小林駅 (宮崎県)

宮崎県小林市細野にある九州旅客鉄道の駅

小林駅(こばやしえき)は、宮崎県小林市細野にある、九州旅客鉄道(JR九州)吉都線である。

小林駅*
2015年3月から使用されている南側の新駅舎(2015年11月)
こばやし
Kobayashi
西小林 (6.2 km)
(4.0 km) 広原
地図
所在地宮崎県小林市細野1836
北緯31度59分28.18秒 東経130度58分32.09秒 / 北緯31.9911611度 東経130.9755806度 / 31.9911611; 130.9755806
所属事業者九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線吉都線[1]
キロ程26.8 km(吉松起点)
電報略号コハ
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗車人員
-統計年度-
344人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日1912年大正元年)10月1日[2]
備考直営駅
* 1951年に小林町駅から改称[3]
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小林市の中心駅で、吉都線内の途中駅では唯一の有人駅である。

歴史

旧駅舎(2005年3月)

駅構造

旧駅舎の待合室(2015年11月)

島式ホーム1面2線を有する地上駅。乗り場につけられた番号は北側駅舎側から1番線、2番線の順で、ホームと駅舎は構内踏切で連絡する。JR九州本体の直営駅だが、駅長の配置はなく、駅収受業務係員が業務を行う。きっぷうりばが設置されている[8]。なお、きっぷうりは平日のみの営業であり[8]、土曜・日曜・祝日は終日休業となる[8]

2014年度から駅周辺整備事業を進めており、2015年3月15日、駅構内西側に南北に横断する自由通路を設置し、島式ホームの横(1番線と2番線の間)に南側駅舎を新設した[9]。駅の北側にあった木造の旧駅舎はその後解体され、跡地には小林市地域・観光交流センター「KITTO小林」が建設され、2017年7月31日にオープンした[10]。解体された旧駅舎には小林市観光案内所が入っていた。

のりば

のりば路線方向行先
1吉都線下り都城宮崎方面
2上り吉松隼人方面
  • のりば表記は駅掲載および公式サイトの駅別時刻表に記述[11]

利用状況

2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員344人である[12]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度1日平均
乗車人員
1996年868
1997年833
1998年859
1999年839
2000年844
2001年784
2002年705
2003年677
2004年657
2005年628
2006年608
2007年584
2008年604
2009年585
2010年579
2011年549
2012年591
2013年546
2014年488
2015年447
2016年[13]458
2017年[14]468
2018年[15]424
2019年[16]393
2020年[17]366
2021年[12]344
2022年[18]354

駅周辺

KITTO小林

バス路線

宮崎交通の路線バスと小林市コミュニティバスが、駅前の小林駅バス停に乗り入れている。上述の「KITTO小林」がオープンした2017年8月1日以降、宮崎交通の小林市内の路線網の拠点は従来の小林バスセンターから小林駅に改められ、宮崎交通の発券窓口と旅行代理店も「KITTO小林」に移された[19]

その他

  • かつてはJR九州バス宮林線:小林駅 - 宮崎駅)が運行されていた。
  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)にある同名の駅と区別するため、乗車券類の券面には(吉)小林と表示される。
  • 福川林業は夷守岳北東側斜面の山林を伐採し自社工場で製材するために軌道を敷設した。この活動期間は1913年から1917年頃で終わり、その廃線敷は巣之浦森林鉄道として使用されることとなった。内燃機関車を使用し、1953年頃まで支線の敷設進め、巣之浦線16.8km、大幡線12.0kmとなった。運行停止は1965年頃[20]
  • ダンプ松本は引退前の巡業で宮崎県を訪れた際、小林駅で1日駅長を務めた。後日、この時に撮影された写真を使ったオレンジカードJR九州鹿児島支店から発売された[注釈 1]

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
吉都線
西小林駅 - 小林駅 - 広原駅

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク