時間の比較

時間の比較(じかんのひかく)では、時間比較ができるよう、昇順にする。

因数単位説明
0 s0分00秒(楽曲)
...
1.38×10−44 sプランク粒子の寿命。寿命はプランク時間より短いと考えられているが、プランク粒子が実際に存在するかはわかっていない
5.4×10−44 sプランク時間 -- プランク長 (1.6×10−35 m) の距離をが移動する時間。宇宙が誕生してから重力が生まれるまでの時間。現在の物理学の理論でこれより短い時間で物理的意味を持つものは知られていない。ただし、量子カオス系において、これより小さな時間も表れることもある(プランク粒子など)
...
1×10−36 s宇宙が誕生してから電弱力強い力が分岐するまでの時間
宇宙が誕生してからインフレーションが始まるまでの時間
...
1×10−32 s宇宙が誕生してからインフレーションが終わるまでの時間
...
3×10−25 s (0.3 ys)WボソンZボソンの平均寿命
5×10−25 s (0.5 ys)トップクォークの平均寿命
1 ys
ヨクト秒
1 ys強い相互作用が伝わりうるおよその時間
2.3 ys七重水素半減期
10 ys91 ysリチウム4半減期
100 ys
1 zs
ゼプト秒
8 zsJ/Ψ中間子の半減期
10 zs13 zsΥ中間子の半減期
100 zs300 zsX線のおよその周期
330 zs真空中で約1オングストローム進む時間
1 as
アト秒
2.4038462 asスーパーコンピュータ富岳の1回当たりの計算時間(約41.6京回/秒)。
3.3 as光が真空中で約1ナノメートル進む時間
10 as83 asπ0中間子の半減期
95 asが1回の浮動小数点演算に要する“平均”時間 (10.51PFLOPS) (2011年現在最速のスーパーコンピュータ)。

(並列実行のため、実際に京のCPUに1回演算させるのに要する時間は 7.8 ps)

