和田伸也

日本の長距離走選手 (1977-)

和田 伸也(わだ しんや、1977年7月9日 - )は、視覚障害陸上競技マラソン選手。 IPC 世界パラ陸上競技クラス T11 [注 1]大阪府出身、長瀬産業所属、身長 176cm体重 62kg [1][2][3]

和田伸也
ガイドランナーと走る和田伸也選手(左)
個人情報
生誕 (1977-07-09) 1977年7月9日(46歳)
大阪府寝屋川市
身長176cm
体重62kg2017年
スポーツ
競技パラ陸上競技男子
障害視覚障害
障害クラスT11
種目1500m T11
5000m T11
マラソン T11
成績・タイトル
パラリンピック2012年ロンドン
5000m T11 –
マラソン T12 – 5位
2016年リオ
1500m T11 – 6位
5000m T11 – 6位
マラソン T12 – 5位
2020年東京
1500m T11 –
5000m T11 –
マラソン T12 – 9位
自己ベスト800m:2分07秒12
2017年、T11 NR
1500m:4分05秒27
2021年、T11 NR
5000m:15分11秒79
2020年、T11 NR
10000m:34分21秒89
2011年、T11 NR
マラソン:2時間32分11秒
(2016年、T11 NR
獲得メダル
パラ陸上競技男子
日本の旗 日本
パラリンピック
2012年5000m T11
2020年1500m T11
2020年5000m T11
IPC 陸上競技世界選手権大会/
世界パラ陸上競技選手権大会
2011年マラソン T11
2013年マラソン T11
2015年5000m T11
2017年5000m T11
世界パラ陸上競技
マラソン・ワールド・カップ
2017年マラソン T11/12
アジアパラ競技大会
2014年800m T11
2014年1500m T11
2014年5000m T11
2018年1500m T11
2018年5000m T11

2012年ロンドン・パラリンピック5000m銅メダルを獲得。2013年IPC 陸上競技世界選手権大会マラソン銀メダル2014年アジアパラ競技大会 800m1500m 、 5000m 金メダルの三冠、2017年、世界パラ陸上競技マラソン・ワールド・カップ金メダル等で活躍。クラス T11 の 800m 、 5000m 、 10000m 、マラソンのアジア記録、日本記録を樹立、 1500m の日本記録を樹立した。2021年東京パラリンピックにおいて5000mで銅メダルを獲得した。全盲ランナーとしては日本で初めて健常者のエリートマラソンに出場。自己ベスト2時間32分11秒は T11 の世界記録にあと12秒と迫った。

経歴

1977年7月9日大阪府寝屋川市に生まれる。小学校3年生まで堺市で育ち、松原市に転居した。幼い頃から視力が少し低く必要に応じてメガネを使用していたが、スポーツが好きで「野球は無理でも、少し大きめのボールなら」と中学校ラグビーを始めた。生野高等学校ラグビー部に所属したものの、視覚の衰えが徐々に日常生活や運動に支障をきたし、2年生の時に網膜色素変性症と診断されラグビー部を退部。関西大学入学後、学業だけは続けたいと点字白杖歩行の訓練を受けた。大学3年生の頃には視力がゼロとなったが、習得した点字での読み書きで2002年3月、関西大学大学院社会学研究科博士前期課程を修了した。専門学校での点字の非常勤講師や、豊中市内の障害者自立生活センターでピアカウンセラーとしての勤務を経て、2004年12月、大阪府視覚障害者福祉協会に就職、2005年1月、点字図書館に配属され点字製作の担当になった。[4][5][6]

2006年3月、10年以上スポーツから遠ざかっていたため、運動不足の解消にと知人の紹介で京都視覚障害者のランニング・クラブ賀茂川パートナーズの練習会に参加した。ランニングの楽しさから、やがて大阪の長居わーわーずの練習にも参加。練習を重ねるごとに走る距離や時間を伸ばしていった。2007年、全日本盲人マラソン選手権の福知山マラソンで初のフルマラソン完走。2008年、2度目のフルマラソンとなる同じ福知山マラソンで3時間切りをするサブスリーを達成し、日本盲人マラソン協会(現:日本ブラインドマラソン協会[注 2])の2009年度の強化指定選手に選ばれた。[6][7][8]

