十勝清水駅

北海道上川郡清水町にある北海道旅客鉄道の駅

十勝清水駅(とかちしみずえき)は、北海道上川郡清水町本通1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。駅番号K24電報略号ミス事務管理コードは▲110412[4][5]

十勝清水駅
駅舎(2012年7月)
とかちしみず
Tokachi-Shimizu
K23 新得 (9.1 km)
(10.5 km) [* 1]御影 K26
地図
所在地北海道上川郡清水町本通1丁目
北緯43度0分49.67秒 東経142度52分47.24秒 / 北緯43.0137972度 東経142.8797889度 / 43.0137972; 142.8797889 東経142度52分47.24秒 / 北緯43.0137972度 東経142.8797889度 / 43.0137972; 142.8797889
駅番号K24
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線根室本線
キロ程9.1 km(新得起点)
電報略号ミス
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-
570人/日
-2018年-
開業年月日1907年明治40年)9月8日[1]
備考
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清水駅
しみず
Shimizu
(0.5 km) 下清水
所属事業者十勝鉄道
所属路線清水部線
キロ程0.0 km(清水起点)
開業年月日1926年大正15年)6月15日
廃止年月日1951年昭和26年)7月1日
備考路線廃止により廃駅。
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特急とかち」の全列車と、「おおぞら」の1往復(9・2号)が停車する。

歴史

 
1977年の十勝清水駅と周囲約1.2km×2.4km範囲。下が根室方面。駅舎とホーム間に何本かの留置線を持つ。元々駅表の釧路側(下の写真右下)に見える日本甜菜製糖清水製糖所の貨物用であったが、既にそちらの引込み線は撤去されており、新得側(上の写真中央)に新しく出来たホクレン清水製糖工場への貨物用に切り替わっていて、本線脇を並行して左上の倉庫裏まで、スイッチバック用の折り返し線が伸びている。その他、駅裏釧路側の木工場への引込み線も有している。
かつては日本甜菜製糖の専用線から派生した河西鉄道が、工場や当駅前へ敷かれており、工場北側の赤い屋根の社宅敷地前を通る国道が左下へ向かって線路を跨いでいるが、この道の社宅付近が軌道跡地で、下新得という駅や機関庫も置かれ、ここから工場へ分岐していた。当線の本線は右下側から社宅敷地の角を曲がって、この敷地前を通り、根室本線脇の木工場の敷地横を駅へ向かう細道へ曲がって、そのまま貨物ホーム前へ向かっていた。当時はこの木工場へも側線を有していた。
上段下段共に国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

町名より。東海道本線江尻駅が1934年昭和9年)12月1日清水駅に改称されるのに先立ち[12]、区別のため同年11月20日に旧国名「十勝」が冠された[7][13][6]

1987年(昭和62年)3月23日士幌線十勝三股駅廃止後、唯一の「十勝」を冠した駅となっている。

駅構造

島式ホーム1面2線をもつ地上駅。通常列車は駅舎側の本線である1番線を使用し、交換する場合のみ2番線を使用する。

駅舎は駅構内の東側にある。北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅[2]みどりの窓口が設置されている[3]

かつては駅舎の南側に貨物ホームがあったほか、駅の南側・根室本線の西側にあるJA十勝清水町の倉庫や本線の東側にある日本甜菜製糖清水工場、駅の北側にあるホクレン清水製糖工場への専用線がそれぞれ分岐していたが、1986年(昭和61年)11月1日までにすべて廃止された。

のりば

番線路線方向行先
1・2根室本線下り帯広池田方面
上り新得札幌方面

利用状況

1日の平均乗降人員は以下の通りである[14]

乗降人員推移
年度1日平均人数
2011666
2012642
2013648
2014630
2015658
2016632
2017602
2018570

常備駅

1985年時の常備貨車

  • タキ3600形(糖蜜専用)2両、日本甜菜製糖所有

「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
普通
新得駅 (K23) - 十勝清水駅 (K24) - (平野川信号場) - *羽帯駅 (K25) - 御影駅 (K26)
*打消線は廃駅

脚注

関連項目

外部リンク