春日居町駅

山梨県笛吹市春日居町別田にある東日本旅客鉄道の駅

春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である[2]駅番号CO 40[1]

春日居町駅*
駅構内(2021年5月)
左 - 下り線(塩尻方面)・右 - 上り線(東京方面)
かすがいちょう
Kasugaichō
CO 39 山梨市 (2.8 km)
(2.8 km) 石和温泉 CO 41
地図
所在地山梨県笛吹市春日居町別田393-5
北緯35度40分24.6秒 東経138度39分32.6秒 / 北緯35.673500度 東経138.659056度 / 35.673500; 138.659056 東経138度39分32.6秒 / 北緯35.673500度 東経138.659056度 / 35.673500; 138.659056
駅番号CO40[1]
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線中央本線
キロ程125.0 km(東京起点)
電報略号カウ
ヘツ(改称前)
駅構造地上駅
ホーム2面2線[2]
開業年月日1954年昭和29年)12月1日[2]
備考無人駅乗車駅証明書発行機 有)[2]
* 1993年平成5年)に別田駅から改称[2]
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歴史

太平洋戦争後に開設された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された[2]。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。

年表

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅と良く似ている。当駅東京寄り約150m手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。

当駅には駅舎が無く、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札自動改札機は未設置)がある[2]待合室はないが各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。ホーム間は跨線橋構内踏切等は無く、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する[2]

甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。

国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いため塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線間合い運用など)のみ停車していたが、2021年時点では全普通列車が停車する。

のりば

ホーム路線方向行先
南側 中央本線下り甲府小淵沢松本方面
北側上り大月高尾八王子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

※案内上の番線番号は設定されていない。

利用状況

1日平均人員は、「山梨県統計年鑑」の数値を1年の日数で割って算出。

乗車人員推移
年度1日
乗車人員
出典
2000年(平成12年)379[7]
2001年(平成13年)379[8]
2002年(平成14年)382[9]
2003年(平成15年)392[10]
2004年(平成16年)402[11]
2005年(平成17年)399[12]
2006年(平成18年)461[13]
2007年(平成19年)490[14]
2008年(平成20年)504[15]
2009年(平成21年)498[16]
2010年(平成22年)510[17]

駅周辺

駅南側広場(2021年5月)

旧・春日居町唯一の鉄道駅で、町域南部平坦地の山梨市寄りに位置する。東京方面ホームの出口脇には観光案内所(案内所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面ホーム脇にはロータリーと日中は無料で入浴可能な足湯が整備されている。春日居の中心部、笛吹市春日居支所周辺へは直線距離で約800メートルの距離である。

バス路線

『春日居町駅』停留所が設置されており、山梨厚生病院石和温泉駅へと向かう栄和交通の路線が発着する。なお、いずれの路線も、土日祝日および12月30日 - 1月3日は運休となる。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線
山梨市駅 (CO 39) - 春日居町駅 (CO 40) - 石和温泉駅 (CO 41)

脚注

関連項目

外部リンク