100 as250 asアルゴンガスを用いて発生された最も短いパルス列(2002年
320 as電子がホッピングで原子間を移動する時間(Nature Vol. 436 p. 373 (2005) より)
1 fs
フェムト秒
1.3 fs波長390ナノメートルの光( - 紫外線)の周期
2.57 fs波長770ナノメートルの光( - 赤外線)の周期
3.3 fs光が真空中で約1マイクロメートル進む時間
3.6 fsBlue Geneが1回の浮動小数点演算に要する“平均”時間 (280TFLOPS)
10 fs10 fs分子の典型的な分子振動の周期
27.89 fs地球シミュレータが1回の浮動小数点演算に要する“平均”時間 (35.86TFLOPS)
100 fs200 fs最も速い化学反応の光感受性タンパク質ロドプシン)のに対する反応など)
1 ps
ピコ秒
1 ps格子振動のおおよその周期
1 psボトムクォークの半減期
1.5 psB中間子の半減期
1.66 ps世界最速のトランジスタのスイッチング時間(604 GHz、2005年現在)
3.3 ps光が真空中で約1ミリメートル進む時間
7.8 psが1回の浮動小数点演算に要する時間(128GFLOPS/CPU)
10 ps10 ps宇宙が誕生してから電磁気力弱い力が分岐するまでの時間
33 ps光が真空中で約1センチメートル進む時間
100 ps108.782 775 708 psセシウム133原子の放射の1周期。の定義に使用されている
278 psPentium 4 3.6GHzの1クロック
500 ps水素化ポジトロニウム分子の半減期
1 ns
ナノ秒
1 ns周波数1ギガヘルツの1周期
~1.017 ns光が真空中で1フィート進む時間
~3.33564095 ns光が真空中で1メートル進む時間[1]
10 ns10 ns周波数100メガヘルツの1周期
10 ns1シェイク高速中性子による1回の連鎖反応のおよその時間
12 nsK中間子の半減期[2]
20 - 40 ns水素爆弾の中での核融合反応の時間
45 ns地上と上空450メートルの時差。一般相対性理論時間の遅れで従来から唱えられていた
77 nssixth(1秒の60分の1の60分の1の60分の1の60分の1。1時間の606分の1)
100 ns100 ns周波数10メガヘルツの1周期
333 ns中波の上限の周波数(3 MHz)の電波の1周期
500 nsジョセフソン位相量子ビット英語版のT1時間(量子ビットも参照。2005年5月現在)
1 µs
マイクロ秒
1 µs周波数1メガヘルツの1周期
2 µsミューオニウムの半減期
3.3 µs光が真空中で1キロメートル進む時間
10 µs10 µs周波数100キロヘルツの1周期
22.7 µsCDのサンプリング周期(44.1kHz)
50 µs聴くことのできる最も高い音(20kHz)の1周期
100 µs160 µs1恒星月(公転周期)が年間あたり長くなる時間
187 µs1朔望月(月の満ち欠けの周期)が年間あたり長くなる時間
240 µsコペルニシウムの半減期
10−31 ms
ミリ秒
1.7 msが1回はばたくおよその時間
2.2727 ms国際基準楽音a1440Hz)の1周期
10−210 ms13.3 ms『大毘婆沙論』による1刹那(75分の1秒)
16.7 ms商用交流60Hzの1周期
20 ms商用交流50Hzの1周期
41.7 ms映画フィルム1コマ分の時間
50 ms聴くことのできる最も低い音(20Hz)の1周期
62.831853 ms空飛ぶスパゲッティ・モンスター教にて、スパゲッティ・モンスターが地球を創造するときに要したとされる時間。
10−1100 ms130 ms人間の反応速度
838 msリチウム-8 の半減期
1001 s(1.26 s光が地球から月まで進む時間
1.316 sユー・サファー(楽曲)
1.337 s最初に見つかった電波パルサーPSR B1919+21 (CP 1919) のパルス周期
5 s5秒ルール(落ちた食品が汚染されたと感じるまでの時間。迷信の一種)
8 s8秒ルール(Webデザインにおけるガイドラインの一種)
9.58 s男子100mの世界記録(9秒58、ウサイン・ボルト)
10110 s60 s
102100 s273 s4分33秒(楽曲)
499.004 782 s光が太陽から地球まで進む時間 (太陽の光差[3]、IAU1976)
614.6 s原子核外での中性子の半減期
864 s古代中国の 1 (1/100日)
関東大震災と余震で揺れた時間の合計
1031 ks
キロ秒
1 ks
3.6 ks時間
7.269 ks男子マラソンの世界記録(2時間01分09秒、エリウド・キプチョゲ
10410 ks35.73 ks木星自転周期[3]
38.36 ks土星の自転周期[3]
57.99 ks海王星の自転周期[3]
62.06 ks天王星の自転周期[3]
86.164 090 53 ks地球の自転周期(1恒星日[4])
