の世界選手権では15位に入った。

2016-2017シーズン、USインターナショナルクラシックで銀メダルを獲得。NHK杯は、リードの左膝の負傷で大会直前に棄権を発表した[4]全日本選手権では連覇を果たした。世界選手権のSDでは、シークエンシャルツイズルのミスが響き、FD進出を逃した。

2017-2018シーズン、ネーベルホルン杯で2位となり日本のアイスダンスでの2018年平昌オリンピック出場権を獲得。全日本選手権で3連覇を達成し平昌オリンピック日本代表に選ばれる。四大陸選手権で日本勢初となる銅メダルを獲得。平昌オリンピックでは日本勢最高タイとなる15位に入った。世界選手権では日本勢歴代最高となる11位を記録した。

2018年8月9日、それぞれの方向性の違いによりクリスとのカップルを解消したことが日本スケート連盟から発表された[5]

2019年9月26日、2020年1月よりアイスダンスに転向する髙橋大輔とのカップル結成が日本スケート連盟から発表された[6][7][10]

2021-2022 シーズン、全日本選手権2位で、四大陸選手権、世界選手権代表に選出。四大陸選手権では結成2シーズン目ながら2位となり、アイスダンスの日本勢史上最高順位の銀メダルを獲得した。

2022-2023 シーズン、髙橋大輔とのカップル結成3季目。グランプリシリーズは、スケートメリカ,NHK杯の2戦にアサイン。シリーズ初戦となるスケートアメリカでは6位。翌週のチャレンジャーシリーズデニステンメモリアルチャレンジでは、リズムダンスの最高得点を更新する好成績でRD1位、FD1位、合計1位で、ISU公認大会初制覇となった。

主な戦績

アイスダンス

大会/年2014-152015-162016-172017-182020-212021-222022-23
冬季オリンピック15
世界選手権1523111611
四大陸選手権79329
GPスケートアメリカ876
GP NHK杯7棄権93 [注 1]66
CSデニステンメモリアルチャレンジ1
CSネーベルホルン杯2
CS USクラシック23
CSワルシャワ杯2
ネスレ杯2
タリントロフィー4
アジア冬季大会2
全日本選手権3111221
団体戦
冬季オリンピック5
団体
世界国別対抗戦1
団体
3
団体