2012年ロンドン・パラリンピック 5000m T11

2010年秋、腓骨疲労骨折で故障があったが、12月には回復し、初出場の国際大会であるアジアパラ競技大会 5000m で4位に入賞した。2011年1月、IPC 陸上競技世界選手権大会マラソンを自己ベストで銅メダルを獲得。2012年ロンドン・パラリンピック 5000m では、直前までの自己ベスト16分10秒26の記録を15秒縮め、アジア新記録の15分55秒26で銅メダルを獲得した。2013年、 IPC 陸上競技世界選手権大会マラソン銀メダル2014年韓国仁川で行われたアジアパラ競技大会では 800m1500m 、 5000m の出場全種目金メダルを獲得し三冠を達成した。[8][9][10]

2016年9月、リオ・パラリンピックでは 1500m で自身の持つ日本記録を予選と決勝で更新し6位、 5000m で6位、マラソンで5位と3種目全てで入賞。12月、クラス T11 の全盲ランナーとしては日本で初めて健常者のエリートマラソンである福岡国際マラソン選手権大会に出場。自己ベスト2時間32分11秒で日本記録を更新、世界記録にあと12秒と迫った。2017年4月、ロンドン・マラソン共催世界パラ陸上競技マラソン・ワールド・カップでは、マラソンの国際大会では自身初となる金メダルを獲得した。7月、世界パラ陸上競技選手権大会の 5000m で銅メダルを獲得。9月、福島市で開催されたジャパンパラ陸上競技大会で、予定していたガイドランナーの故障により、急遽かつて日本陸上競技選手権大会 1500m で優勝経験のある村上康則に伴走者の代役を依頼。 800m でアジア記録・日本記録を更新した。[11][12][13][14][15][16]

2018年9月、長瀬産業に入社。10月、インドネシアジャカルタで開催されたアジアパラ競技大会 1500m 、 5000m 両種目で銀メダルを獲得した。[17][18]

2021年8月27日東京パラリンピックの5000mに出場し、ロンドンパラリンピック以来2大会ぶりの銅メダルを獲得した[19]。さらには1500mでは銀メダルを獲得した。最終日のマラソンではT11クラスの選手が2人で、他の選手はT12の障害が比較的軽い選手たちとの混合の中、順位こそ9位だったが、2時間33分5秒とパラリンピック記録及び、アジア記録(福岡国際マラソンの記録はIPC非公認のため)で東京パラリンピックの有終の美を飾った。

自己ベスト

種目記録年月日大会備考
800m T112分07秒122017年9月24日2017 ジャパンパラ陸上競技大会アジア記録 日本記録 [1][20]
1500m T114分15秒622016年9月13日リオ・パラリンピック日本記録 [1][20]
5000m T1115分50秒872015年12月6日2015年度第9回京都陸協記録会
10000m T1134分21秒892011年1月23日2011 IPC 陸上競技世界選手権大会アジア記録 日本記録 [1][20]
10km33分08秒2017年3月5日第39回千葉県民マラソン[21]
ハーフマラソン1時間11分37秒2017年1月29日2017 大阪ハーフマラソン[22][23]
マラソン T112時間32分11秒2016年12月4日第70回福岡国際マラソン選手権大会日本記録 [1]
太字は2018年11月1日現在保持する記録

選手としての特徴

2010年からパートナーを組んでいる中田崇志は、高橋勇市2004年アテネ・パラリンピックマラソン金メダルを獲得した時にも貢献したガイドランナーで、次のように述べている。「初めて和田さんと会った日に、短いダッシュをしてもらいました。そのとき、彼なら5000メートルに出場すればメダルを獲れるかもしれないと思い、ひとり興奮しました。和田さん本人は、ジョギングから始めたランナーで、その時点ではトラックを走ったことはほとんどありません。自身はマラソンで活躍してお世話になった人々に恩返しがしたい、という思いを強く持っていました。それを理解したうえで 『5000メートルに強い適性があります。マラソンは弱視との勝負になりますが、5000メートルは全盲のみです。メダルを獲得するために5000メートルで勝負したいです』と私は提案しました」。また、それぞれの伴走ロープの違いについて次のように述べている。「ランナーによって特徴があって、高橋さんの場合は、転倒の危険を避けることを重視するため選手と伴走者のの甲がくっつくほどに短いロープを使っています。逆にスプリント能力が高い和田さんの場合は、ダッシュを妨げることがないように練習時から長めのものを使っています。」関東関西に離れている二人は、「会うのは月に1回か2回、年間で15回くらいでしょうか。しかし和田さんとはGPSウォッチを活用し、ふだんの練習状況をアプリで共有しています。練習時の天候気温風向き、コース状況、ランニングのスピードやピッチ、上下動、心拍数、左右ののバランスなど全てが記録されたデータが送信されてきますから、生で練習を見ている以上の状況把握が可能になっています」と述べている。[24]

