戸田公園駅

埼玉県戸田市本町にある東日本旅客鉄道の駅

戸田公園駅(とだこうえんえき)は、埼玉県戸田市本町四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。駅番号JA 18

戸田公園駅
西口(2014年4月)
とだこうえん
Toda-Kōen
[* 1]JA 17 浮間舟渡 (2.4 km)
(1.3 km) 戸田 JA 19
地図
所在地埼玉県戸田市本町四丁目15-1
北緯35度48分28.93秒 東経139度40分40.95秒 / 北緯35.8080361度 東経139.6780417度 / 35.8080361; 139.6780417 東経139度40分40.95秒 / 北緯35.8080361度 東経139.6780417度 / 35.8080361; 139.6780417
駅番号JA18
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線埼京線
(線路名称上は東北本線の支線)
キロ程5.5 km(赤羽起点)
大崎から24.4 km
電報略号トコ
駅構造高架駅
ホーム1面2線(通過線2線あり)
乗車人員
-統計年度-
30,915人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1985年昭和60年)9月30日
備考直営駅管理駅
話せる指定席券売機設置駅[1][2]
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東口(2015年11月)

当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(支線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。 埼京線は当駅から大宮方面が大宮支社の管轄となる。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線(副本線)とその外側に2線の通過線(本線)を有する高架駅である。快速の停車駅ではあるが、通勤快速は通過し、平日の朝夕ラッシュ時には一部の各駅停車が通勤快速を待避する。なお、本線を走行する列車は平日ダイヤの通勤快速と回送列車のみ(南与野駅も同様)。高架下に駅舎があり、出入り口は駅舎の北東と南西側にある。

浦和西営業統括センター管内の直営駅駅長配置)であり、管理駅として戸田駅北戸田駅を管理している。話せる指定席券売機[1][2]自動改札機が設置されている。

ATACS導入前までは、ATCのシステム上、当駅に停車する電車はホーム進入前に25km/h以下に減速してから再加速し分岐器を通過するため、車内が大きく揺れることがあった[注釈 1]

のりば

番線路線方向行先
1 埼京線南行池袋新宿大崎りんかい線相鉄線方面
上り
2北行武蔵浦和大宮川越方面
下り

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ

1番線は戸田市歌である「ああ わが戸田市」[6]、2番線はテイチク製の発車メロディが使用されている。

1 ああ わが戸田市
2 コーラルリーフ

ステーションカラー

1985年昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽 - 北与野間)には駅ごとに色が設定され、JR移行後も引き継がれている。当駅のカラーは水色()である。

利用状況

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員30,915人である[利用客数 1]。赤羽駅 - 大宮駅間の通勤快速通過駅の中では最も乗車人員が多い。

毎年8月第1土曜日に国道17号本線(中山道)の戸田橋新大宮バイパス笹目橋の間の荒川河川敷で開催される「戸田橋花火大会」開催時にはホーム・コンコースともに混雑し、入場制限が行われる場合もある。この際には改札横の店舗(丸亀製麺ビーンズ戸田公園)を臨時休業の上で店内に簡易Suica改札機を設置し、臨時改札として運用する。

開業後の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度1日平均乗車人員出典
定期外定期合計
1985年(昭和60年)[備考 1]6,362
1986年(昭和61年)9,755
1987年(昭和62年)11,406
1988年(昭和63年)13,582
1989年(平成元年)14,918
1990年(平成02年)16,424
1991年(平成03年)17,982
1992年(平成04年)19,273
1993年(平成05年)19,916
1994年(平成06年)20,276
1995年(平成07年)21,167
1996年(平成08年)22,042
1997年(平成09年)7,91014,62522,535
1998年(平成10年)7,86415,00222,866
1999年(平成11年)7,94315,13523,078[埼玉県統計 1]
2000年(平成12年)8,02215,747[JR 1]23,769[埼玉県統計 2]
2001年(平成13年)8,46816,431[JR 2]24,900[埼玉県統計 3]
2002年(平成14年)8,55517,084[JR 3]25,639[埼玉県統計 4]
2003年(平成15年)8,90017,643[JR 4]26,543[埼玉県統計 5]
2004年(平成16年)9,07318,316[JR 5]27,389[埼玉県統計 6]
2005年(平成17年)9,02518,742[JR 6]27,767[埼玉県統計 7]
2006年(平成18年)9,09619,054[JR 7]28,150[埼玉県統計 8]
2007年(平成19年)9,20919,676[JR 8]28,886[埼玉県統計 9]
2008年(平成20年)9,15119,763[JR 9]28,914[埼玉県統計 10]
2009年(平成21年)9,03320,033[JR 10]29,067[埼玉県統計 11]
2010年(平成22年)8,91020,426[JR 11]29,336[埼玉県統計 12]
2011年(平成23年)9,05920,691[JR 12]29,750[埼玉県統計 13]
2012年(平成24年)[JR 13]9,231[JR 13]21,580[JR 13]30,811[埼玉県統計 14]
2013年(平成25年)[JR 14]9,537[JR 14]22,468[JR 14]32,005[埼玉県統計 15]
2014年(平成26年)[JR 15]9,632[JR 15]22,376[JR 15]32,008[埼玉県統計 16]
2015年(平成27年)[JR 16]9,980[JR 16]23,446[JR 16]33,427[埼玉県統計 17]
2016年(平成28年)[JR 17]10,128[JR 17]24,001[JR 17]34,129[埼玉県統計 18]
2017年(平成29年)[JR 18]10,221[JR 18]24,443[JR 18]34,665[埼玉県統計 19]
2018年(平成30年)[JR 19]10,260[JR 19]24,684[JR 19]34,944[埼玉県統計 20]
2019年(令和元年)[JR 20]9,860[JR 20]24,617[JR 20]34,478[埼玉県統計 21]
2020年(令和02年)[JR 21]7,247[JR 21]19,126[JR 21]26,373[埼玉県統計 22]
2021年(令和03年)[JR 22]9,016[JR 22]19,502[JR 22]28,519
2022年(令和04年)[JR 23]10,144[JR 23]20,700[JR 23]30,915
備考

駅周辺

駅名の由来である戸田公園は、荒川の水を引き込んだ戸田ボートコースをはじめ、荒川の河川敷に広がる野球用のグラウンドなどの総称である。

駅の周辺は主に住宅地である。西に約1キロメートル離れて工場・倉庫地区がある。戸田オリンピックボートコースまでは南に約400メートルほどだが、コースの西端にある戸田競艇場は駅から約2キロメートル西にある。

戸田市役所など、行政の中心は隣の戸田駅の方が至近である。しかし、当駅のほうが乗車人員が多いことや快速が停車することなどから、『JTB時刻表』では当駅が戸田市の代表駅とされている。

バス路線

コミュニティバスも含めてすべて国際興業バスにより運行される。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
埼京線
通勤快速
通過
快速
赤羽駅 (JA 15) - 戸田公園駅 (JA 18) - 武蔵浦和駅 (JA 21)
各駅停車
浮間舟渡駅 (JA 17) - 戸田公園駅 (JA 18) - 戸田駅 (JA 19)

脚注

記事本文

注釈

出典

広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JRの1日平均利用客数
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JRの統計データ
埼玉県統計年鑑

関連項目

外部リンク