詳細

2022-2023 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2023年4月13日 - 16日2023年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京4
78.38
5
116.63
3
団体
(195.01)
2023年3月20日 - 26日2023年世界フィギュアスケート選手権さいたま11
72.92
10
115.95
11
188.87
2023年2月7日 - 12日2023年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス7
64.59
9
95.65
9
160.24
2022年12月21日 - 25日第91回全日本フィギュアスケート選手権門真1
77.70
1
108.91
1
186.61
2022年11月18日 - 20日ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌5
75.10
7
103.68
6
178.78
2022年10月26日 - 29日ISUチャレンジャーシリーズ デニステンメモリアルチャレンジアルマトイ1
79.56
1
108.74
1
188.30
2022年10月21日 - 23日ISUグランプリシリーズ スケートアメリカノーウッド5
69.67
6
100.01
6
169.68
2021-2022 シーズン
開催日大会名RDFD結果
2022年3月21日 - 27日2022年世界フィギュアスケート選手権モンペリエ15
67.77
16
96.48
16
164.25
2022年1月18日 - 23日2022年四大陸フィギュアスケート選手権タリン2
72.43
2
109.48
2
181.91
2021年12月22日 - 26日第90回全日本フィギュアスケート選手権さいたま2
63.35
1
112.96
2
176.31
2021年11月18日 - 20日ISUチャレンジャーシリーズ ワルシャワ杯ワルシャワ2
75.87
2
114.29
2
190.16
2021年11月12日 - 14日ISUグランプリシリーズ NHK杯東京6
70.74
6
108.76
6
179.50
2020-2021 シーズン
開催日大会名RDFD結果
2020年12月24日 - 27日第89回全日本フィギュアスケート選手権長野2
67.83
3
84.03
2
151.86
2020年11月27日 - 29日2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会門真2
64.15
3
93.10
3 [注 1]
157.25
2017-2018 シーズン
開催日大会名SDFD結果
2018年3月21日 - 24日2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ10
65.65
11
98.73
11
164.38
2018年2月19日 - 20日2018年平昌オリンピック江陵15
63.41
13
97.22
15
160.63
2018年2月9日 - 12日2018年平昌オリンピック 団体戦(江陵5
62.05
5
87.88
5
団体
2018年1月22日 - 28日2018年四大陸フィギュアスケート選手権台北2
65.27
3
98.59
3
163.86
2017年12月21日 - 24日第86回全日本フィギュアスケート選手権調布1
65.71
1
100.74
1
166.45
2017年11月24日 - 26日ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド6
62.30
8
93.50
7
155.80
2017年11月10日 - 12日ISUグランプリシリーズNHK杯大阪9
61.82
8
94.59
9
156.41
2017年9月27日 - 30日ISUチャレンジャーシリーズネーベルホルン杯オーベルストドルフ2
62.67
2
96.63
2
159.30
2017年9月13日 - 17日ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックソルトレイクシティ2
60.00
3
91.45
3
151.45
2016-2017 シーズン
開催日大会名SDFD結果
2017年4月20日 - 23日2017年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京5
63.77
6
92.68
1
団体
(156.45)
2017年3月27日 - 4月2日2017年世界フィギュアスケート選手権ヘルシンキ23
54.68
-23
2017年2月23日 - 25日2017年アジア冬季競技大会札幌2
64.64
2
94.40
2
159.14
2017年2月14日 - 19日2017年四大陸フィギュアスケート選手権江陵9
57.80
9
82.58
9
140.38
2016年12月22日 - 25日第85回全日本フィギュアスケート選手権門真1
62.04
1
96.32
1
158.36
2016年11月25日 - 27日ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌--棄権
2016年10月21日 - 23日ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ10
56.19
7
91.18
8
147.37
2016年9月14日 - 17日ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ2
61.10
2
90.08
2
151.18
2015-2016 シーズン
開催日大会名SDFD結果
2016年3月26日 - 4月3日2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン16
59.00
14
88.90
15
147.90
2016年2月16日 - 21日2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北7
57.13
6
88.70
7
145.83
2016年1月6日 - 10日2016年メンターネスレネスクイックトルン杯トルン2
58.64
2
91.27
2
149.91
2015年12月24日 - 27日第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌1
58.36
1
88.72
1
147.08
2015年11月27日 - 29日ISUグランプリシリーズ NHK杯長野7
53.44
7
81.53
7
134.97
2014-2015 シーズン
開催日大会名SDFD結果
2014年12月25日 - 28日第83回全日本フィギュアスケート選手権長野3
50.90
3
77.38
3
128.28
2014年12月3日 - 7日2014年タリントロフィータリン4
50.33
4
77.41
4
127.74

女子シングル

大会/年2007-082008-092009-102010-112011-122012-132013-14
全日本選手権1710101617
メラーノ杯7
チャレンジカップ7
トリグラフトロフィー22
クリスタルスケート3
ニース杯4
全日本Jr.選手権812
JGPゴールデンリンクス3
JGPクールシュヴェル17

