新清洲駅

愛知県清須市にある名古屋鉄道の駅

新清洲駅(しんきよすえき)は、愛知県清須市新清洲一丁目にある、名古屋鉄道名古屋本線である。駅番号はNH44

新清洲駅*
東口
しんきよす
SHIN KIYOSU
NH43 丸ノ内 (0.9 km)
(2.3 km) 大里 NH45
地図
所在地愛知県清須市新清洲一丁目1-1
北緯35度12分40.7秒 東経136度50分8秒 / 北緯35.211306度 東経136.83556度 / 35.211306; 136.83556 東経136度50分8秒 / 北緯35.211306度 東経136.83556度 / 35.211306; 136.83556
駅番号NH  44 
所属事業者名古屋鉄道
所属路線名古屋本線
キロ程75.2 km(豊橋起点)
駅構造地上駅
ホーム2面4線
乗降人員
-統計年度-
7,422人/日
-2022年[1]-
開業年月日1928年昭和3年)2月3日
備考特殊勤務駅(駅集中管理システム導入駅)
* 1948年西清洲より改称
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快速急行以下の列車が停車する。現在は当駅で上りはほぼ終日、下りは夕方以降に半数の普通が急行(豊橋発着)を待避し緩急接続を行っている。

また、平日各1本ずつ準急、急行は、特急の通過待ちを行う。

当駅を起終点とする列車は存在しないが、夜間滞泊が行われている。

歴史

駅構造

待避設備を備えた2面4線の島式ホームを持つ地上駅。名古屋方面は当駅から本笠寺駅まで同一方向の緩急接続が出来ない(構造上、金山駅でも緩急接続は可能だが本数が多いため一部時間帯を除き行わない)。特殊勤務駅で、窓口営業時間は平日の7:30 - 10:30である(土休日は休業)。2023年12月22日までは終日有人駅であった。改札口はホームの南端(名古屋側)地下に存在。かつては地上に存在した。改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と、自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を備えている。ホームが狭いため、列車通過の際は利用客に対して危険を知らせるアナウンス(自動放送)が流れる。エレベーターエスカレーターは無く、ホーム嵩上げ等のバリアフリー化工事は未着手である。列車案内はLED式で、ホーム幅の関係上、他の駅のものより小さなものが使われている。

直線上にある駅だが弾性分岐器が採用されていないため、通過列車も100 - 110km/hの速度制限を受ける。かつて岐阜方にはノーズ可動式の分岐器が使われていた。

改札口周りも狭いため、自動改札機の一部を横向きに配置するなど、レイアウトには苦心の跡が見られる。なお、改札口前の通路はスロープを利用して自転車の通行も可能である。

高架化計画があり、2023年令和5年)度に工事を着工、2040年(令和22年)度に工事を完了する予定[8]

のりば
番線路線方向行先備考
1NH 名古屋本線下り名鉄一宮名鉄岐阜方面[9]待避線
2本線
3上り名鉄名古屋金山方面[9]
4待避線

配線図

新清洲駅 構内配線略図

名古屋方面

一宮・
岐阜方面
凡例
出典:[10]


利用状況

  • 移動等円滑化取組報告書によると、2020年(令和2年)度の1日平均乗降人員は6,702人であった[11]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年(平成25年)度当時の1日平均乗降人員は7,853人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中49位、名古屋本線(60駅)中18位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年(平成4年)度当時の1日平均乗降人員は8,238人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中53位、 名古屋本線(61駅)中23位であった[13]

『愛知県統計書』、『愛知県統計年鑑』各号によると、一日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車人員の推移
総数定期備考
1949(昭和24)年度*1030期間は1949年5月 - 1950年4月末[14]
1950(昭和25)年度*984期間は1949年11月 - 1950年10月末[15]
1951(昭和26)年度*1195[16]
1952(昭和27)年度1029[17]
1953(昭和28)年度1149[18]
1954(昭和29)年度1214[19]
1955(昭和30)年度1302[20]
1956(昭和31)年度1446[21]
1957(昭和32)年度1493[22]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度
1960(昭和35)年度
1961(昭和36)年度
1962(昭和37)年度
1963(昭和38)年度
1964(昭和39)年度
1965(昭和40)年度
1966(昭和41)年度
1967(昭和42)年度
1968(昭和43)年度
1969(昭和44)年度
1970(昭和45)年度
1971(昭和46)年度
1972(昭和47)年度
1973(昭和48)年度
1974(昭和49)年度
1975(昭和50)年度
1976(昭和51)年度
1977(昭和52)年度
1978(昭和53)年度31101993[23]
1979(昭和54)年度33482186[24]
1980(昭和55)年度35502337[25]
1981(昭和56)年度36442407[26]
1982(昭和57)年度38112485[27]
1983(昭和58)年度37582454[28]
1984(昭和59)年度38652519[29]
1985(昭和60)年度38472496[30]
1986(昭和61)年度38802537[31]
1987(昭和62)年度39322557[32]
1988(昭和63)年度40972687[33]
1989(平成元)年度41322703[34]
1990(平成02)年度39942651[35]
1991(平成03)年度41802780[36]
1992(平成04)年度41302748[37]
1993(平成05)年度40512681[38]
1994(平成06)年度39682626[39]
1995(平成07)年度38862611[40]
1996(平成08)年度37492489[41]
1997(平成09)年度35852365[42]
1998(平成10)年度36272438[43]
1999(平成11)年度35762399[44]
2000(平成12)年度35252371[45]
2001(平成13)年度34482281[46]
2002(平成14)年度33992246[47]
2003(平成15)年度34242274[48]
2004(平成16)年度34492271[49]
2005(平成17)年度35052282[50]
2006(平成18)年度35602311[51]
2007(平成19)年度36332365[52]
2008(平成20)年度37672481[53]
2009(平成21)年度37822542[54]
2010(平成22)年度37982558[55]

* 千人単位からの概算値

駅周辺

当駅から南へ徒歩で20分ほど進むとあま市甚目寺地区に入る。高架化に合わせ 周辺では土地区画整理情報が行われている。

隣の駅

名古屋鉄道
NH 名古屋本線
ミュースカイ快速特急特急
通過
快速急行急行
須ヶ口駅(NH42) - 新清洲駅(NH44) - (一部の快速急行と急行は大里駅(NH45)) - 国府宮駅(NH47)
準急
須ヶ口駅(NH42) - 新清洲駅(NH44) - 大里駅(NH45)
普通
丸ノ内駅(NH43) - 新清洲駅(NH44) - 大里駅(NH45)

※ かつては当駅 - 大里駅間に増田口駅が存在した。

脚注

関連項目

外部リンク