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北ケープ州(きたケープしゅう、アフリカーンス語: Noord-Kaap provinsie、英語: Northern Cape Province)は、南アフリカ共和国の北西部にある州である。
概要
北ケープ州の面積は361,830 km2で国内最大なのに対して、人口は国内最少である。州都はキンバリー(Kimberley)に置かれている。南アフリカ共和国内において特にナミビアとの国境付近は乾燥が激しい地域であることで知られており[2]、ナミビアやボツワナとの国境付近にはカラハリ砂漠が広がっている。このような乾燥した晴天率の高い気候と、南緯30度付近という比較的低い緯度を活かして、州内には2010年代に入ってから太陽熱発電所が次々と建設された。例えば、2015年11月にはパラボリックトラフ型太陽熱発電所であるボクポートゥ太陽熱発電所が開業し[3]、2016年2月にはアフリカで最初のタワー型太陽熱発電所であるキ太陽熱発電所が開業した[4]。他に、カス太陽熱発電所なども開業したといった具合に、2010年代に州内には太陽熱発電所が次々と開業した。
歴史
北ケープ州は1994年に旧ケープ・オブ・グッド・ホープ州(Cape of Good Hope Province)から分割されて新設された。
隣接州
地理
北ケープ州の言語分布図 自治体
出典
外部リンク
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