86.400 ks(1平均太陽日)
88.646 ks火星の自転周期[3]
105100 ks604.8 ks
799.2 ksツリウム-167 の半減期
1061 Ms
メガ秒
1 Ms
1.6 -
2.7 Ms
マウスの妊娠期間
1.728 Msマヤ暦における1ウィナル
2.193 Ms太陽の自転周期 (対恒星)[3]
2.351 135 883 Ms交点月[4]
2.357 Ms太陽の自転周期 (対地球)[3]
2.360 584 707 Ms分点月[4]
2.360 591 560 Ms恒星月[4]
2.380 713 100 Ms近点月[4]
2.4192 -
2.6784 Ms
2.551 442 879 Ms朔望月[4]
4.58 -
6.13 Ms
イヌの妊娠期間
5.07 Ms水星の自転周期[3]
7.60 Ms水星の公転周期[3]
10710 Ms19.4 Ms金星の公転周期[3]
21.0 Ms金星の自転周期[3]
24.2 Ms人間のおよその妊娠期間
29.947 974 965 Ms食年[4]
31.1 Msマヤ暦における1トゥン
31.536 000 Ms太陽暦での平年の1
31.556 925 184 Ms太陽年[4]
31.556 952 Msグレゴリオ暦の1年の平均値
31.557 600 Msユリウス年
31.558 149 764 Ms恒星年[4]
31.558 432 570 Ms近点年[4]
31.622 400 Ms太陽暦での閏年の1年
59.3 Ms火星の公転周期[3]
108100 Ms221 Msイヌの平均寿命
316 Ms十年紀
375 Ms木星の公転周期[3]
569 Ms1サロス周期(223朔望月)
600 Ms1メトン周期(19太陽年≒235朔望月)
622 Msマヤ暦における1カトゥン
932 Ms土星の公転周期[3]
1091 Gs
ギガ秒
1 Gs
1.7069 Gs1 exeligmos(3サロス周期、条件の似た日食が同地域で見られる周期)
2.38 Gsハレー彗星の公転周期
2.59 Gs日本人の平均寿命(2004年)
2.65 Gs天王星の公転周期[3]
3.16 Gs世紀
42.1 Gsユリウス暦グレゴリオ暦が1日ずれる平均時間
5.21 Gs海王星の公転周期[3]
7.82 Gs冥王星の公転周期
8.49 Gsアルゴン39の半減期
101010 Gs12.4 Gsマヤ暦における1バクトゥン
12.6 Gs400年(グレゴリオ暦の周期)
13.2 Gs108の半減期
31.6 Gsミレニアム(千年紀)
ジェム・ファイナーの楽曲「ロングプレイヤー」の演奏時間 (2000年1月1日よりロンドンで演奏開始。現在も演奏中)
1011100 Gs181 Gs炭素14の半減期
249 Gsマヤ暦における1ピクトゥン(Pictun)
761 Gsプルトニウム239の半減期
814 Gs春分点移動の周期(歳差
10121 Ts
テラ秒
1 Ts
1.54 Tsユリウス暦グレゴリオ暦が1年ずれる平均時間
4.98 Tsマヤ暦における1カラブトゥン(Kalabtun)
101310 Ts99.5 Tsマヤ暦における1キンチルトゥン(K'inchiltun)
1014100 Ts739 Tsウラン236の半減期
10151 Ps
ペタ秒
1 Ps
1.99 Psマヤ暦における1アラウトゥン(Alautun)
7.10 -
7.89 Ps
太陽系銀河系に対する公転周期
101610 Ps12 PsCNOサイクルの1サイクルが完結するまでの時間
40.4 Psカリウム40の半減期
1017100 Ps137 Ps(ヒンドゥー教における時間の単位)
141 Psウラン238の半減期
145 Ps地球誕生からの時間(地球の歴史を参照)
407 Ps銀河系誕生からの時間(銀河系を参照)
431 PsHD 140283の年齢の下限値(最も古い恒星
435 Ps宇宙誕生からの時間(宇宙の歴史を参照)
443 Psトリウム232の半減期
10181 Es
エクサ秒
1 Es
1.54 Esルビジウム87の半減期
1019
以上
1024s = 1 Ys
ヨタ秒
600 Ysビスマス209の半減期
7×107 Ysテルル128の半減期(半減期が実際に測定されたものとして最長)
3×1016 Ys陽子の寿命は少なくともこの時間以上とされる
1049 Ys程度太陽と同程度の質量のブラックホール蒸発するまでにかかる時間
1082 Ys程度銀河系と同程度の質量のブラックホール蒸発するまでにかかる時間
101500全ての物質が鉄56に変換するまでにかかる時間(陽子崩壊が起こらない場合)
[注 1]全ての物質がブラックホールに飲み込まれるまでの時間(陽子崩壊が起こらない場合)
[注 1]熱的死
[注 1]複数の宇宙の全質量を1個のブラックホールに圧縮しそれが蒸発した後、ポアンカレの回帰定理に従い再びブラックホールができる時間

脚注

注釈

出典

関連項目