処刑の島

処刑の島』(しょけいのしま)は、1966年7月2日に公開された篠田正浩監督の映画[1]、主演は新田昌[2]。原作は武田泰淳の『流人島にて』[3]。篠田正浩の松竹退社後の初監督作品である。

処刑の島
監督篠田正浩
脚本石原慎太郎
原作武田泰淳 小説『流人島にて』
製作日生プロ
音楽武満徹
撮影鈴木達夫
編集篠田正浩
配給大映
公開日本の旗1966年7月2日
上映時間72分
製作国日本の旗 日本
言語日本語
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あらすじ

憲兵の毛沼という男が西原家の3人を惨殺する事件が起きた、その事実を隠蔽するため、日本軍は西原家の遺児である三郎と、毛沼を小島と呼ばれている島へ閉じ込めた。三郎はその島の大嶽という男から酷い扱いを受けていたが、ある日その大嶽により海へ突き落された。偶然にも漁師に救出され、それから二十年の月日が流れ、三郎は再び小島へとやって来る。そこで三郎は亜矢という名の美しい娘と出会うのだが、その女が二十年前には少女だった大嶽の娘であると知る。

スタッフ

  • 監督 - 篠田正浩
  • 脚色 - 石原慎太郎
  • 原作 - 武田泰淳 小説『流人島にて』
  • 製作 - 石原慎太郎、米山彊
  • 企画 - 石原慎太郎
  • 撮影 - 鈴木達夫
  • 美術 - 戸田重昌
  • 音楽 - 武満徹
  • 録音 - 西崎英雄
  • 照明 - 海野義雄
  • 編集 - 篠田正浩

配役

[4]

併映作品

脚注

外部リンク