敷戸駅

大分県大分市にある九州旅客鉄道の駅

敷戸駅(しきどえき)は、大分県大分市大字鴛野にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線である[1]

敷戸駅
全景(2016年6月)
しきど
Shikido
滝尾 (2.7 km)
(1.4 km) 大分大学前
地図
所在地大分県大分市大字鴛野[1]
北緯33度11分16.81秒 東経131度36分54.43秒 / 北緯33.1880028度 東経131.6151194度 / 33.1880028; 131.6151194 東経131度36分54.43秒 / 北緯33.1880028度 東経131.6151194度 / 33.1880028; 131.6151194
所属事業者九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線豊肥本線
キロ程7.8 km(大分起点)
電報略号シキ
駅構造地上駅
ホーム1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
879人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日1987年昭和62年)2月22日[2]
備考無人駅
駅集中管理システム導入駅[3]
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歴史

かつて滝尾駅が開業した際、現在の当駅に近い場所に駅を設ける案もあったが、当時滝尾近辺には工場が密集していたため、そちらに駅ができた。

当駅は国鉄時代末期に開業した。大分駅に直通しているためアクセスが良く、当駅の開業により近隣の通勤通学路としての利便性は格段に向上した。当駅は滝尾駅に比べ大幅に利用者が多い。開業当初は無人駅で国鉄OBに名誉駅長を委嘱していた[2]が、その後、臨時に職員が配置されるようになり、さらに正式に有人駅となった。

年表

駅構造

駅南側の跨線橋から見たプラットホーム

単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]

2018年(平成30年)11月30日まではJR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅であった[14]。当初は同年3月17日中判田 - 滝尾間に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入した上で当駅を無人化する予定であったが、当駅と大分大学前駅は同年12月1日まで「ANSWER」導入は見送られた。

利用状況

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員879人である[15]

乗車人員推移
年度1日平均人数
2000年1,623
2001年1,603
2002年1,237
2003年1,232
2004年1,187
2005年1,143
2006年1,140
2007年1,130
2008年1,151
2009年1,119
2010年1,102
2011年1,070
2012年1,106
2013年1,151
2014年1,082
2015年1,190
2016年1,166
2017年1,144
2018年1,094
2019年1,066
2020年879

駅周辺

駅の出入口は国道10号に面している[16]。周辺は大規模な住宅団地をはじめとして住宅が多い[16]。当初は団地入口の交差点付近に設けられる予定であったが、送迎の自家用車が国道を塞ぐおそれがあったため、50 m大分寄りに移動した現在地に建設し、あわせて国道に送迎の自動車が数台程度停車できる停車帯を設けた[17]。2002年に大分大学前駅が開業するまでは大分大学の最寄り駅でもあった。大分大学までは徒歩で20分ほどかかる。当駅と大分大学前駅との距離はおよそ1.4 kmで、大分市内では最も駅間が短い。

開業当初、駅反対側への敷戸団地へは駅の北側にある敷戸団地入口交差点か南側の島田橋へ迂回する必要があったが、利用客の増加に伴い団地内の道路に歩道を設置したうえで、団地から駅側へしきど新橋を架け、その先に跨線橋を設置することにより300 m程度移動距離を短縮した[7]

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
豊肥本線
普通
滝尾駅 - 敷戸駅 - 大分大学前駅

脚注

関連項目

外部リンク

  • 敷戸駅(駅情報) - 九州旅客鉄道