国道194号

高知県から愛媛県に至る一般国道

国道194号(こくどう194ごう)は、高知県高知市から愛媛県西条市に至る一般国道である。

一般国道
国道194号標識
国道194号
地図
地図
総延長88.9 km
実延長76.9 km
現道76.0 km
制定年1963年昭和38年)
起点高知県高知市
県庁前交差点北緯33度33分29.24秒 東経133度31分56.00秒 / 北緯33.5581222度 東経133.5322222度 / 33.5581222; 133.5322222 (県庁前交差点 (高知県))
主な
経由都市
高知県吾川郡いの町
終点愛媛県西条市
加茂川橋交差点(北緯33度54分8.40秒 東経133度11分0.11秒 / 北緯33.9023333度 東経133.1833639度 / 33.9023333; 133.1833639 (加茂川橋交差点)
接続する
主な道路
記法
国道33号標識 国道33号
国道439号標識 国道439号
国道11号標識 国道11号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
高知市 道路元標
国道194号 起点
高知県高知市 県庁前交差点
国道194号 終点
愛媛県西条市 加茂川橋交差点

概要

高知県吾川郡いの町鹿敷
(2020年7月撮影)

起点の高知県高知市から、仁淀川地域である吾川郡いの町、仁淀川橋東詰までは国道33号と重複し、その後は仁淀川やその支流に沿うように北上し、終点の愛媛県西条市に至る路線で、高知県中央部と愛媛県東予とを結ぶ最短ルートとして知られている。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

現行の道路法昭和27年法律第180号)に基づく国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、高知徳島線として指定されていた[4]1963年(昭和38年)に一級国道55号への昇格に伴って欠番となり、同日新たに指定された高知西条線に採番された[5][6]

年表

路線状況

かつての本川村域(現在のいの町域)の手前までは仁淀川やその支流に沿った快適なドライブルートであるが、東西方向に横たわる四国山地に突き当たると、急に山岳ルートに変貌する。特に、寒風山越えは狭隘な幅員に急カーブの連続する悪路であったが、高知県愛媛県との県境の寒風山トンネルが開通して完全片側1車線化されたことにより、交通事情は劇的に改善した[7]

別名

  • 194街道(いくよかいどう)[9]
  • そらやま街道
沿道自治体、議会、商工会などで構成される「国道194号利用促進同盟会」が、主に対外的な広報活動で使用するための新しい愛称に関するアンケートを2019年令和元年)7月に実施、この結果をもとに同年11月、いの町 - 西条市間について愛称を「そらやま街道」とすることを発表した[10]

重複区間

国道33号(重複区間)との分岐
高知県吾川郡いの町、仁淀川橋東詰
  • 国道33号(起点 - 吾川郡いの町、仁淀川橋東詰)
  • 国道439号(いの町下八川 - 上八川下分)

道路施設

橋梁

  • 中野大橋

トンネル

新大森トンネル 入口付近
高知県吾川郡いの町上八川甲
  • 新大森トンネル(L=1184 m)
  • 本川トンネル(L=1382 m、W=7.0 m 1992年(平成4年)度完成)
  • 寒風山トンネル(L=5432 m、W=9.3 m 1997年(平成9年)度完成)

道の駅

地理

愛媛県西条市中野甲
(2020年7月撮影)

通過する自治体

交差する道路

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク