恋におぼれて (ロバート・パーマーの曲)

恋におぼれて」(原題:Addicted to Love)は、イギリスの歌手ロバート・パーマー1985年のアルバム『リップタイド』で発表した楽曲。1986年にはシングル・カットされた。

「恋におぼれて」
ロバート・パーマーシングル
初出アルバム『リップタイド
B面リメンバー・トゥ・リメンバー
ユー・アー・イン・マイ・システム(リミックス)(12インチ・シングル)
リリース
規格7インチ・シングル、12インチ・シングル
録音バハマ コンパス・ポイント・スタジオ[1]
ジャンルポップ・ロック
時間
レーベルアイランド・レコード
作詞・作曲ロバート・パーマー
プロデュースバーナード・エドワーズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ[3]
  • 2位(ニュージーランド[4]
  • 5位(イギリス[5]
  • 34位(オランダ[6]、ベルギー・フランデレン地域[7]
  • ロバート・パーマー シングル 年表
    リップタイド
    (1986年)
    恋におぼれて
    (1986年)
    ハイパーアクティヴ
    (1986年)
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    「アディクテッド・トゥ・ラヴ」
    ティナ・ターナーシングル
    初出アルバム『Tina Live in Europe』
    B面オーバーナイト・センセーション
    Legs(12インチ・シングル、CDシングル)
    リリース
    規格7インチ・シングル、12インチ・シングル、CDシングル
    時間
    レーベルキャピトル・レコード
    作詞・作曲ロバート・パーマー
    プロデュースジョン・ハドソン
    チャート最高順位
    • 23位(ベルギー・フランデレン地域[8]
    • 28位(オランダ[9]
    • 71位(イギリス[10]
    ティナ・ターナー シングル 年表
    ナットブッシュ・シティ・リミッツ
    (1988年)
    アディクテッド・トゥ・ラヴ
    (1988年)
    トゥナイト
    (1988年)
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    背景

    作詞・作曲はパーマー自身により、夢の中に出てきたリフレインを、起きてすぐにハミングで録音し、それを元に完成させた[11]。当初はチャカ・カーンとのデュエット曲として企画され、実際に両名のボーカル・パートが録音されたが、カーンのマネージメントの反対により、最終ミックスでは彼女のパートが外された[12]。そして、カーンはクレジット上では「ボーカル・アレンジメント」を担当したことになっている[11]。本作のレコーディングには、パワー・ステーションでパーマーと共演したアンディ・テイラーやトニー・トンプソンらが参加した[11]

    ミュージック・ビデオはテレンス・ドノヴァンが監督し[11]、黒い衣装を着た女性モデルによるバンドを従えて、パーマーが歌うという内容になっている[13]。女性モデルのメイクに関しては、パトリック・ナゲル(デュラン・デュランのアルバム『リオ』のジャケット等を手がけたイラストレーター)の作品が参考にされた[11][13]

    反響・評価

    全英シングルチャートでは16週トップ100入りして、最高5位を記録し、自身初の全英トップ10シングルとなった[5]。アメリカでは1986年5月3日付のBillboard Hot 100で1位を獲得して、自身初の全米トップ10シングルとなり[3]、1989年1月にはRIAAによりゴールドディスクの認定を受けた[2]

    第29回グラミー賞では最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞し、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞にもノミネートされた[14]

    カヴァー

    ティナ・ターナーによるカヴァー

    ティナ・ターナーはライヴで本作をカヴァーしており、1988年発売の2枚組ライヴ・アルバム『Tina Live in Europe』に収録された[12]。なお、同アルバムは、日本では13曲を抜粋した1枚物のアルバム『モア・ライヴ!』として発売され、本作のカヴァーも収録された[15]。ターナーのヴァージョンは、イギリスやヨーロッパでシングル・カットされた。

    その他

    脚注

    先代
    プリンス&ザ・レヴォリューションKISS
    Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
    1986年5月3日
    次代
    ペット・ショップ・ボーイズウエスト・エンド・ガールズ