新賓満族自治県

新賓満族自治県(しんひん-まんぞく-じちけん、満洲語: ᠰᡳᠨ
ᠪᡳᠨ
ᠮᠠᠨᠵᡠ
ᡠᡴ᠋ᠰᡠᡵᠠ
ᠪᡝᠶᡝ
ᡩᠠᠰᠠᠩᡤᠠ
ᡥᡳᠶᠠᠨ
、転写:sin bin manju uksura beye dasangga hiyan[1])は中華人民共和国遼寧省撫順市に位置する自治県満洲族が多く居住するが、永陵鎮などには朝鮮族も多く居住する。

中華人民共和国 遼寧省 新賓満族自治県
永陵・四祖碑亭
永陵・四祖碑亭
永陵・四祖碑亭
撫順市中の新賓県の位置
撫順市中の新賓県の位置
撫順市中の新賓県の位置
簡体字新宾
繁体字新賓
拼音Xīnbīn
カタカナ転写シンビン
国家中華人民共和国の旗 中華人民共和国
遼寧
地級市撫順市
行政級別自治県
建置1763年
改称1985年
面積
総面積4,287 km²
人口
総人口(2004)31 万人
経済
電話番号0413
郵便番号113200
行政区画代碼210422
公式ウェブサイト http://www.xinbin.gov.cn/

歴史

1763年乾隆28年)、清朝により設置された興京庁を前身とする。1908年宣統元年)に興京府に昇格した。1914年民国2年)、興京県と改称、1929年(民国18年)には新賓県と改称されている。満洲国が成立すると1933年大同2年)に興京県とされた。1945年8月、満洲国が崩壊すると県名は新賓県に戻され、1985年には新賓満族自治県に改編されている。

県内の永陵鎮老城村は清朝を築いたヌルハチの出生地であり、赫図阿拉満洲語ᡥᡝᡨᡠ᠋
ᠠᠯᠠ
、ヘトゥアラ、1643年天聡8年)に興京と改称)が設置されている。またヌルハチの尊属を被葬者とする永陵が存在する。

行政区画

9、6を管轄する。

  • 鎮:新賓鎮、旺清門鎮、永陵鎮、平頂山鎮、大四平鎮、葦子峪鎮、木奇鎮、上夾河鎮、南雑木鎮
  • 郷:紅昇郷、響水河子郷、紅廟子郷、北四平郷、楡樹郷、下夾河郷

観光地

中国地名の変遷
建置1763年
使用状況新賓満族自治県
興京庁
興京府(1909年)
中華民国興京県
新賓県(1929年)
満洲国興京県(1933年)
現代新賓県
新賓満族自治県(1985年)

脚注