喜入駅

鹿児島県鹿児島市にある九州旅客鉄道の駅

喜入駅(きいれえき)は、鹿児島県鹿児島市喜入町にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線である。駅アイコンは鹿児島市観光農園グリーンファームを模した杉の木とログハウスのデザイン。

喜入駅
駅舎(2018年5月)
きいれ
Kiire
中名 (2.6 km)
(3.8 km) 前之浜
地図
所在地鹿児島県鹿児島市喜入町7108
北緯31度22分17.27秒 東経130度32分19.95秒 / 北緯31.3714639度 東経130.5388750度 / 31.3714639; 130.5388750 東経130度32分19.95秒 / 北緯31.3714639度 東経130.5388750度 / 31.3714639; 130.5388750
所属事業者九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線指宿枕崎線
キロ程26.6 km(鹿児島中央起点)
電報略号キイ
駅構造地上駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-
458人/日
-2021年-
開業年月日1934年昭和9年)5月20日
備考無人駅自動券売機 有)
駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅[1]
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普通列車のうち約半数は当駅で鹿児島中央駅方面へ折返す。当駅を境に、これより以南ではワンマン列車精算方式が変わる(当駅以北は全て駅精算、以南は指宿駅山川駅西頴娃駅駅員配置時間帯を除き全て車内精算)。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線(他に構内鹿児島中央寄りの乗越転轍器で本線に接続している非営業用留置線が1本あり、こちらは主に保守車両留置用となっている)を有する列車交換可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。駅舎側ホーム(1番線)中程には、1980年代のCTC(列車集中制御装置)運用開始まで使用していた構内踏切に付帯する収納式階段を埋設した跡が残っている。

当駅折返し列車は原則1番線に発着するため、同列車が待機中には通常は1番線に発着する指宿方面下り列車が2番線に入る。なお2017年3月ダイヤ改正以前は、下り方面行特急「指宿のたまて箱」が全便1番線で発着したため、同列車と当駅で交換する当駅折返し列車については2番線に入線していた。

無人駅。以前は業務委託駅JR九州サービスサポート受託)であった。2020年5月30日より駅遠隔案内システム(Smart Support Station)「ANSWER」の導入に伴い、無人駅化された[1]SUGOCAの利用が可能であるが、SUGOCAカード販売やSUGOCA定期券取扱は行わず簡易チャージ機によるチャージのみ可能。SUGOCA(鹿児島エリア)の利用可能範囲は当駅までで、当駅以南(前之浜駅指宿駅方面)は利用不可。駅舎は開業当時からのものだが、1986年に屋根・外壁をリニューアルして洋風駅舎としている[3]

のりば

番線路線方向行先
1-2指宿枕崎線上り谷山鹿児島中央方面
下り指宿枕崎方面

入場券について

有人駅時代には、駅名が入れると書くため、縁起が良いと言うことで、朱色の祈念スタンプを押した記念入場券を発行していた[7]。記念スタンプは8種類あり、新年や合格祈願に合わせて入場券を買い求める人がいた[7]。また当駅は2007年にJR九州が2007枚限定で販売した七福きっぷの7駅にも入っている。

同様のスタンプ入場券は、飯田線鼎駅でも発売していた。

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員458人である[8]

年度1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2002811
2003781
2004803
2005762
2006765
20077401,489
20087361,482
20097201,446
20107171,446
20117071,426
20126951,402
20137151,441
20146501,317
20156701,351
2016627
2017593
2018586
2019577
2020461
2021-458

駅周辺

バス路線

鹿児島交通
  • 「喜入駅東」バス停
    • 知覧
    • 道の駅喜入
    • 指宿いわさきホテル
鹿児島市コミュニティバス「あいばす」
  • 「喜入駅前」バス停

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
指宿枕崎線
快速「なのはな」
平川駅 - 喜入駅 - 薩摩今和泉駅
普通
中名駅 - 喜入駅 - 前之浜駅

脚注

関連項目

外部リンク

  • 喜入駅(駅情報) - 九州旅客鉄道