写真

主な成績

国際大会

世界大会

年月大会開催地結果種目タイムガイド備考
2011年1月2011 IPC 陸上競技世界選手権大会ニュージーランドクライストチャーチ4位10000m T1134分21秒89中田崇志AR NR [1][20][25][26]
3位マラソン T112時間43分26秒二見隆亮/中田崇志[1][25][26]
2012年8月・9月第14回パラリンピックイギリスロンドン予選1500m T114分18秒71中田崇志NR [1][20][27][28]
3位5000m T1115分55秒26中田崇志AR NR [1][8][27][28]
5位マラソン T122時間40分08秒志田淳/中田崇志[1][27][28]
2013年7月2013 IPC 陸上競技世界選手権大会フランスリヨン予選1500m T11DNF[29]
4位5000m T1116分20秒91[29]
2位マラソン T112時間45分34秒行場竹彦/中田崇志[1][29]
2015年5月第5回 IBSA 世界競技大会韓国ソウル予選1500m T114分42秒78[30]
2位5000m T1116分18秒21中田崇志[1]
2015年10月2015 IPC 陸上競技世界選手権大会カタールドーハ3位5000m T1116分31秒04[31]
2016年9月第15回パラリンピックブラジルリオデジャネイロ予選1500m T114分16秒12NR [32][33]
6位4分15秒62NR [32][34][35]
6位5000m T1116分02秒97[32][36][37]
5位マラソン T122時間39分52秒行場竹彦/中田崇志[32][38][39]
2017年4月2017 ロンドン・マラソン共催
世界パラ陸上競技マラソン・ワールド・カップ
イギリス・ロンドン1位マラソン T11/122時間34分59秒中田崇志/今木一充[1][40][41]
2017年7月2017 世界パラ陸上競技選手権大会イギリス・ロンドン予選1500m T114分22秒12箕和廣太朗[1][42][43]
3位5000m T1115分54秒29[1][42][44]
2018年4月2018 ロンドン・マラソン共催
世界パラ陸上競技マラソン・ワールド・カップ
イギリス・ロンドン5位マラソン T11/122時間42分18秒中田崇志/村上康則[45][46]
AR エリア(アジア)記録 | GR 大会記録 | NR 日本記録

地域大会

年月大会開催地結果種目タイムガイド備考
2010年12月2010 アジアパラ競技大会中国広州市4位5000m T1217分18秒18木村悟/土田政志[1][47]
10000m T1239分56秒94角正真之/木之下仁NM 種目[1][47]
2014年10月2014 アジアパラ競技大会韓国仁川1位800m T112分08秒97今木一充GR [10][48]
1位1500m T114分20秒45[10][49]
1位5000m T1116分20秒48GR [10][50]
2018年10月2018 アジアパラ競技大会インドネシアジャカルタ2位1500m T114分22秒87中田崇志[51][52][53]
2位5000m T1116分19秒02[51][54]
GR 大会記録

