岩田望来

2000年5月31日、当時園田競馬所属だった父・岩田康誠の次男として生まれる^[3]。幼い頃から父の背中を見て育ち、騎手を志す^[4]。競馬学校入学までに豊富な乗馬経験を積んだ^[5]。

2016年に競馬学校騎手課程に入学^[6]。2019年2月、競馬学校騎手課程を卒業（第35期^{[注 1]}）。

2019年3月に藤原英昭厩舎から騎手デビュー。3月30日の阪神5R（3歳500万下）をポップフランセで制し、デビューから36戦目で初勝利を挙げた^[5]。5月23日の園田競馬場第10RのJRA交流戦「猪名川特別」では父の騎乗馬に1/2馬身差で競り勝ち、中央も含めて初の親子ワンツーフィニッシュを父の古巣で決めた^[8]。

2019年6月30日に行われたCBC賞で自厩舎のラベンダーヴァレイとコンビを組み重賞初騎乗を果たした。

2020年12月5日、中京1Rをバイオレットジンクで勝利し、JRA通算100勝を達成した^[9]。

2022年2月19日に行われた京都牝馬ステークスをロータスランドで勝利し重賞初制覇。^[10]

2022年11月3日、JBCレディスクラシックをヴァレーデラルナで勝利しJpnI初制覇。なお父・岩田康誠も2014年にサンビスタで同レースを制しており、親子制覇となった。

2022年12月24日、阪神4レース11番セオを1着に導き、初のJRA年間100勝を達成^[11]。22歳6カ月24日でのJRA年間100勝は、武豊騎手(19歳8カ月12日)に次ぐ史上2番目の記録となった^[11]。

2023年11月3日、 第9R・JBCレディスクラシックで、ライオットガール（牝3・栗東・中村直也）に騎乗予定だったが 「事故」と発表され、騎乗しなかった。なお、森泰斗に乗り替わりとなっていた。また、岩田は、JBCスプリントにてダンシングプリンス（牡7・美浦・宮田敬介）に騎乗。しかしながら、スタート直後に落馬。まさかの競走中止となっている^[12]。それに伴い、東京シティ競馬(TKC)は公式サイトにて「ライオットガール号に騎乗しようとしたところ、前検量受験時刻に遅れ、騎手変更となったことは、騎手としての注意義務を怠った」として同年11月6日、7日の2日間の騎乗停止が発表された^[13]。

目標とする騎手は父である岩田康誠。夢は「日本だけでなく海外でも活躍し、どの国からも依頼がくるような騎手」になること^[4]。

2024年3月9日現在

• ロータスランド（2022年京都牝馬ステークス）
• アスクワイルドモア（2022年京都新聞杯）
• プリティーチャンス（2022年レディスプレリュード）^[14]
• ヴァレーデラルナ（2022年JBCレディスクラシック）^[14]
• イルーシヴパンサー（2023年京都金杯）^[15]
• ペルアア（2023年マリーンカップ）^[14]
• ライオットガール（2023年レパードステークス、クイーン賞、2024年兵庫女王盃^[14]）
• アスクワンタイム（2023年小倉2歳ステークス）^[16]
• マスクトディーヴァ（2023年ローズステークス）
• ハギノアレグリアス（2023年シリウスステークス）^[17]
• コンクシェル（2024年中山牝馬ステークス）
• コスタボニータ（2024年福島牝馬ステークス）^[18]
• ヨーホーレイク（2024年鳴尾記念）

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