冬馬由美

日本の女性声優 (1966-)

冬馬 由美(とうま ゆみ、1966年12月20日[9] - )は、日本女性声優ナレーター[6]である。東京都足立区千住出身、千葉県育ち[3]。ALLURE&Y所属・代表[7]。かつては青二プロダクションに所属していた。

とうま ゆみ
冬馬 由美
プロフィール
本名吉田 由美(よしだ ゆみ)[1]
中川 由美(なかがわ ゆみ、旧姓)[2]
性別女性
出身地日本の旗 日本東京都足立区千住[3]千葉県[3]
生年月日 (1966-12-20) 1966年12月20日(57歳)
血液型A型[4][5]
職業声優ナレーター[6]
事務所青二プロダクション[1]
(1986年 - 2008年)
→ ALLURE&Y[7]
(2009年 - )
配偶者吉田竜也
公式サイト冬馬由美のオフィシャルウェブサイト
公称サイズ(時期不明)[8]
身長 / 体重159 cm / 47 kg
活動
活動期間1986年 -
デビュー作ギャル(『ドラゴンボール』)
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

来歴

東京都足立区千住で誕生してからすぐ両親と千葉県に移住[3]

声優を志望するようになったのは高校生の頃であり、当時はアニメブーム真っ盛りで、アニメは好きだったが、好きなキャラクターの記事が掲載した時に、アニメ雑誌を買う程度で、熱烈なファンではなかったという[10]。熱中していたのは漫画のほうで、漫研などには所属していなかったが、持っている単行本は300〜400冊で原稿も描いていたという[10]。好きな作家は中垣慶佐藤晴美志水圭あずみ椋[10]。描くほうはヒロイック・ファンタジー系が好きであり、設定だけは大量につくるものの、大長編は必ず最初の1〜2ページで挫折[10]。完成したものは長くても6ページということから、ほかの漫画少年少女とさほど変わりはなかったという[10]。締切りに追われて描くのって、つらいことなく、それだけはイヤで漫画家になろうとは全然思わなかったという[10]

高校時代に舞台でも映像でも「演じる者」になりたいと思っていたが、その時は何が向いているのか分からなかった冬馬は偶々家でラジオをつけて勉強をしていたころ青二プロダクションの養成所のコマーシャルが放送されており、興味を持ったという[11][12]。「声優だったら全部できるかな」と思い、高校2年生(1984年)の時、青二塾に日曜生として入塾[11]。その後、青二塾東京校1部6期生として訓練を積み、1986年青二プロダクションに所属する。『ドラゴンボール』第28話において、天下一武道会のガヤ(その他、大勢)役でデビュー[13]。また、同年放送開始の『聖闘士星矢』ではアキラ役などを担当、初めて名前のある役柄を担当した[5]

当初は『トランスフォーマー 超神マスターフォース』の剛秀太役など少年役が多く、冬馬はこのまま少年役の声優でいくのかと思い、「野沢雅子さんや田中真弓さんみたいに少年役を極められたら」とも思っていたが、1990年OVAロードス島戦記』のディードリット役を転機に[14]、少女役の経歴へと移り変わっていった。

近年では原作者作家としての活動も行っており、自身が出演している『ああっ女神さまっ』の小説を書き下ろすなど、活動の幅を広げている。

2004年1月15日に小説執筆等、声優業以外の活動のため、ALLURE&Yを設立。2008年12月青二プロダクションを退社。2009年1月にALLURE&Yに移籍。声優部門始動。2012年7月1日にナレーターのビジネスパートナーとして、ヤマダックスと連携。

人物

父が東京都江東区深川、母が東京都台東区浅草で、ともに三代以上続いた下町育ち[3]。一人っ子である[15]

ああっ女神さまっ 歌唱指導座談会CD』では、の鳴き声の演じ分けを披露していた。本人も「動物の役を演じるのは好き」とも語っている[11]

海外ドラマ洋画吹き替えも多く、韓国映画ではキム・ハヌルの吹き替えを担当[5]、海外ドラマでは長寿番組となった『チャームド〜魔女3姉妹〜』で主役の1人パイパーの吹き替えを永きに渡り担当している。

実用英語技能検定3級、国際連合公用語検定英語部門C級、色彩検定3級を取得している[5]。父の仕事の関係で小学3〜4年生と、アメリカ合衆国に2年ほど住んでいたため、ECC(英会話クラブ)に入っていた[3][12]。夫は東映プロデューサーの吉田竜也。嫌いな食べ物は生姜

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2024年

劇場アニメ

1987年
1990年
1991年
1992年
1993年
1995年
1996年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2005年
2010年
2012年
2015年

OVA

1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2010年
2011年
  • ああっ女神さまっ いつも二人で(ウルド
  • パチュリーが爆発する(十六夜咲夜)
2016年
  • 天地無用! 魎皇鬼 第四期(訪希深)
2017年
2020年
  • 天地無用! 魎皇鬼 第伍期(訪希深)
時期未定

Webアニメ

ゲーム

1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
  • アンジェリークSpecial2占い師メル
  • いまどきのバンパイア(リリカ)
  • 銀河お嬢様伝説ユナFX 哀しみのセイレーン(リーアベルト・フォン・ノイエシュタイン
  • 銀河お嬢様伝説ユナREMIX(リーアベルト・フォン・ノイエシュタイン、水野葉子)
  • 新スーパーロボット大戦アヤ・コバヤシ、カリンガ・ウォーゲル[73]
  • スタートリング・オデッセイII 魔竜戦争(ルディ・シュトラウス)
  • タクティクスオウガカチュア・パウエル
  • DEAD OR ALIVEレイファン
  • 闘神伝(1996年 - 1998年、ソフィア) - 4作品
  • パワードールFX(ヤオ・フェイルン)
  • ぷよぷよCD通ルルー
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

ドラマCD

吹き替え

担当女優

キム・ハヌル
サラ・ウィンター
チャーリー・ヤン

映画

ドラマ

アニメ

人形劇

ラジオ

※はインターネット配信

オーディオドラマ

時期不明
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 超純情!サキュバス三姉妹!! 長女.夜見愛海の場合(2021年、夜見愛海〈長女〉[100][101]

デジタルコミック

人形劇

CM

テレビドラマ

テレビ番組

その他コンテンツ

ディスコグラフィ

シングル

発売日タイトル規格品番
1st1995年5月25日この夜のときめきを…TKDA-70636
2nd1996年1月25日Kissin’ the skyTKDA-70825

アルバム

発売日タイトル規格品番
1st1994年5月25日風のようにTKCA-70308
2nd1994年9月1日EQUUSVPCG-84231
3rd1996年4月5日まほろばTKCA-70855

[102]

書籍

その他

  • 風色の組曲〜第二楽章〜 - 原作者として

脚注

注釈

シリーズ一覧

出典

外部リンク