国内大会

トラック

年月日大会開催地結果種目記録ガイド備考
2011年7月9日・10日第22回日本身体障害者陸上競技選手権大会大阪府堺市1位1500m T114分27秒69NR GR [55]
1位5000m T1116分52秒15二見隆亮/西原由高GR [56]
2011年9月24日・25日2011 ジャパンパラリンピック陸上競技大会大分市1位1500m T114分27秒18NR GR [57]
1位10000m T1135分01秒79GR [57]
2011年10月10日第16回関東身体障害者陸上競技選手権大会埼玉県上尾市1位5000m T1116分10秒26NR GR [58]
2012年6月2日・3日2012 ジャパンパラ陸上競技大会
兼第23回日本身体障害者陸上競技選手権大会
大阪市1位1500m T114分19秒94NR GR [59]
1位5000m T1116分12秒72GR [59]
2013年4月13日平成25年度第2回大阪陸上競技記録会大阪市43位5000m 一般・高校15分51秒94[60] T11 NR [1][61]
2013年6月8日・9日第24回日本身体障害者陸上競技選手権大会大阪市1位800m T112分11秒05NR GR [62][63]
1位1500m T114分22秒11[62]
2013年9月7日・8日2013 ジャパンパラ陸上競技大会山口市1位800m T112分11秒03NR GR [64]
1位10000m T1134分42秒02GR [64][65]
2014年6月7日・8日第25回日本身体障害者陸上競技選手権大会大阪市1位1500m T114分23秒10今木一充[66]
1位5000m T1116分33秒93[66]
2014年9月6日・7日2014 ジャパンパラ陸上競技大会山口市1位800m T112分08秒27中田崇志NR GR [65]
1位1500m T114分22秒43[65]
2015年7月4日・5日第20回関東身体障害者陸上競技選手権大会東京都町田市1位1500m T114分20秒85GR [67]
2015年7月18日・19日第26回日本パラ陸上競技選手権大会大阪市1位1500m T114分21秒70太西浩之[63]
2015年12月6日2015年度第9回京都陸協記録会京都市5000m15分50秒87今木一充T11 NR [1]
2016年4月30日・5月1日第27回日本パラ陸上競技選手権大会鳥取市失格1500m T11DQ行場竹彦[68][69]
1位5000m T1116分07秒07GR [70]
2016年6月4日・5日2016 ジャパンパラ陸上競技大会新潟市1位1500m T114分23秒31中田崇志[71]
2017年6月10日・11日第28回日本パラ陸上競技選手権大会東京都1位1500m T114分18秒31GR [72]
2017年9月23日・24日2017 ジャパンパラ陸上競技大会福島市1位800m T112分07秒12村上康則AR NR GR [73]
1位1500m T114分19秒60GR [73]
AR エリア(アジア)記録 | GR 大会記録 | NR 日本記録

マラソン

年月大会開催地部門結果記録ガイド備考
2007年11月23日第17回福知山マラソン
第8回全日本盲人マラソン選手権
京都府福知山市視覚障害者8位3時間7分21秒[74]
2008年11月23日第18回福知山マラソン
第9回全日本盲人マラソン選手権
京都府福知山市視覚障害者4位2時間56分55秒二見隆亮/菊地貴優[75][76]
2010年4月18日第20回かすみがうらマラソン
兼第16回国際盲人マラソンかすみがうら大会
茨城県土浦市かすみがうら市B11位2時間44分00秒[77]
2011年11月23日第21回福知山マラソン
第12回全日本盲人マラソン選手権
京都府福知山市T111位2時間38分59秒中田崇志/志田淳総合17位 [78]
2012年11月23日第22回福知山マラソン
第13回全日本盲人マラソン選手権
京都府福知山市T11 39歳以下1位2時間36分32秒二見隆亮/志田淳NR [1][79]
2013年12月8日第27回青島太平洋マラソン
第22回視覚障害者マラソン宮崎大会
宮崎市B21位2時間58分56秒総合139位 [80]
2014年12月21日第45回防府読売マラソン大会山口県防府市一般48位2時間35分39秒中田崇志/行場竹彦T11 NR [1][81]
2016年2月7日第65回別府大分毎日マラソン大会
兼2016年リオデジャネイロ・パラリンピック視覚障害者マラソン代表選手最終選考会
大分県大分市別府市視覚障害者2位2時間33分46秒行場竹彦/中田崇志T11 NR [1][82]
2016年12月4日第70回福岡国際マラソン選手権大会福岡市日本陸連登録129位2時間32分11秒行場竹彦/今木一充T11 NR [1][83]
2017年12月3日第71回福岡国際マラソン選手権大会福岡市日本陸連登録DNS[84]
2018年2月4日第67回別府大分毎日マラソン大会
兼第18回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会
大分県大分市・別府市視覚障害者3位2時間35分12秒今木一充/衣斐俊彦T11 AR [85][86][87][88]
AR エリア(アジア)記録 | GR 大会記録 | NR 日本記録

30km

年月大会開催地結果クラス記録ガイド備考
2014年11月30日大阪ロードレース大阪市4位一般1時間48分52秒今木[89][90]

