島の女 (1957年の映画)

1957年のアメリカ映画

島の女』(しまのおんな、原題:Boy on a Dolphin)は、1957年アメリカ合衆国映画ギリシャで撮影された初のハリウッド映画である。ジーン・ネグレスコ監督の作品で、出演はソフィア・ローレンアラン・ラッドなど。本作がローレンのハリウッド進出第1作となった[1]

島の女
Boy on a Dolphin
監督ジーン・ネグレスコ
脚本アイヴァン・モファット
ドワイト・テイラー
原作デヴィッド・ディヴァイン
製作サミュエル・G・エンゲル
出演者ソフィア・ローレン
アラン・ラッド
音楽ヒューゴー・フリードホーファー
撮影ミルトン・クラスナー
編集ウィリアム・メイス
配給20世紀フォックス
公開アメリカ合衆国の旗 1957年4月19日
日本の旗 1957年6月18日
上映時間111分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
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第30回アカデミー賞では作曲賞にノミネートされている[2]

ニューヨークで初上映されるとこの映画は、ギリシャ王妃フリデリキのギリシャ孤児基金に恩恵をもたらしたという[3]

ストーリー

ギリシャのハイドラ島にて海綿採取で生計を立てるフェードラは、イルカに乗った少年のブロンズ像を見つける。地元の医者ホーキンスは彼女にこの像の価値を話し、売却を勧める。また、フェードラの仕事にかかわっている漁師のリフも協力する。フェードラは売却交渉のためにアゼンヌへ行き、アメリカ人考古学者コールダーと知り合うが、彼の近くにいた美術品コレクターのパーマリーからも取引を求められる。フェードラとパーマリーはハイドラ島へ行き、リフとともに像の引き上げにあたる。また、コールダーもフェードラの弟ニコとともに像の引き上げにあたる。そうしているうちにフェードラとコールダーはひかれあう。そして、パーマリーの船に乗ったフェードラとリフは像を発見し、海底の洞窟に移動させる。出遅れたコールダーはパーマリーがギリシャの国宝をコレクションに加えようとしていることで当局から監視されていることを知り、フェードラを説得してパーマリーと別れさせる。そうしているうちにリフは像にロープを付ける。パーマリーが逮捕された際にロープも見つかるも、先端には何もついていなかったため、パーマリーは釈放される。彫像はニコの手に入っており、翌朝多数の漁船とともに港へ入ってきた。そして、この彫像はギリシャの国宝に指定され、コールダーとフェードラは結ばれる。

キャスト

役名俳優日本語吹替
NETテレビ旧版NETテレビ新版
フェードラソフィア・ローレン今井和子
カルダーアラン・ラッド金内吉男石田太郎
パーマリークリフトン・ウェッブ中村正
リフホルヘ・ミストラル青野武
ホーキンスローレン・ネイスミス早野寿郎
ニコピエロ・ジャグノーニ山本嘉子菅谷政子
調査官アレクシス・ミノティス英語版緑川稔
デイルガートルード・フリン近藤高子
ボールドウィンチャールズ・フォーセット英語版藤本譲
トニーノ玄田哲章
ウェイター村松康雄
ボーイ広瀬正志
演出佐藤敏夫
翻訳宇津木道子
効果TFC
調整前田仁信
制作東北新社
解説淀川長治児玉清
初回放送1969年8月17日
日曜洋画劇場
1976年11月20日
土曜映画劇場
21:00-22:26

スタッフ

出典

関連項目

外部リンク

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