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川中 だいじ(かわなか だいじ、2010年12月11日 - )は、日本の中学生、ジャーナリスト。日本中学生新聞を創刊し、執筆している[1]。
経歴
大阪府大阪市に生まれる。2017年に小学校に進学。2019年、小学校3年生のとき行われた第25回参議院選挙から政治や選挙に興味を持つ。
2020年、川中が小学校4年生のとき大阪都構想についての2回目の住民投票が行われ、学校等で都構想について友人・知人に話、大阪都構想について理解してもらおうと学校等で話をするが、教員に怒られる。
2021年、川中が小学校5年生のとき第49回衆議院選挙が行われ、多くの候補者と接触してチラシなどのコレクションを始めた。
2022年、川中が小学校6年生のとき第26回参議院選挙が行われ、水道橋博士や八幡愛と撮影をしたり、党派関係無く押越清悦などのチラシを集めたりしていた。小学校で【うどんゼリーの禁止】が決められた際は、反対の先頭に立ち、署名を集めた。
2023年、川中が中学生になる春休みに、岸田文雄に対し核兵器禁止条約に署名・批准しないのかと質問したいと思い、G7広島サミットに申請したが、学生なことや法人でないことを理由に却下された[1]。その後、日本中学生新聞を創刊[2]。その後noteやX(旧Twitter)などのサービスを使って情報発信を始めた。また、2023年統一地方選挙では、大阪市議会選挙・吹田市長選挙へ取材に行った。ドキュメンタリー映画『NO 選挙,NO LIFE』の舞台挨拶なども行き一躍人気を集める。中学校では、一躍人気を集め生徒会長に当選。学校内改革を進めるが、次の選挙で惜しくも落選する。
2024年、川中は京都市長選挙や茨木市長選挙を取材に訪れる。春には、日本万国博覧会協会に電話で取材も行なっている。東京都知事選挙を自身の日本中学生新聞公式YouTubeで選挙特番を行った。
人物
- 好きな言葉は、「Life is tragedy when seen in close-up, but comedy in long shot.」日本語訳「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見ればコメディだ。」(チャールズ・チャップリン)
- 2つ目の好きな言葉は、「国民の生活が第一。」(民主党)
- 尊敬する人は、尾崎行雄、畠山理仁、今井一、チャップリン。
- 政治に関心を持ったきっかけは、「街頭演説に興味を持ってから、選挙特番を見ると討論をしていて面白かったから」。
- 大阪市長選挙・吹田市長選挙・京都市長選挙・堺市長選挙・日本保守党大阪演説・東京都知事選挙・水道橋博士と松井一郎との裁判などを取材や解説をした。
- 性格は、優しく弱者に向き合っており、色々な人と握手をする。だが、一部乱雑な一面もあり、人間らしさをアピールしている。
出演・記事
- FRIDAYデジタル2023年9月14日「夢洲カジノは止められる」…中学生がたった一人で立ち上げた『日本中学生新聞』その大人顔負けの中身
- 朝日新聞2023年10月16日「日本中学生新聞」を一人で始めた少年 岸田首相に聞きたかったこと
- 朝日新聞2023年10月19日 中1、新聞を創刊 岸田首相に直接聞きたい。それなら――
- FRIDAYデジタル202311月08日「学校で政治の話はタブーなの?」教育評論家・親野智可等氏に《日本中学生新聞》が聞いてみた
- 東洋経済オンライン1月27日 「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは
- 西谷文和 路上のラジオ第171回中学生が見た「不思議の国ニッポン」川中だいじさん
- 西谷文和 路上のラジオ 第187回 川中だいじさん「中学生が見た不思議の国ニッポン」その2
- Arc TimesGWスペシャルライブ【川中だいじさん×尾形聡彦×望月衣塑子/子どもと大人で考える、万博・自民裏金と選挙・「報道、日本は70位」のなぜ/子どもの日に日本の未来を話し合う】
主張・思想
- 民主主義について探究しており、主権者教育・政治教育を提案している。
- 選挙に非常に興味があり、畠山理仁氏ととともに「選挙に行こう」と呼びかけている。
- ひとり一人が議論する社会を作らなけらばならないと考え、学校制度改革を掲げている。
- 学校内校則の最終決定権を生徒投票にする『がっこう民主化構想』を掲げている。
- 国民発議という今井一が提唱しているものに賛同しており、川中自身も呼びかけている。
脚注
出典
関連項目
外部リンク