ハーフマラソン

年月大会開催地部門結果記録ガイド備考
2006年11月5日第10回大阪・淀川市民マラソン大阪府1時間35分52秒[91][92]
2010年1月31日2010 大阪ハーフマラソン大阪市日本陸連登録55位1時間18分35秒[93]
2012年7月1日第55回札幌国際ハーフマラソン大会札幌市134位1時間14分29秒[94]
2015年1月25日2015 大阪ハーフマラソン大阪市日本陸連登録61位1時間14分43秒宮本[90][95]
2017年1月29日2017 大阪ハーフマラソン62位1時間11分37秒[22]
2018年1月28日2018 大阪ハーフマラソン296位1時間17分33秒[96]

10マイル

年月大会開催地部門結果記録ガイド備考
2014年4月20日第24回かすみがうらマラソン
兼第20回国際盲人マラソンかすみがうら大会
茨城県土浦市かすみがうら市1位56分16秒

10km

年月日大会開催地部門結果記録ガイド備考
2007年1月8日第30回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位40分47秒GR [97]
2008年1月14日第31回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン1位38分02秒GR [98]
2008年3月2日第25回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位37分25秒GR [99]
2009年1月12日第32回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位39分56秒[100]
2009年3月1日第26回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位36分08秒GR [101]
2010年1月11日第33回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位38分02秒=GR [102]
2010年3月7日第27回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位38分17秒小山陽平[103]
2011年1月10日第34回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位35分59秒GR [104]
2011年3月6日第28回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位35分40秒山本伸弘GR [105]
2012年1月9日第35回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位34分34秒GR [106]
2012年3月4日第29回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位34分49秒久保佑介[107]
2012年12月9日第30回 JBMA 神宮外苑ロードレース東京都39歳以下伴走要1位34分50秒志田淳[79]
2013年1月14日第36回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位34分28秒GR [108]
2013年3月3日第30回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位34分27秒GR [109]
2014年1月13日第37回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位34分24秒[110]
2014年3月2日第31回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位34分45秒[111]
2015年1月12日第38回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン大阪府枚方市視覚障害者1位34分23秒今木GR [90][112]
2015年2月8日第32回視覚障害者京都マラソン大会京都市全盲1位34分44秒片渕恵太[113]
2015年3月1日第37回千葉県民マラソン千葉県富津市33分33秒[6]
2017年3月5日第39回千葉県民マラソン千葉県富津市JBMA 所属2位33分08秒福光[21][114]
GR 大会記録

受賞

出演

イベント

テレビ番組

コマーシャル

その他

浅生鴨小説『伴走者』(講談社2018年)の単行本表紙カバーのデザインに和田とガイドランナーの中田崇志の伴走ロープでつながれた手の写真が使用された。また浅生自身が二人を撮影して制作したプロモーション映像が公開された。YouTube 配信 [147]

香川まさひと原作・若狭星作画の漫画『ましろ日』第3集(小学館、2018年)に、「中途失明後にマラソンに出会った点で、『ましろ日』の主人公・山崎と私は、全く同じ。この作品でブラインドマラソンランナーのことを知ってほしい。」との推薦コメントを寄せている。[148]

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 星野恭子「第3章『チーム』で目指す世界の舞台〜ブラインドランナー・和田伸也さんと伴走者たちとの二人三脚」『いっしょに走ろっ!〜夢につながる、はじめの一歩』大日本図書、2012年7月25日、pp. 95-145頁。ISBN 978-4-477-02634-3 
  • 卒業生の和田伸也さんがロンドン・パラリンピック陸上男子5000メートルで銅メダル、マラソンで5位入賞の快挙」(PDF)『Reed』No. 31、2012年11月号、関西大学広報室広報課、2012年11月29日、p. 15。 
  • 『和田伸也さんを応援する会通信』 創刊号 Summer 2013、和田伸也さんを応援する会事務局、2013年。 
  • 『和田伸也さんを応援する会通信』 第4号 Spring 2015、和田伸也さんを応援する会事務局、2015年。 
  • 『和田伸也さんを応援する会通信』 第5号 Autumn 2015、和田伸也さんを応援する会事務局、2015年。 
  • 今木一充「走り続けて得た大切な出逢い」『CYCAS』 第30号、関西大倉学園・関西大倉同窓会、2015年6月30日、pp. 5-6頁。 
  • パラ陸上競技・距離走伴走者 中田崇志さん」『パラアスリート紹介特集号』(PDF) No. 1、連合東京、2017年9月10日http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/event/para001.pdf 

関連項目

外部リンク