詳細

2013-2014 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2013年12月20日 - 23日第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま16
49.70
17
92.09
17
141.79
2012-2013 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2012年12月20日 - 24日第81回全日本フィギュアスケート選手権札幌17
47.49
16
87.59
16
135.08
2012年11月16日 - 18日2012年メラーノ杯メラーノ10
40.86
7
83.54
7
124.40
2011-2012 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2012年3月8日 - 11日2012年チャレンジカップハーグ17
37.16
4
93.47
7
130.63
2011年12月22日 - 26日第80回全日本フィギュアスケート選手権門真6
54.20
9
99.91
10
154.11
2011年11月10日 - 13日2011年クリスタルスケートブラショフ3
43.67
-3
128.78
2010-2011 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2011年4月7日 - 10日2011年トリグラフトロフィーイェセニツェ2
52.90
4
86.68
2
139.58
2010年12月24日 - 27日第79回全日本フィギュアスケート選手権長野14
46.32
10
94.00
10
140.32
2010年8月25日 - 28日ISUジュニアグランプリ クールシュヴェルクールシュヴェル10
38.73
18
63.12
17
101.85
2009-2010 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2009年12月25日 - 27日第78回全日本フィギュアスケート選手権門真13
53.34
18
83.67
17
137.01
2009年11月4日 - 8日2009年ニース杯ニース2
51.50
4
85.92
4
137.42
2008-2009 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2008年11月23日 - 24日第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋23
39.79
11
82.99
12
122.78
2008年10月1日 - 5日ISUジュニアグランプリ ゴールデンリンクスホメリ2
50.42
7
74.08
3
124.50
2007-2008 シーズン
開催日大会名SPFS結果
2007年11月24日 - 25日第76回全日本フィギュアスケートジュニア選手権仙台11
39.96
8
76.61
8
116.57

プログラム使用曲

シーズンRDFDEX
2022-2023Conga and Rhythm is Gonna Get You , Ahora and Move
振付:マリナ・ズエワイリヤ・トカチェンコ、Maxim Kozhevnikov、Sarry、矢内康洋、Randi Strong
ミュージカル『オペラ座の怪人』より
振付:マリナ・ズエワイリヤ・トカチェンコ小㞍健太
Love Goes
曲:サム・スミス
振付:マッシモ・スカリ
2021-2022[12]Soran Bushi & Koto
曲:Maia Barouh、CloZee
振付:マリナ・ズエワイリヤ・トカチェンコ、矢内康洋
バレエ「ラ・バヤデール」より
振付:マリナ・ズエワマッシモ・スカリイリヤ・トカチェンコ
You Are The Reason
曲:カルム・スコット&レオナ・ルイス
振付:宮本賢二
2020-2021[13]映画「マスク」より
振付:マリナ・ズエワ, イリヤ・トカチェンコ, Maxim Kozhevnikov
バレエ「ラ・バヤデール」より
振付:マリナ・ズエワマッシモ・スカリ
シーズンSDFDEX
2017-2018チャチャ:I Like It Like That
ルンバ:Mondo Bongo
サンバ:Batucada de Sambrasil
振付:マリナ・ズエワ
ラストエンペラー
戦場のメリークリスマス
作曲:坂本龍一
振付:マッシモ・スカリ
Unsteady
曲:X・アンバサダーズ
振付:ランディ・ストロング
2016-2017ブルース:The Sun's Gonna Shine Again
ジャイブ:I've Got a Woman
スウィング: Mess Around
演奏:レイ・チャールズ
Poeta en el Puerto
Amor Dulce Muert
Nada Puede Dormir
Poeta en el Viento
作曲:ビセンテ・アミーゴ
All I Need is That Girl ミュージカル『ジプシー』より
作曲:ジューリー・スタイン
2015-2016ワルツ:Wiener Cafe
マーチ:Olympiamarsch
マーチ:UNO March
作曲:ロベルト・シュトルツ
振付:マリナ・ズエワ、マッシモ・スカリ
ペニーズ・フロム・ヘブン
作曲:アーサー・ジョンストン
Jubilee Stomp
作曲:デューク・エリントン
The Reel Chaplin: A Symphonic Adventure
指揮:カール・デイヴィス
映画『ライムライト』より
作曲:チャーリー・チャップリン
演奏:トーマス・ベックマン
振付:マリナ・ズエワ、マッシモ・スカリ
Everything Has Changed
曲:テイラー・スウィフト feat. エド・シーラン
2014-2015Dame Tu Fuerza/Toque Torero
振付:アーロン・ロウメーガン・ウィング
映画『バーレスク』より
振付:アーロン・ロウ、メーガン・ウィング

脚注

注釈

外部リンク


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